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古野電気
兵庫県西宮市に本社を置く電機メーカー ウィキペディアから
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古野電気株式会社(ふるのでんき)は、兵庫県西宮市に本社を置く船舶をはじめとした電機メーカー。総合舶用電子機器(マリンエレクトロニクス)メーカーとして世界シェアの15 %を占める世界最大手企業である[1]。
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沿革
- 1938年(昭和13年) - 長崎県南高来郡口之津町(現・南島原市)で古野電気商会を創業。漁船などの電気工事やラジオの修理などを手がける。
- 1948年(昭和23年) - 世界で初めて魚群探知機の実用化に成功[2][3][4]。長崎市に合資会社古野電気工業所を設立し、魚群探知機の製造販売を開始。
- 1952年(昭和27年) - 漁業用無線機を開発。
- 1955年(昭和30年) - 古野電気株式会社を設立。
- 1961年(昭和36年) - ネットゾンデを開発(世界初)。
- 1964年(昭和39年) - 本社を長崎市から兵庫県西宮市に移転。
- 1965年(昭和40年) - ネットレコーダーを開発(世界初)。
- 1972年(昭和47年) - NMEA(全米舶用電子機器協会)最優秀メーカー賞を受賞。日本初のドップラソナーを開発。
- 1977年(昭和52年) - 日本初の1本ペン式小型ファクシミリを開発。
- 1982年(昭和57年) - 大証2部に株式上場。
- 1984年(昭和59年) - 大証1部に指定替え。
- 1986年(昭和61年) - 世界初の海鳥探知機を開発。
- 1987年(昭和62年) - 世界初のビデオロランを開発。
- 2013年(平成25年) - 大証と東証との現物株市場統合に伴い、東証1部に指定替え。
- 2017年(平成29年) - 三菱重工グループの三菱重工メカトロシステムズ(現・三菱重工機械システム)より国内ETC車載器の製造・販売事業を譲受。
- 2020年(令和2年)- B.LEAGUE所属のプロバスケットボールチーム・西宮ストークスとオフィシャルメインパートナー契約を締結。
- 2021年(令和3年)- 毎年12月3日を「魚群探知機の日」と制定。日付は同社の前身となる合資会社古野電気工業所が設立され、魚群探知機の製造・販売を開始した1948年12月3日から[5]。
- 2023年(令和5年)- 西宮ストークスとのプリンシパルパートナー契約を終了。
- 2024年(令和6年)- 古野電気が世界で初めて商用化した魚群探知機が、国際学会IEEEから「IEEE Milestone」に認定
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主な製品
- 魚群探知機
- 同社が港町の一電気店から、船舶機器のトップメーカーに成長した要因として世界初の魚群探知機の開発が挙げられる。創業者である古野清孝、清賢兄弟による魚群探知機の開発物語はNHK『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』「兄弟10人 海の革命劇」(2001年7月3日放送)で取り上げられた。
所在地

国内関係会社
- フルノ関西販売株式会社
- フルノ九州販売株式会社
- 協立電波サービス株式会社
- 株式会社フルノシステムズ
- フルノライフベスト株式会社
- フルノソフテック株式会社
- ラボテック・インターナショナル株式会社
脚注
外部リンク
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