奥州市立玉里小学校

奥州市立玉里小学校（おうしゅうしりつ たまさとしょうがっこう）は、岩手県奥州市江刺にあった公立小学校。2022年度を以って奥州市立江刺ひがし小学校への統合に伴い、閉校した^[1]。

奥州市立玉里小学校
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北緯39度13分43.9秒 東経141度14分29.04秒
過去の名称	公立角懸小学校 角懸尋常小学校 玉里尋常高等小学校 玉里国民学校 玉里村立玉里小学校 江刺町立玉里小学校 江刺市立玉里小学校
国公私立の別	公立学校
設置者	玉里村（時期不明 - 1955年） 江刺町（1955年 - 1958年） 江刺市（1958年 - 2006年） 奥州市（2006年 - 2023年）
併合学校	次丸分教場
設立年月日	1873年7月
閉校年月日	2023年3月31日
共学・別学	男女共学
分校	次丸分教場（1925年廃止） 1911年 - 1925年
学期	3学期制
学校コード	B103221500170
所在地	〒023-1134 岩手県奥州市江刺玉里字大松沢108
外部リンク	公式サイト （Wayback Machine）
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校

沿革

• 1873年（明治6年）7月 - 公立角懸小学校と公立次丸小学校が開校^[2][3]。
• 明治時代 -「角懸尋常小学校」に改称^[3]。
• 1896年（明治29年）8月 - 玉里村上樋茂井野（現：玉里字上樋茂井野）に角懸尋常小学校を移転^[3]。
• 1909年（明治42年）-「玉里尋常高等小学校」に改称^[1]。
• 1911年（明治44年）11月 - 次丸分教場を設置^[3]。
• 1925年（大正14年）
  • 6月 - 現在地に移転。新校舎を落成^[3]。
  • 次丸分教場を統合（廃止）^[1]。
• 1941年（昭和14年）- 国民学校令施行に伴い、「玉里国民学校」に改称^[1]。
• 1947年（昭和22年）4月 - 学校教育法施行に伴い、「玉里村立玉里小学校」に改称^[1][3]。
• 1955年（昭和30年）2月10日 - 町村合併に伴い、所在地が江刺町玉里となり「江刺町立」に改称。
• 1958年（昭和33年）11月3日 - 市制施行に伴い、所在地が江刺市玉里となり「江刺市立」に改称。
• 1959年（昭和34年）11月 - 校歌・校章を制定^[3]。
• 1973年（昭和48年）11月 - 新校舎を落成^[3]。
• 1993年（平成5年）4月 - 郷土芸能「江刺甚句踊」の伝承活動を開始^[3]。
• 1999年（平成11年）3月 - 新体育館を落成。校名碑を設置^[3][1]。
• 2002年（平成14年）8月 - プールを落成^[3]。
• 2006年（平成18年）2月20日 - 市町村合併に伴い、所在地が奥州市江刺区玉里となり「奥州市立」に改称^[3][4]。
• 2011年（平成23年）3月11日 - 東北地方太平洋沖地震により、各所が被災^[5]。
• 2018年（平成30年）4月1日 - 地域自治区の廃止に伴い、所在地が奥州市江刺玉里に変更^[4]。
• 2021年（令和3年）3月 - 奥州市教育委員会が「奥州市学校再編計画」を策定し、2022年度末での統廃合が決定^[6]。
• 2023年（令和5年）
  • 2月28日 - 閉校記念碑除幕式を挙行^[1]。記念碑は、体育館南側に移設した校名碑の隣に設置^[2]。
  • 3月18日 - 閉校式・閉校記念式典を挙行^[7]。
  • 3月31日 - 奥州市立江刺ひがし小学校（新設）への統合に伴い、閉校^[1][8]。
  • 4月1日 - 本校の施設を、奥州市立江刺ひがし小学校が使用開始^[2]。

