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摂津国三十三所霊場
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摂津国三十三所霊場(せっつのくにさんじゅうさんしょれいじょう)とは、1980年に発足した「摂津国三十三所霊場会」が定めた、旧・摂津国(大阪府と兵庫県)にある33か所の寺院を巡る観音霊場。摂津西国三十三所とも言う。なお、1980年は摂津国八十八箇所の復活した年でもある。
西国三十三所や摂津国八十八箇所と重複している霊場も多いが、摂津国八十八箇所では巡らない六甲山の北側である神戸市北区や三田市、大阪府最北部の能勢町にも札所があるのが特徴である。
長らく霊場会は休止状態となっていたが、2024年現在、中山寺に事務局が置かれ、活動再開した模様である。
専用納経帳は発足した1980年に作られたが、その後増刷は行われず、品切れ状態が続いていた。しかし2024年に第30番札所が寶珠寺から常光円満寺に変更されたのを期に、新しいバインダー式の専用納経帳が作られた。1980年には各札所の本尊のイラスト画が描かれた散華も作られており、今でも当時のものがほとんどの札所に残っている。本来は希望者だけに100円で頒布されるものであるが、札所によっては摂津国三十三所の巡拝者には必ず無料で渡される所や、希望者だけに無料で渡される所もある。
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霊場一覧
- 注の欄に○がある寺院は札所本尊か納経所が有料拝観区域にある寺院
- 注の欄に☆がある寺院はいわゆる「檀家寺院」で納経関係者が数人、あるいは住職本人しかおらず、予め電話で確認をしていないと留守などで朱印の押印をしてもらえない可能性がある。
- 注の欄に▲がある寺院には参拝者用の無料駐車場があるか、境内に無料で駐車可能。
- 注の欄に■がある寺院は、有料駐車場がある。
- 注1・中山寺は山門周辺に多くの民間の有料駐車場がある。
- 注2・平林寺の朱印は普段は4つの塔頭で行っている。いずれの塔頭も全く同じ朱印となる。大きな行事の際のみ本堂横の受付所でも朱印を受けることができる。
- 注3・天上寺の駐車場は山門近くに市営の有料駐車場がある。
- 注4・宝山寺は納経関係者が留守の場合は、庫裏の玄関に朱印の置き紙と散華が用意してある。
- 注5・観福寺には呼鈴が本堂のすぐ左側と道路に直接面した庫裏側の2つあり、片方が不在でももう片方には在宅のことが多いので注意。
- 注6・瀧安寺は箕面公園内に位置し、一般車両は乗り入れできない。箕面駅周辺の有料駐車場に駐車して徒歩で向かうことになる。
- 注7・勝尾寺の公式駐車場は有料であるが、寺の東隣に「勝尾寺園地」があり、その無料駐車場を使っても良い。
- 注8・佐井寺は寺院周辺の道路が極めて狭く、大きい自動車での乗り入れが困難である。
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その他
参考文献
- 今井淨圓「摂津国三十三所観音霊場の再興を祝す」『六大新報 第4652号』六大新報社、2024年6月15日、2-3面。
関連項目
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