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巨大仏

20世紀に日本各地で建造された屋外の巨大仏像 ウィキペディアから

巨大仏
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巨大仏(きょだいぶつ)は、大きな仏像を指す「大仏」のなかでも特に大きなものを指す日本語の表現である。もともとは、バーミヤンの石仏などに言及する場合などに用いることがあったが[2][3]、特に、20世紀に日本各地で建造された屋外の巨大建築物としての仏像類について、この表現で言及することがある[4]。本項目では、この限定された意味での用例について述べる。

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エンゲルベルト・ケンペルによる方広寺大仏(京の大仏)のスケッチ[1]豊臣秀吉が方広寺大仏を発願し、その後相次ぐ天災のため損壊と再建が繰り返されたが、それらの大仏は文献記録によれば、6丈3尺(約19m)とされ、東大寺大仏の高さ(14.7m)を上回り、大仏としては日本一の高さを誇っていた。

どのくらいの大きさの仏像を「巨大仏」とするかという明確な基準は特にないが、ランドマーク研究者で巨大観音像を研究している高崎経済大学名誉教授の津川康雄[5]は『宗教的ランドマークとその要件 -大観音像を例として-』において25m以上を基準としている[6]宮田珠己は『晴れた日には巨大仏を見に』において「厳密な理由はないが、ウルトラマンよりデカいというのが一応の目安だ」とし、40m以上のものを対象とする旨を述べている[7]。この基準によって宮田が取り上げた巨大仏は、(厳密には仏像ではない親鸞聖人大立像を含め)14件であった[8]。そのうち恵山釈迦涅槃像は後に札幌に移設されて佛願寺大涅槃像となっている。

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脚注

参考文献

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