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原宿ぽむ
日本のプロレスラー ウィキペディアから
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原宿 ぽむ(はらじゅく ぽむ、3月27日[1] - )は、日本のプロレスラー。東京女子プロレス所属。原宿生まれ原宿育ち[1]。血液型O型[1]。本人曰く「永遠の3歳児[1]」。
経歴
要約
視点
デビューするまで
子どもの頃からものづくりやエンタメが大好きで、他人と同じことをしたくない、表側よりは裏側に興味があるなど、あまのじゃくのような性質を持つ人物に育つ[3]。大学は「ガンダムシリーズに登場する艦艇『ホワイトベース』の点検や掃除がしたい」などといった動機で工学部機械工学科がある所に進むが、黒髪にしたくない等の理由で就職活動をせずに卒業[3]。それまで行ったことが無いことに挑戦したくて、遊園地のスタッフ等さまざまな職に就いていた[3]。
ぽむのプロレスとの出会いは2017年2月、当時家族が移住していたタイに遊びに行った際、バンコクのセントラルワールドで開催されていた「JAPAN EXPO THAILAND 2017」に訪れていたときである[注釈 2]。目当てはピコ太郎だったが、彼が出演するメインステージの近くのテントの下でみちのくプロレスが興行を行っており[5]、聞こえてくる妙に煩い声が気になって覗いているうちにプロレスに興味が湧き、日本に帰国した後に友人とDDTを観戦し始めるとすぐに夢中になった[3]。
2017年6月頃からはDDTプロレス教室に通い出すが、この時点ではプロレスラーになる意志は全く無かった。しかし、2018年に入って当教室が終了することとなった[注釈 3]際、受講者がプロレス入りを勧誘されている中、ぽむだけは関係者から声がかからなかった。誘っても確実に断るであろうと考えていたためだが、ぽむは問いただして理由を聞いたところ反発。この瞬間にプロレスラーになる意志をほぼ固め、4月1日に東京女子プロレスに入門。練習生キョウ(仮)としてデビューに向けてトレーニングを積み重ねていった[3]。
2018年11月21日、練習生キョウ(仮)のリングネームが「原宿ぽむ」と発表され[7]、3日後の11月24日の成増アクトホール大会で坂崎ユカとのシングルマッチでデビュー[8]。1週間後の12月1日、新宿FACEでの旗揚げ5周年記念大会の中で行われた猫はるな戦で自力初勝利をあげた[9]。
デビュー後
2020年10月3日、成増アクトホール大会で行われたプリンセスタッグ王座次期挑戦者決定戦に、負傷で欠場した上福ゆきの代打で出場。桐生真弥と組んで爆れつシスターズ(天満のどか&愛野ユキ)と戦うも敗北し挑戦権は獲得ならず[10]。
タイトルマッチの初登場はデビューから4年が経過した頃で、2022年11月27日の後楽園ホール大会で行われたプリンセスタッグ王座戦だった。この日、王者組の令和のAA砲(赤井沙希&荒井優希)に挑戦するのはらく&愛野ユキと発表されていたが、らくがPCR検査陽性で試合出場ができなくなり、代打としてぽむが抜擢された[11]。試合ではパートナーの愛野ユキとともに奮戦するが、自身が荒井にFinallyを決められて3カウントを許し、王座獲得はならなかった[12]。
一方、シングル王座の初挑戦は2024年9月28日、タイ・バンコクのサーカス・スタジオで開催されたSETUP Thailand Pro Wrestlingの大会でのことで、同団体認定のオールアジア女子王座にらくとともに挑戦者としてマッチャに挑んだ[13]。このときは王座獲得に失敗するが、2ヶ月後の11月30日に同じ会場に単身乗り込んで再戦に臨んで勝利。タイトル初戴冠を成し遂げた[14][15][16]。12月29日の後楽園ホール大会では王座奪還を狙って来日してきたマッチャの挑戦を退ける[17]が、2025年3月16日の「GRAND PRINCESS '25」でらくに敗れて王座陥落[18]。
マックス・ジ・インペイラーとの邂逅
2022年8月13日の後楽園ホール大会で、初来日したマックス・ジ・インペイラーの東京女子参戦第1戦の対戦相手をつとめた。インペイラーへの攻撃がまったく通用せず、ショートレンジ・ラリアットで敗れる[19]が、試合自体は評判となり、以降もインペイラーが参戦する度にぽむと対戦するカードが組まれるようになった[20]。ぽむとインペイラーはリング上で交わるうちに次第に心が通うようになり、2023年4月15日の後楽園ホール大会ではじめてタッグを組んで以降、組む機会の方が多くなっている[20]。両者は2023年4月22日と12月1日の2度プリンセスタッグ王座に挑戦している[21][22]ほか、2025年の"ふたりはプリンセス"Max Heartトーナメントでは決勝まで勝ち進んでいる[23]。
プロレスの試合以外での活動
2022年3月6日、板橋グリーンホール大会にて難波小百合リングアナの欠場により代理リングアナ「難波ぽむ」として前説から全試合の選手コール、ルール説明、後説までやり遂げた[24]。2025年6月14日の難波小百合プロデュース興行で再登場、関根“シュレック”秀樹と平田一喜が対戦し、難波がラウンドガールをつとめるスペシャルマッチの選手コールと進行をつとめた[25]。
趣味の一つが写真で、東京女子プロレスでは2021年からぽむ撮影による参戦選手のポートレート「ぽむとれ~と」を年に1〜2回程度制作して販売を行っている[26]。
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得意技
わかりやすく痛みの伝わる技と相手をおちょくるような動きが身上。
- ぽむ・ど・じゃすてぃす
- 四つん這いの相手を踏み台にしてジャンプし、延髄に落とすギロチン・ドロップ。
命名はギロチンのフランス語における正式名称「ボワ・ド・ジュスティス(Bois de Justice/正義の柱)」から。主なフィニッシャー。 - ラフォーレ原宿
- 人工衛星ヘッドシザース。
- スネ蹴り(インローキック)
- ロープワークや串刺し攻撃から急停止して向う脛を蹴り飛ばす。走り込みから止まらず蹴るタイプや、カウンター式キチンシンクの要領ですれ違いざまに蹴り転ばせるタイプも使用。
- 各種スネ狙い攻撃
- スネへのギロチン・ドロップや平行飛びの低空ドロップキック、レッグロックなどを使用。
- でんでん太鼓
- 長座した相手の後ろに立ち、相手の両腕を自身の脚でクラッチしつつ相手の胸を太鼓のように上から叩く。
- 当初キディランドと命名したが、浸透しなかったため通称だった「でんでん太鼓」に正式決定[27]。
- Pアタック
- 全身で「P」の字を作った状態で相手に向かっていく体当たり。
- ミサイルキック
- 反転式アームホイップ
- 膝カックン
- でんでん太鼓などへの繋ぎとして使用。
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タイトル歴
- SETUP Thailand Pro Wrestling
- SETUP認定オールアジア女子王座(第2代)
入場曲
- TAKENOKO
- 作曲:マサキ[28]
脚注
外部リンク
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