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山梨県における2019年コロナウイルス感染症の流行
日本における新型コロナウイルス感染(COVID-19)の流行のうち、山梨県内での流行 ウィキペディアから
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山梨県における2019年コロナウイルス感染症の流行(やまなしけんにおける2019ねんコロナウイルスかんせんしょうのりゅうこう)では、日本における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行のうち、山梨県内での流行について述べる。
山梨県内で初めて患者が確認されたのは2020年(令和2年)3月6日で、県内在住の60代男性が医療機関を受診し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)〈以下「新型コロナウイルス」と省略〉への感染が確認された[2]。
2022年(令和4年)6月2日時点で県内の1日当たりの感染者数が最も多かった日は、2022年(令和4年)1月27日に確認された439人である[3]。
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感染者数
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流行の動向・社会への影響
要約
視点
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2020年
2月
2月19日、山梨大学医学部附属病院がダイヤモンド・プリンセス号で発生した新型コロナウイルス患者を受け入れた[20]。
3月
3月3日、長野県佐久保健所管内在住の50代女性が山梨県内の医療機関を受診した[23]。3月6日、新型コロナウイルスへの感染が確認された。
3月3日午後、山梨県内のほぼすべての学校で臨時休校が開始される。
3月4日、第49回信玄公祭り実行委員会の臨時総会が開催され、4月3日から4月5日までの日程では開催しないことを決定した[24]。
3月6日、県内在住の60代男性が新型コロナウイルスに感染していることが確認された[25]。県内で新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは初めて。
3月31日、県内在住の1歳未満の女の子が心肺停止となり緊急搬送され、新型コロナウイルスへの感染が確認された[26]。なお、搬送に従事した2名と患者10名を濃厚接触者と特定した。
4月
4月5日、甲府市在住の90代女性が新型コロナウイルスに感染していることが確認された[27]。この女性は2週間以上医療機関に入院しており、院内感染の可能性が疑われる[28]。
4月6日、長崎幸太郎知事を本部長とする「医療対策本部」を設置した[29]。濃厚接触者など感染に関する情報収集や医療体制の整備を担う。
4月16日、国内各地での感染者の急増が止まらない状況を鑑み、緊急事態宣言の発令区域が全都道府県に拡大されたことにより、山梨県にも緊急事態宣言が発令された[30][31]。
4月16日、県は新型コロナウイルス対応病床として16日時点で80床を確保していると明らかにした[32]。そしてピーク時を想定し、「重症患者向け50床、中等症向け350床の計400床を確保できるよう準備を進めている」と述べ、軽症者の宿泊施設などへの受け入れも「4月中に始める」とした[32]。
4月23日、県と富士山の北側のふもとの7市町村は23日、大型連休中について「観光・レジャー目的での富士北麓地域への来訪は、お断りします」と明記した共同宣言を発表した[33][34]。
4月24日、長崎幸太郎は月額125万円の給与を5月分は1円に減らす意向を固め、28日に山梨県議会で承認された[35]。
5月
5月3日、2日に県内で感染が確認された県内55例目の患者で都内在住の20代女性について県は3日、PCR検査の結果が出る前の1日夜に都内に帰宅したと発表していたが、女性が虚偽の説明を保健所にしていたため、陽性結果報告を受けた後の2日に高速バスを使用して帰宅したと訂正した[37][38][39][40][41][42]。その後この女性の行動がネット上で大炎上し、名前や勤務先を特定しようとする真偽不明の情報も飛び交っていた。そのため、8日、県が重大な人権侵害ととらえ、対策に乗り出した[43]。
5月4日、「当面、新規感染者を減少させる取組を継続する必要があるほか、地域や全国で再度感染が拡大すれば、医療提供体制への更なる負荷が生じるおそれもある[44]」 として、緊急事態宣言を実施すべき期間が、全都道府県を対象に、5月31日まで延長された[45][46]。
5月5日、新型コロナウイルス感染拡大防止のための山梨県における緊急事態措置として4月20日から実施してきた県独自の緊急事態措置について、7日以降も継続すると発表した[47]。
5月12日、県は、県内在住の新型コロナウイルス感染者が退院基準を満たした後、PCR検査で再び陽性になったと発表した。県内の感染者は延べ58人で、再陽性者が出たのは初めて[48]。
5月13日、甲府市出身で高田川部屋に所属する大相撲三段目力士の勝武士が新型コロナウイルスによる多臓器不全のため都内の病院で死去した。竜王中柔道部で勝武士を指導した元顧問の佐々木秀人は「人一倍、いや2倍3倍と練習する努力家だった」と振り返る。退職後、持病の悪化で入退院を繰り返す佐々木さんに「早く良くなってください」と気遣う言葉が今も耳に残っているという。「何事も一生懸命だった。ワシより早く逝くなんて……」と教え子の訃報に言葉を失った[49][50][51][52][53][54]。政府が把握する限りで新型コロナウイルスによる国内初の20代での死亡事例であり[55]、日本のプロスポーツ選手における初の死亡事例でもある[50]。
5月14日、「感染状況の変化等について分析・評価を行い、後述する考え方を踏まえて総合的に判断」[56] として、緊急事態宣言を解除した[57]。
5月15日、県が富士山登山道の吉田ルートを閉鎖することを発表。期間は9月10日まで。9月11日以降は冬季閉鎖期間となる。これにより、山梨県側からの夏山シーズンの登山は不可能となる[58]。
5月17日、静岡県が富士山登山道の富士宮、須走、御殿場ルートを閉鎖すると発表[59]。これにより、富士山頂へ向かう全ての登山道が閉鎖され、2020年は富士山で史上初の開山がされない年となった[60][61]。
5月19日、長崎幸太郎がフジテレビの報道番組「Live News it!」内のコーナー「新型コロナ ソレ!が聞きたい」に生出演し、新型コロナウイルス感染症への山梨県の対応など、キャスターや番組出演者からの質問に対し答え、「やまなしグリーン・ゾーン認証制度」にも触れながら「山梨県全体で感染対策を徹底して、感染症に強い地域社会を築いていきたい」と述べた[62]。
5月22日、丹波山村の学校で一足早く一学期が再開された[63]。
5月24日、県内の多くの学校でおよそ2ヶ月遅れの入学式が行われた[63][64]。
5月25日、県内初となる新型コロナウイルスによる死者が確認された[65]。
5月25日、県内の多くの学校で2ヶ月ぶりに一学期が再開された[63]。
6月
6月1日、上野原市、山梨市で学校が再開され、県内のほとんどの学校で一学期が再開された。
6月1日、南アルプス市は、北岳山荘、白根御池小屋、広河原山荘、長衛小屋、両俣小屋の5施設の今年度の営業を休止すると発表した[66]。
6月2日、北杜市は、全市民を対象に一律で5万円分の商品券と現金3万円を配布することを決定した[67]。
6月6日、韮崎市で新型コロナウイルスの対策をしながらの避難所設営の訓練が行われた[68]。
6月8日、県は初めて感染症対策も取り入れた災害対応の図上訓練に臨んだ[69]。
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やまなしグリーン・ゾーン認証
やまなしグリーン・ゾーン認証制度(やまなしグリーン・ゾーンにんしょうせいど)は、「山梨全体で安心・信頼を提供」することをテーマとして、感染症に強い事業環境づくりを強力に後押しし、利用者の安心・信頼を獲得するための認証制度[71]。
脚注
外部リンク
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