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兵庫優駿

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兵庫優駿
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兵庫優駿(ひょうごゆうしゅん、旧名: 兵庫ダービー)は、兵庫県競馬組合が施行する地方競馬重賞競走平地競走)である。

概要 兵庫優駿, 開催国 ...

概要

要約
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第7回優勝馬・チャンストウライ

1999年兵庫県競馬組合サラブレッドを導入し、2000年に3歳を迎えたサラブレッドのために創設された。当初の競走名は園田ダービー(そのだダービー)で、2006年から兵庫ダービーとなり、2024年に現名称となっている。

兵庫県競馬における3歳クラシック三冠)の1競走で、園田競馬場ダート1870mで開催されるが、2000年の第1回は三冠競走の第三戦、2001年から2005年は第1戦、ダービーWeekに組み込まれた2006年は第2戦、2007年以降は第3戦と施行時期が目まぐるしく変化している。2001年から2005年まではこの競走の上位2頭に兵庫チャンピオンシップへの優先出走権が付与されていた。

トライアル競走2005年まではデイリースポーツ社賞で、優勝馬の成績は兵庫ダービーで4勝2着1回[2]と関連性が高かった。2006年は兵庫ダービートライアル(1700m)で、同競走の上位2頭がこの競走の優先出走権を付与されていた。2007年以降は、菊水賞の優勝馬に優先出走権が付与される。

2006年(第7回)は当初姫路競馬場の6月開催だったが、馬場改修に伴い使用できず施行場が園田に変更された。これは地方競馬のイベントの1つであるダービーシリーズ(旧・ダービーWeek、2023年をもって終了)にこの競走が組み込まれたためであり、ジャパンダートダービーの指定競走となり、この競走の優勝馬は同競走の出走馬の選考においてその成績が重視された。これに伴い、ファンファーレもダービーWeek専用のものに変更されている。

2008年より社台スタリオンステーション・社団法人JBC協会協賛競走となり、優勝馬主には種付権が副賞として贈られる。対象種牡馬は2008年はスペシャルウィーク、2009年から2012年まではメイショウサムソン、2013年から2015年はディープブリランテ、2016年・2017年はゼンノロブロイ、2018年はエイシンフラッシュ 、2019年から2023年はリアルスティール、2024年はサリオスとなっている。

2009年は姫路競馬場のダート1800m[3]、2010年は姫路競馬場のダート2000mで開催された。2011年は従来どおり園田競馬場のダート1870mに戻っている。

2024年よりダービーシリーズの廃止に伴いレース名称を兵庫優駿に改称し、併せて開催時期を6月から7月に移動することになった[4]

負担重量は2012年から56kg(牝馬2kg減)であったが、2025年に57kg(牝馬2kg減)となっている。

条件・賞金(2025年)

条件
サラブレッド系3歳、兵庫所属
  • 菊水賞で3着以上、兵庫優駿トライアル競走(2025年はアヤノミドリメモリアル〈園田ダ1870m〉)の1着馬に優先出走権がある[1]
負担重量
定量(57kg、牝55kg)
賞金等
1着2000万円、2着800万円、3着500万円、4着300万円、5着200万円[5]
副賞
スタリオンシリーズに指定されており、ジャスティンミラノの配合権利が優勝馬馬主への副賞となっている。

トライアルレース

優勝馬に本競走の優先出走権が与えられるトライアルレースが行われている。2024年以後のトライアルレースは以下の通り。

  • 2024年 - オオエライジンメモリアル
  • 2025年 - アヤノミドリメモリアル
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過去の賞金額

兵庫競馬の売上げ不振により、本競走は第3回競走以後総額本賞金の減額を3度行なったが、2007年に一度大幅な増額を行なった。しかし、翌年に2着以下の賞金割合を減らしたためにまた減額となり、その後も数年ごとに減額されたが、2015年からは7年連続で前年比増額となり、現在では第1回を上回る水準に達している。

2020年から重賞Iでは2番目の賞金額となる1着賞金2000万円に達し、翌2021年には2着以下の賞金も増額された。

さらに見る 開催回, 総額賞金 ...
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歴代優勝馬

さらに見る 回数, 施行日 ...

各回競走結果の出典

馬主の出典

脚注

関連項目

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