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太田蒼生

日本の長距離走選手 (2002-) ウィキペディアから

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太田 蒼生(おおた あおい、2002年8月26日 - )は、福岡県糟屋郡篠栗町出身の陸上競技選手。専門は中距離走長距離走大牟田高等学校[1]青山学院大学コミュニティ人間科学部・コミュニティ人間科学科卒業[2]。現在はGMOインターネットグループに所属している。

概要 太田 蒼生オオタ アオイ, 選手情報 ...
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経歴

高校時代まで

  • 篠栗町立篠栗北中学校から陸上競技部に入部。中学3年生時の2017年7月8日の第63回全日本中学校通信陸上競技大会福岡県大会及び12月16日の平成29年度 第2回福岡県長距離記録会では、共に男子3000mで準優勝。
  • 高校は全国高等学校駅伝競走大会の強豪校・大牟田高等学校(福岡県大牟田市)に進学し、引続き陸上部へ所属。3年間共に出場し、高校1年生時(2018年)は6区・区間10位(チーム総合31位)、高校2年生時(2019年)は4区・区間6位(チーム総合18位)、高校3年生時(2020年)は1区・10位(チーム総合8位入賞)[3]

大学時代

  • 2022年1月開催の第98回箱根駅伝では、1年生ながら往路・3区を担当。2区・近藤幸太郎から2位で襷を受ける。太田は1分02秒差で首位を走っていた駒澤大学安原太陽を、東京国際大学丹所健と共に茅ヶ崎付近で捉え逆転。そして18km過ぎに丹所も突き放して首位に立ち、4区・飯田貴之へ襷を繋いだ[4]。これ以降、青山学院大学は完全な独走状態となり、10時間43分42秒の大会新記録で2年ぶり6回目の総合優勝を果たした[5][6]
  • 当大学2年時、同年10月10日の第34回出雲駅伝及び同年11月6日の第54回全日本大学駅伝は前年同様出場せず。
  • 同年11月、宮古サーモン・ハーフマラソンで優勝し2連覇を達成。
  • 2023年1月開催の第99回箱根駅伝では往路・4区を担当。3区・横田俊吾から3位で襷を受けると14.3kmで先頭集団の駒澤大学・鈴木芽吹中央大学吉居駿恭に追いつき三つ巴となる。酒匂橋で吉居が遅れ鈴木との一騎打ちになると、小田原中継所目前まで抜きつ抜かれつのデットヒートが続く。最後はわずかながら鈴木に先着されたものの、1秒差の2位で襷を繋いだ[7][8]。しかし青山学院大学は5区と6区で駒澤大学に7分以上引き離され、総合3位(往路3位・復路9位)に終わり連覇を逃す[9][10][11]。また、第90回箱根駅伝以来往路・復路・総合でいずれも首位を逃し、9年ぶりの無冠となった。
  • 当大学3年時、同年10月9日の第35回出雲駅伝は出場せず。
  • 同年11月5日の第55回全日本大学駅伝では7区を担当し、初出場を果たす。2分21秒差の2位で襷を受けたが、先頭の駒澤大学・鈴木芽吹に突き放され、後続にも差を詰められる[12]。その後8区で中央大学と國學院大學に追いつかれたものの、最後は振り切り2位を死守。しかし、駒澤大学には3分34秒の大差をつけられた[13][14]
  • 2024年1月開催の第100回箱根駅伝では往路・3区を担当。2区・黒田朝日から2位で襷を受けると駒澤大学・佐藤圭汰を追い抜きトップへ浮上し、日本人初となる59分台の快走で区間賞を獲得。青山学院大学の2年ぶり7回目となる総合優勝(完全優勝、往路新記録、総合新記録)に大きく貢献した。
  • 当大学4年時、同年10月14日の第36回出雲駅伝では最終6区を担当し、初出場を果たす。3位で襷を受け先頭を追ったが、順位を上げることは出来ずそのままフィニッシュした[15]
  • 同年11月3日の第56回全日本大学駅伝では2年連続で7区に出走し、2位と4秒差のトップで襷を受ける。一時は國學院大學・平林清澄に追いつかれるが、最後にラストスパートをかけ4秒差のままトップで襷を渡した。しかし、8区で國學院大學との優勝争いに敗れ2位に後退すると、残り1kmでは駒澤大学にも逆転を許す。最終的に45秒差の3位にとどまり、6年ぶりの優勝を逃した[16][17]
  • 2025年1月開催の第101回箱根駅伝では往路・4区を担当。3区・鶴川正也から3位で襷を受け、1時間00分24秒で2年連続の区間賞を獲得。OBの吉田祐也が持っていた日本人最高記録(1時間00分30秒)を6秒上回る快走で1位・中央大学との差を大きく詰めた。青山学院大学は5区で中央大学を逆転し往路優勝を果たすと、翌日の復路でも首位を守り復路新記録、総合新記録で2連覇を飾った(ただし復路優勝は駒澤大学に譲り、完全優勝とはならなかった)。
  • 2025年3月開催の東京マラソン2025へ、自身初めてのフルマラソンを出走。25Km手前まで積極果敢に先頭集団へついて行き、日本記録を上回るハイペースで突っ走った。だが25Km以降は大幅にスローダウンし、結局は低体温症により36Km地点で途中棄権・記録なしに終わった[18]
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戦績

大学駅伝戦績

さらに見る 学年(年度), 出雲駅伝 ...

自己記録

  • 1500m - 3分59秒20(2020年11月3日、2020大牟田秋季記録会)
  • 5000m - 13分53秒10(2023年9月24日、第10回絆記録挑戦会)
  • 10000m - 28分20秒63(2023年11月22日、GMOインターネットグループpresents MARCH対抗戦2023 第4組)[19]
  • ハーフマラソン - 1時間02分30秒(2024年4月21日、上海ハーフマラソン)
  • マラソン - 2時間08分31秒(2025年7月6日、ゴールドコーストマラソン)

脚注

外部リンク

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