大分岡病院

社会医療法人 敬和会 大分岡病院（しゃかいいりょうほうじん けいわかい おおいたおかびょういん）は、大分県大分市西鶴崎にある病院。地域医療支援病院　臨床研修指定病院、第二次救急指定病院。

大分岡病院
大分岡病院 大分岡病院 空撮
情報
正式名称	社会医療法人 敬和会 大分岡病院
英語名称	Oita Oka Hospital
標榜診療科	内科・循環器内科・消化器内科・外科・心臓血管外科・脳神経外科・整形外科・形成外科・歯科口腔外科・矯正歯科・救急科・麻酔科・放射線科・リハビリテーション科
許可病床数	203床
機能評価	一般病院2 3rdG:Ver.3.0[1]
開設者	社会医療法人敬和会
管理者	亀井　誠治（院長）
開設年月日	1954年（昭和29年）5月22日
所在地	〒870-0192 大分県大分市西鶴崎3丁目7番11号
位置	北緯33度14分24.3秒 東経131度41分9.6秒
二次医療圏	中部
PJ 医療機関

概要

大分市東部の中心地であるJR九州 日豊本線 鶴崎駅前に位置する、大分市東部地区の中核的な医療機関である^[2]。

年間約3,000台の救急搬送を受け入れ、約300の医療機関と連携しながら地域の急性期医療を担っている^[3]。

診療科は、内科・循環器内科・消化器内科・外科・心臓血管外科・脳神経外科・整形外科・形成外科・歯科口腔外科・矯正歯科・救急科・麻酔科・放射線科・リハビリテーション科と幅広く、総合病院として多様な疾患に対応している^[4]。

循環器内科と心臓血管外科による『心血管センター』、

消化器疾患を一貫治療する『消化器病センター』、

足の傷に対応した『創傷ケアセンター』、

〝かお〟を総合的に治療する『口腔顎顔面センター』、

最新放射線治療装置を備えた『大分サイバーナイフがん治療センター』、

そして『救急総合診療センター』など専門センターを設置し、チーム医療による質の高い診療体制を整えている^[5]。

循環器では完全内視鏡下心臓手術やカテーテル治療に加え、冠動脈疾患・末梢動脈疾患・不整脈・心不全の治療を実施^[6]。

整形外科では人工膝関節置換手術支援ロボットを導入。圧迫骨折に対する経皮的椎体形成術や脊柱管狭窄症などの腰痛にも対応^[7]。

消化器外科では胆のう炎・胆管炎などの急性疾患を迅速に治療。

口腔外科・形成外科では顎変形症や口唇口蓋裂など専門性が求められる疾患に対応。

糖尿病や脳腫瘍など多岐にわたる疾患も専門医が診療している^[8]。

沿革

• 1954年（昭和29年）5月22日 - 岡医院（8床）として開設。
• 1963年（昭和38年）7月11日 - 大分岡病院（40床）に改組。
• 1964年（昭和39年）6月2日 - 救急病院告示承認。
• 1982年（昭和57年）1月12日 - 病院内温泉掘削工事。
• 1989年（平成元年）1月23日 - 医療法人敬和会設立。医療法人 敬和会 大分岡病院となる。
• 2000年（平成12年）4月1日 - 二次救急病院の指定を受ける。
• 2006年（平成18年）10月5日 - 地域医療支援病院の名称使用許可を受ける。
• 2009年（平成21年）3月30日 - 大分DMAT指定病院。
• 2009年（平成21年）4月1日 - 敬和会が社会医療法人の認定を受け、社会医療法人 敬和会 大分岡病院となる。
• 2014年（平成26年）4月1日 - 「消化器センター」開設。
• 2019年（平成31年）1月1日 - 「口腔顎顔面センター」へ名称変更。
• 2022年（令和4年）12月 - 整形外科　人工膝関節手術支援ロボットROSA®Knee（ロザ・ニー）システム（米国Zimmerbiomet社製）導入。
• 2023年（令和5年）9月1日 - 紹介受診重点医療機関認定。
• 2025年（令和7年）4月1日 - 「敬和会在宅支援センター」設立。

交通

• 鉄道 - JR九州 日豊本線 鶴崎駅から徒歩約5分。
• バス - 大分バス鶴崎駅前停留所・鶴崎寺司停留所下車、徒歩約5分