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岡崎市消防本部

愛知県岡崎市にある消防部局 ウィキペディアから

岡崎市消防本部map
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岡崎市消防本部(おかざきししょうぼうほんぶ)は、愛知県岡崎市朝日町にある消防部局(消防本部)。 北緯34度57分15.3秒 東経137度10分31.2秒

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岡崎市消防出初式
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岡崎市消防本部の旧庁舎(1948年3月に設置)
概要 岡崎市消防本部, 情報 ...

沿革

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組織

  • 本部 - 総務課、予防課、消防課、共同通信課(「岡崎幸田消防指令センター」)
  • 消防署

主力機械

要約
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支援車I型日野・プロフィア

以前は車両のシャーシの多くが三菱ふそうトラック・バス製のものが使用されていたが(市内に三菱自動車工業の開発、製造拠点があるため)、今は三菱が消防車専用シャーシを製造していないため、新規車両は日野製が中心となっている。

2007年4月1日現在

総務省消防庁貸与車両

緊急消防援助隊の登録をしており、消防庁から支援車I型および全地形対応車両「レッドサラマンダー」および「レッドサラマンダー」用の輸送車両の貸与を受けている。

レッドサラマンダー

概要 レッドサラマンダー, ボディ ...

レッドサラマンダーはSTエンジニアリングシンガポール)のExtremVをモリタが日本の国内法に合致するように小改修した車両である[11]。日本では大型特殊自動車に分類される(ナンバープレートの種別番号は特種車の8ではなく特殊車の9)[12]

無限軌道を備えた連接型の車両であり、段差も60センチまでなら乗り越え、水深1.2メートルまで走行でき荒れ地や雪上、がれき、浸水地域などのあらゆる災害現場に人や物資を運搬することができる。東日本大震災の教訓から総務省消防庁では緊急消防援助隊用の「全地形対応車」として、1台購入し、岡崎市消防本部に配備した[12]。理由として同市が日本列島のほぼ中央に位置し、東日本・西日本のどちらの方向も等距離な(北陸地方は更に近い)こと(本部が東名高速道路岡崎IC近くに立地している)[6][12]南海トラフ巨大地震などの津波の被災を受けにくいこと[12]を挙げているが、このほか近隣に航空自衛隊小牧基地があり、さらに小牧基地にはレッドサラマンダーを輸送可能な輸送機を所有する部隊がいるため、災害時に空輸および緊急展開が可能という点も挙げられる。

緊急消防援助隊用車両であるため訓練以外の出動実績が長らくなかったものの、2016年には運用規約を改めて愛知県内で土砂災害が発生する恐れがある場合、出動が可能となった[6][13]。同年6月21日、市東部の額田地区で土砂災害発生の危険が高まったことにより初出動した[5][13]。なお、このときは警戒出動のため、現場投入は行われなかった。

2017年7月の九州北部豪雨で、レッドサラマンダーが緊急消防援助隊として初出動・現場投入された[8]。大分県日田市と福岡県朝倉市で活動し、孤立地域への消防隊員の輸送などに従事した[14]

2018年7月の平成30年7月豪雨(西日本豪雨)で2度目の出動となり、岡山県倉敷市真備町へ派遣された[9][15]

2022年に大阪市消防局に大型水陸両用車「レッドヒッポ」が総務省消防庁より貸与され、国内で2両体制となった[16]

2023年6月3日、配置先の岡崎市内の一部が令和5年台風第2号の集中豪雨により冠水。市内で救助活動を行った[17]

消防署

さらに見る 消防署, 住所 ...

ギャラリー

脚注

関連項目

外部リンク

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