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悪魔を憐れむ歌 (映画)
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『悪魔を憐れむ歌』(あくまをあわれむうた、原題:Fallen)は、1998年のアメリカ合衆国のホラーサスペンス映画。監督はグレゴリー・ホブリット、出演はデンゼル・ワシントンとジョン・グッドマンなど。ローリング・ストーンズの名曲「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」「悪魔を憐れむ歌」を題材としてフィーチャーしたオカルトサスペンスホラーで、時空を超えて人から人へ憑依して悪をまきちらす悪魔と、連続殺人事件を追う刑事が繰り広げる対決を描いている[3]。
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ストーリー
フィラデルフィア。敏腕刑事のジョン・ホブズは、自身が逮捕した連続殺人犯、エドガー・リースの死刑執行に立ち会っていた。執行直前、ホブスはリースと面会するが、リースはホブスに挑発的な態度をとり、「必ず戻る」という捨て台詞と共に、そのまま処刑される。
数日後、リースの犯行を模した連続殺人が発生。ホブスは捜査に当たるが、容疑者は次々と殺害され難航する。加えてホブスの周囲では不可解な現象が起き始める。やがて、ホブスは数十年前にも同様の連続殺人が起きており、捜査を担当した刑事が殺人の嫌疑をかけられたうえ、自殺したことを知る。
その刑事の娘の神学者、グレタと面会したホブスは、一連の凶行がアザゼルという人間に憑依する悪魔の仕業であり、憑依していたリースが死んだため、野に放たれたことを知る。アザゼルを倒すためホブスは奔走するが、逆に手の内を読まれ、殺人の嫌疑をかけられた挙句、弟まで殺害されてしまう。
やがて、最愛の甥やグレタにも危険が及んでいることを察したホブスは、アザゼルを封印するため、ある行動にでるが・・・
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キャスト
- フジテレビ版:初回放送2002年2月2日『ゴールデンシアター』
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スタッフ
- 製作総指揮:イーラン・ダーショヴィッツ、ニコラス・カザン、ロバート・キャヴァロ、テッド・カーディラ
- 製作:チャールズ・ローヴェン、ドーン・スティール
- 監督:グレゴリー・ホブリット
- 脚本:ニコラス・カザン
- 撮影:ニュートン・トーマス・サイジェル
- 美術:テレンス・マーシュ
- 音楽:タン・ドゥン
- 衣装:コリーン・アトウッド
- タイトルデザイン:カイル・クーパー
悪魔の視界
作中、悪魔の視界の映像化をどうするかという点に関し、監督のホブリットは撮影監督のサイジェルに相談し、エクタクロームという特殊フィルムを使用することで解決した。これは、独特の発色や質感を表現するスチール写真やファッション写真に使われていたものであるが、400フィートにおよぶフィルム撮影を行った。プロモーションビデオでは使われはじめていたそれを、本作は意識して最初に使った映画であるという[4]。
作品の評価
Rotten Tomatoesによれば、批評家の一致した見解は「基本設定は面白い。しかし残念ながら、古い素材の再利用に過ぎず、それほどスリリングではない。」であり、57件の評論のうち高評価は40%にあたる23件で、平均点は10点満点中5.3点となっている[5]。
脚注
外部リンク
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