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国道182号

日本の岡山県から広島県に至る一般国道 ウィキペディアから

国道182号
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国道182号(こくどう182ごう)は、岡山県新見市から広島県福山市に至る一般国道である。

概要 一般国道, 総延長 ...
概要 全ての座標を示した地図 - OSM ...
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国道182号 起点付近
岡山県新見市 上市(国道180号交点)
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国道182号 終点
広島県福山市 明神町交差点付近
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概要

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岡山県新見市哲西町畑木
(2020年6月撮影)

起点の岡山県新見市から南に進路を取り、広島県の東端に位置している庄原市神石郡神石高原町を経て、終点である福山市に至る路線である。終点の福山市の一部に4車線区間が存在するが、その他の区間は片側1車線で整備されている。

路線データ

一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および経過地は次のとおり。

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歴史

現行の道路法昭和27年法律第180号)に基づく国道として初回指定された1953年(昭和28年)では、広島松江線(広島市 - 松江市)として指定されていた[4]1963年(昭和38年)に一級国道54号への昇格に伴って欠番となり、同日新たに指定された新見福山線に採番された[5][6]

新見福山線として指定された区間の前身は、主要地方道に指定されていた県道であり、広島県道・岡山県道庄原新見線(広島県道23号庄原東城線の前身)の一部[7]、広島県道福山東城線の全線[7]、広島県道福山井原線(国道313号の前身)の一部[7]をもって成立した。

なお、福山市加茂町下加茂から終点にかけては新道として整備され、経路が新道に一本化されるまでの間は、福山市道 - 広島県道391号加茂福山線 - 国道313号を通り、国道2号府中分かれ交差点に至る経路が存在していた[8]

年表

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路線状況

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広島県福山市加茂町
(2020年6月撮影)

通称

  • 全線
    • イチハチニ、イッパチニ(俗称)
  • 区間
    • やまなみ街道(神石高原町)
    • 油木バイパス(神石高原町)
    • 坂瀬川バイパス(神石高原町)
      • かつてバイパス道路として整備された区間。1976年(昭和51年)9月に開通[9]
    • 鋼管道路(福山市加茂町 - 福山市明神町)
      • 福山市内の4車線区間(都市計画道路 神辺水呑線等)。日本鋼管福山製鉄所(現・JFEスチール西日本製鉄所)の操業に伴い、周辺道路の整備が進んだことから、かつて呼称されていた。

重複区間

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国道314号(重複区間)との分岐
広島県庄原市東城町
  • 国道314号(広島県庄原市東城町・友末交差点 - 福山市明神町・明神町交差点(終点))

道路施設

道の駅

並行する旧街道

新見市の新見往来(松山往来)から福山市の石州街道(石見銀山街道)にかけて、本国道とほぼ似た形の経路で、伊能忠敬の『日本図(中図)』に街道の存在が記されている[10]。また、福山市蔵王町の宮の前廃寺跡付近の本国道が通る場所は、古代備後国の中心とされる府中市周辺と、古代備後国の海上交通の基地とされる深津(福山市蔵王町周辺一帯)を結ぶ重要な道が通っていたとされる[11]

  • 東城往来 東城街道 (新見市 - 福山市加茂町
  • 府中往還 古道 (福山市神辺町 - 福山港
    • 広島県道神辺引野線[8](廃止)の一部となり、その県道の福山市千田町 - 福山市南蔵王町にかけての区間が部分的に本国道に吸収され、途切れ途切れにはなっているものの、かつての道が並行。

交通量

24時間交通量(台)道路交通センサス

さらに見る 観測地点, 平成22年度(2010年度) ...

(出典 : 「平成22年度道路交通センサス」(国土交通省ホームページ)より一部データを抜粋して作成)

地理

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広島県神石郡神石高原町
(2020年6月撮影)

通過する自治体

交差する道路

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国道313号との交差
広島県福山市千田町
さらに見る 交差する道路, 都道府県名 ...
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脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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