学校目標

教育目標

他とのかかわりや地域の中で 自己を磨き「知・徳・体」を総合的に兼ね備えた 人間性豊かな子どもを育成する

• 進んで学習する子ども「知」
• 仲よく助け合う子ども「徳」
• 強い体にきたえる子ども「体」

学校経営方針

より充実した学校を創造するため 教職員相互の敬愛と協働により次の方針で 経営にあたる

出典：^[3]

付属施設

主な施設のみ掲載。

• 体育館 - 校舎と接続
• 屋外プール - 校舎に隣接
• 校庭

児童・学級数

2000年度以降は毎年度、児童数と学級数を掲載。

1922年度以降の児童数・学級数の推移

年度	児童数	増減	学級数	増減	出典	備考
1922（大正11）年度	487		不明		[9]	分教場・高等科含む
1931（昭和6）年度	580	93	10		[10]	高等科含む
1937（昭和12）年度	605	25	14	4	[11]
1938（昭和13）年度	647	42	14	0	[12]
1939（昭和14）年度	624	－23	14	0	[13]
1940（昭和15）年度	652	28	15	1	[14]
1948（昭和23）年度	575	－77	12	－3	[15]
1949（昭和24）年度	560	－15	12	0	[16]
1950（昭和25）年度	569	9	12	0	[17]
1951（昭和26）年度	525	－44	12	0	[18]
1952（昭和27）年度	495	－30	12	0	[19]
1953（昭和28）年度	474	－21	12	0	[20]
1954（昭和29）年度	471	－3	11	－1	[21]
2000（平成12）年度	121	－350	6	－5	[22]
2001（平成13）年度	124	3	6	0	[23]
2002（平成14）年度	114	－10	6	0	[24]
2003（平成15）年度	110	－4	6	0	[25]	開校130周年
2004（平成16）年度	105	－5	6	0	[26]
2005（平成17）年度	97	－8	6	0	[27]
2006（平成18）年度	93	－4	6	0	[28]
2007（平成19）年度	85	－8	6	0	[29]
2008（平成20）年度	79	－6	6	0	[30]
2009（平成21）年度	72	－7	6	0	[31]
2010（平成22）年度	67	－5	6	0	[32]
2011（平成23）年度	67	0	6	0	[33]
2012（平成24）年度	69	2	6	0	[34]
2013（平成25）年度	59	－10	6	0		開校140周年
2014（平成26）年度	63	4	6	0
2015（平成27）年度	57	－6	6	0
2016（平成28）年度	53	－4	6	0
2017（平成29）年度	54	1	5	－1		複式学級設置
2018（平成30）年度	46	－8	5	0
2019（令和元）年度	44	－2	4	－1
2020（令和2）年度	40	－4	4	0
2021（令和3）年度	45	5	4	0
2022（令和4）年度	41（1）	－4	5（1）	1		特別支援学級設置、閉校
※児童数・学級数内の（）は特別支援児童・学級数

学区

• 奥州市江刺玉里
  • 玉里第1区 - 第6区
  • 玉里第7区（一部）
• 奥州市江刺藤里
  • 藤里第7区（一部）

出典：^[35]

進学先の中学校

• 江刺市立玉里中学校（奥州市江刺玉里）- 1977年度以前^[36]
• 奥州市立江刺東中学校（奥州市江刺玉里）- 1978年度から2021年度^[37][36]
• 奥州市立江刺第一中学校（奥州市江刺岩谷堂）- 2022年度^[35]

アクセス

県道8号沿い、玉里地区の中心部に位置していた。

バス

• 「玉里小学校前」バス停（奥州市営バス）から徒歩で約1分

自動車

• 県道8号・県道179号のT字路交差点（奥州市江刺玉里字新田前）から県道8号経由で約1分
• 県道8号・県道251号の交差点（奥州市江刺玉里字はノ木谷地）から県道8号経由で約2分

周辺

• 県道8号
• 奥州警察署 玉里駐在所
• JA江刺 玉里支店
• 玉里郵便局