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嬰ト短調
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嬰ト短調(えいトたんちょう)は、西洋音楽における調の1つで、嬰ト (G♯) 音を主音とする短調である。調号はシャープ5箇所 (F, C, G, D, A)。
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音階と和音
赤マスは一般に臨時記号により表される。
和音は上段:自然短音階と旋律的短音階下行形、中段:和声的短音階、下段:旋律的短音階上行形で考えたもの。
ダイアトニック・コードは狭義で自然音階上に成り立つものを指す。
その他のコードネームも実際の楽譜では異名同音的に変えられることがある。
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特徴
導音(第7音)はFダブルシャープで、下属音(第4音、C♯)を半音上げたCダブルシャープもしばしば使用されるなど、譜面上でダブルシャープ(重嬰記号)が多用される調である。ダブルシャープを避けるならば異名同音の変イ短調で書く方法もある(導音はGナチュラルである)が、調号に♭を7箇所も使用する(B, E, A, D, G, C, F)のであまり使われない。
ピアノでは黒鍵を多用するため運指が比較的容易な調といわれている。一方、ヴァイオリンでは開放弦がほとんどなく、Fダブルシャープも使われるため、大変弾きづらい調である。
演歌に多い音調。現在の電子楽器の普及により歌手の肉体条件(高い音程で歌える能力の有無)にあわせ、簡単に調整できることが反映している。読譜しやすいイ短調の曲譜面で半音下げた嬰ト短調を演奏することは容易である。
嬰ト短調の曲の例
Category:嬰ト短調を参照。
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