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平沼翔太
日本のプロ野球選手 (1997-) ウィキペディアから
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平沼 翔太(ひらぬま しょうた、1997年8月16日 - )は、福井県福井市出身のプロ野球選手(外野手、内野手)。右投左打。埼玉西武ライオンズ所属。
投手として選抜高等学校野球大会で優勝し、プロ入り後内野手に転向。2025年から外野手登録となる。
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経歴
要約
視点
プロ入り前
福井市立社中学校進学とともに、全日本少年硬式野球連盟ヤングリーグ「オールスター福井」に入部[2]。小学6年生時に体験入部した際、総監督の小林繁から「必ずプロ野球選手になる逸材」という言葉をかけられたというエピソードがある[3]。オールスター福井時代は、ヤングリーグ中日本選抜選手や台湾遠征選手に選ばれている[3]。
敦賀気比高等学校に進学後は1年生春から、外野手(左翼手)でベンチ入りを果たした[2][3]。1年生の秋に投手として県の1年生大会で優勝[2]。2年生からは本格的に投手となり、背番号1をつけて同年の第96回全国高等学校野球選手権大会に出場し、3試合で完投勝利を収め、ベスト4の結果を残した[2][4]。2年の秋から4番を任され、3年生では第87回選抜高等学校野球大会準々決勝静岡戦でライト方向への一発を放った。同大会では1回戦から決勝戦まで四番投手として出場し、敦賀気比を福井県勢初の甲子園優勝に導いた[3]。打者としての甲子園成績は40打数15安打で通算打率.375だった。高校には1学年後輩に山﨑颯一郎がいる。
2015年10月22日のドラフト会議で、日本ハムから内野手として4位で指名された[4]。指名挨拶の際に「ショートでレギュラーを目指したい」とコメントした[5]。11月8日、契約金3000万円、年俸520万円で入団に合意した(金額は推定)[6]。監督の栗山英樹からは、「投打二刀流」となることも期待されていた[7]。
日本ハム時代
2017年は一軍では4試合に出場した。
2018年、6月17日の東京ヤクルトスワローズ戦(札幌ドーム)で、石山泰稚から左前にプロ初安打を記録した[8]。
2019年は、4月16日に一軍に昇格して以降出場を重ねていたが、6月15日の読売ジャイアンツ戦(札幌ドーム)で山口俊から左脹脛に死球を受け、6月16日に一軍登録を抹消される[9]。7月26日に一軍復帰を果たすと同日の埼玉西武ライオンズ戦(メットライフドーム)で十亀剣からプロ初本塁打を記録した[10]。自己最多の73試合に出場、打率.236・1本塁打・16打点を記録し、430万円増の推定年俸1000万円で契約更改をした[11]。

2020年はシーズン初昇格が8月29日と出遅れたが、中島卓也や石井一成が打撃不振であり先発出場機会が増加。9月は月間打率.294と結果を残した。120試合制の短縮シーズンながら遊撃での先発出場がキャリアハイの35試合、前年(184打席)とほぼ等しい180打席を経験した。10月以降は成績を落とし、シーズンでは52試合の出場で打率.228であったが、400万円増の推定年俸1400万円で契約更改をした[12]。
2021年は開幕一軍入りを逃すと前半戦を終えて32試合の出場、打率.194に留まった。東京オリンピックによる中断期間では二軍調整が続き、エキシビションマッチには1試合も出場できなかった。
西武時代
2021年8月12日に佐藤龍世・木村文紀との2対2トレードで公文克彦と共に埼玉西武ライオンズへの移籍が発表された[注 1][14]。背番号は31[15]。
翌8月13日の後半戦開幕と共に一軍登録され[16]、8月21日のオリックス・バファローズ戦に「9番・三塁手」で移籍後初の先発出場で移籍後初安打を記録したが[17]、9月21日に登録抹消[18]。そのまま二軍でシーズンを終え、移籍後はわずか2安打と打撃が振るわず[19]、9試合の出場にとどまった。オフに現状維持の推定年俸1400万円で契約を更改した[20]。
2022年6月11日の広島東洋カープ戦で自身初の1試合4安打を記録[21]。9月28日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦で移籍後初本塁打を記録した[22]。
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選手としての特徴・人物
バットコントロールに優れた類い稀な打撃センスを誇る[24][25]。守備では内野全ポジションに加え外野両翼をこなすユーティリティー性が魅力[26]。50m走のタイム5秒9、遠投100m[25]。
愛称は「沼っち」[27]。
詳細情報
年度別打撃成績
- 2024年度シーズン終了時
年度別守備成績
- 内野守備
- 外野守備
- 2024年度シーズン終了時
記録
- 初記録
- 初出場:2017年4月20日、対オリックス・バファローズ5回戦(東京ドーム)、8回裏に清水優心の代打で出場
- 初打席:同上、8回裏に金子千尋から空振り三振
- 初先発出場:2017年10月5日、対埼玉西武ライオンズ25回戦(メットライフドーム)、「9番・遊撃手」で先発出場
- 初安打:2018年6月17日、対東京ヤクルトスワローズ3回戦(札幌ドーム)、9回裏に石山泰稚から左前安打
- 初打点:2019年5月4日、対千葉ロッテマリーンズ6回戦(ZOZOマリンスタジアム)、6回表にマイク・ボルシンガーから右前適時打
- 初盗塁:2019年5月21日、対東北楽天ゴールデンイーグルス10回戦(札幌ドーム)、2回裏に二盗(投手:塩見貴洋、捕手:嶋基宏)
- 初本塁打:2019年7月26日、対埼玉西武ライオンズ15回戦(メットライフドーム)、2回表に十亀剣から右越ソロ
背番号
- 45(2016年 - 2021年8月11日)
- 31(2021年8月12日[15] - )
脚注
関連項目
外部リンク
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