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成昆線

中国の鉄道路線 ウィキペディアから

成昆線
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成昆線(せいこんせん、中文表記: 成昆铁路)は中華人民共和国四川省成都市雲南省昆明市とを連絡する全長1100kmの鉄道路線である。世界でも有数の山岳路線である。

概要 成昆線, 基本情報 ...
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概要 成昆線, 各種表記 ...

主に別線による複線化が進められ、峨眉駅以南の旧線区間は峨攀線峨眉攀枝花迤資花棚子間)および元昆線黄瓜園元謀温泉昆明間)と呼称され、中間の花棚子~黄瓜園間はダム建設に伴い廃止された。

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概要

1958年7月着工、1970年7月1日に全線開通。2000年8月に全線電化工事完了。これにより総運輸能力は2倍に増加した。成都駅 - 攀枝花駅間は成都鉄路局が、攀枝花駅 - 昆明駅間は昆明鉄路局が管理している。何重ものループ線で山脈を越えていき、景色は絶景である。トンネルは427本(総延長344.7km、うち3km以上のトンネルは12本)、橋梁は991本(総延長106.9km)を数え、全線の41%がトンネルと橋梁で占められる。また、地勢の関係から122の駅のうち3分の1に当たる41の駅はトンネル内や橋上に建設されている。

沿線

成昆鉄路沿線にはイ族チベット族ペー族タイ族リス族などの少数民族が生活している。沿線は農業が盛んで、リン鉱石や鉱石、鉱石、鉱石などを産出している。

複線化

全線を短絡線の新設または線増によって、時速160kmで走行できるよう、複線化する事業が進められ、2022年12月26日に開通した[1]。新線によって、昆明・成都間の距離は旧線より200kmほど短縮されて915kmとなり、所要時間も大幅に短縮(普通列車で従来の19時間から7時間に)された[1]。複線化が完成後は、新線は長距離旅客を、旧線は貨物および短距離旅客を分担する[要出典]

事件・事故

1981年、土石流によって成昆線の鉄橋が崩落し、列車が墜落して300人以上が死傷する事故が発生した(1981年成昆線列車転落事故)。

リンク

脚注

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