トップQs
タイムライン
チャット
視点

大沼国定公園

北海道渡島地方にある国定公園 ウィキペディアから

大沼国定公園map
Remove ads

大沼国定公園(おおぬまこくていこうえん)は、北海道にある国定公園

概要 大沼国定公園 Onuma Quasi-national Park, 指定区域 ...

概要

渡島半島南部に位置し、函館市の北約16kmの距離にある。活火山北海道駒ヶ岳とその火山活動によってできた大沼、小沼、蓴菜(じゅんさい)沼の湖沼からなる。大沼には大小126の小島が浮かび[4]、春から秋にかけてサイクリングランニングボート遊覧船など、冬はスノーモービルワカサギ釣りなどのアウトドアスポーツを楽しむことができる。

歴史

江戸時代から小沼と蓴菜沼辺りは箱館から小樽方面へ抜ける交通の要衝であった[5]1872年明治5年)に札幌本道が開通すると宮崎重兵衛が旅館を開業し、観光目的で訪れる人が多くなり、函館港から入国した外国人も訪れるようになった[5]1881年(明治14年)には明治天皇が北海道行幸の途中に休憩で訪れるなど道南の景勝地として知られていった。当時の賑わいは小沼と蓴菜沼であったが、1903年(明治36年)の北海道鉄道大沼駅開業後は大沼公園広場地区が観光地として発展した[6]1905年(明治38年)に北海道庁は大沼周辺を「道立公園」に設定。1914年大正3年)には本多静六が大規模な公園整備計画を策定。1915年(大正4年)に大沼が「日本新三景」に選定された。1921年(大正10年)、道の申請により政府は公園の使用許可を下し、正式に道立大沼公園が開設した[7]

1954年(昭和29年)8月8日には、第9回国民体育大会(北海道大会)出席のために来道した昭和天皇香淳皇后が大沼公園の広場に行幸啓[8]。広場に七飯村奉迎場が設けられたほか、打ち上げ花火や灯籠流しで迎えた。御泊所は山水旅館であった[9]

1957年(昭和32年)に「自然公園法」が施行すると、1958年(昭和33年)「国定公園」に指定された。

大沼周辺は2010年平成22年)に「日本紅葉の名所100選」に選定され、2012年(平成24年)に「ラムサール条約」登録湿地となった[10]

Remove ads

景勝地

北海道駒ヶ岳
大沼
小沼
蓴菜沼

集団施設地区・パークサービス

さらに見る 地区名, 面積 ...
さらに見る 施設名, 設置者 ...

脚注

参考資料

関連項目

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads