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大阪管区気象台

日本の大阪府大阪市にある管区気象台 ウィキペディアから

大阪管区気象台map
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大阪管区気象台(おおさかかんくきしょうだい)は、大阪府大阪市中央区大手前4丁目1-76の大阪合同庁舎第4号館内(15 - 17階)にある管区気象台

概要 大阪管区気象台 ...

概要

大阪管区(近畿2府4県および山口県を除く中国・四国地方)を管轄し、気象情報の発表や各観測を行っている。また、東京都港区虎ノ門にある気象庁が何らかの理由により緊急地震速報を発表できなくなった場合、大阪管区気象台が発表する。

1968年8月に上町台地の北部へ移転。所在地の標高23mは大阪市域において例外的に高い場所となる。なお、1993年2月の現在地への移転は西隣の建物への移転に過ぎず、露場の場所は大阪合同庁舎第2号館の東のまま変わっていない[1]

沿革

参考:大阪管区気象台公式サイト[2][3][4]

  • 1882年(明治15年)7月1日 - 北区堂島浜通3丁目(現・大阪市福島区福島1丁目)、梅田橋南詰に大阪府が大阪測候所を設置[注釈 1]
  • 1884年(明治17年)8月31日 - 西区江之子島上之町(現・大阪市西区江之子島2丁目)、大阪府警察本署内に移転[注釈 2]
  • 1888年(明治21年)4月1日 - 府立大阪一等測候所と改称。
  • 1890年(明治23年)10月1日 - 大阪市北区堂島浜通2丁目(現・堂島3丁目)に移転[注釈 3]
  • 1910年(明治43年)9月1日 - 大阪市西区一条通2丁目(現・港区築港4丁目)に移転[注釈 4]
  • 1919年(大正8年)5月15日 - 府立大阪測候所と改称。
  • 1930年(昭和5年)8月25日 - 大阪市港区鶴浜通2丁目(現・大正区鶴町3丁目)に文部省中央気象台大阪支台を設置。
  • 1933年(昭和8年)7月1日 - 府立大阪測候所が大阪市東成区勝山通9丁目(現・生野区勝山南3丁目)に移転[注釈 5]
  • 1934年(昭和9年)9月21日 - 室戸台風襲来。中央気象台大阪支台の庁舎が流失。府立大阪測候所の無線鉄塔3基が倒壊。
  • 1936年(昭和11年)2月4日 - 中央気象台大阪支台が府立大阪測候所敷地内に移転。
  • 1938年(昭和13年)7月14日 - 中央気象台大阪支台に業務を引き継ぎ、府立大阪測候所を廃止。
  • 1939年(昭和14年)11月1日 - 中央気象台大阪支台が大阪管区気象台と改称。
  • 1954年(昭和29年)9月15日 - 大阪管区気象台敷地内に日本初の現業用気象レーダーを設置。
  • 1968年(昭和43年)
    • 3月31日 - 八尾市服部川の高安山に気象レーダーを設置。
    • 7月1日 - 高安山気象レーダー運用開始。大阪管区気象台敷地内の気象レーダーを廃止。
    • 8月1日 - 大阪市東区法円坂町(現・中央区大手前4丁目)、大阪合同庁舎第2号館に移転。
  • 1993年(平成5年)2月1日 - 大阪市中央区大手前4丁目、大阪合同庁舎第4号館に移転。
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組織

管内の気象台・測候所 (気象官署)

さらに見る 所在地, 備考 ...
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管内地方気象台

近畿地方予報区

中国地方予報区

四国地方予報区

注釈

  1. 大阪測候所の江之子島移転後の刊行物ではあるが、『大阪実測図』(内務省地理局図籍課、1886年)に堂島浜通3丁目の梅田橋南西から田蓑橋北西にかけて「測候所」の記載あり。
  2. 当時は同じ街区に大阪府庁舎(2代目)も所在した。
  3. 跡地は現在のNTTテレパーク堂島の一部。
  4. 跡地は現在の18(アンウィット) Produced by Casa d' Angela(結婚式場)。
  5. 跡地は現在の御勝山南公園(御勝山古墳前方部)。大阪管区気象台跡の石碑が建てられている。

脚注

外部リンク

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