トップQs
タイムライン
チャット
視点
擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD
ウィキペディアから
Remove ads
『擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD』(じょうらん ザ・プリンセス・オブ・スノー・アンド・ブラッド)は、ブシロード・日本テレビ・タツノコプロなどによるメディアミックス作品[1][2]。史実とは異なる歴史をたどった明治時代の日本を舞台に、政府お抱えの処刑人組織と政権打倒を掲げる反体制派組織の争いが描かれる。
Remove ads
あらすじ
94歳となった徳川慶喜が絶大な権力を握り続ける明治64年。日本は「龍脈」と呼ばれる独自のエネルギー源整備によって、江戸時代の装いと科学が同居しながら発展を遂げていた。一方、華美な都市の裏側では、現政権を打倒せんとする反体制派組織「クチナワ」と、その駆除を任せられていた徳川政府の闇組織「鵺」が対立を深めていた。幼少期に家族を失った雪村咲羽は、鵺の処刑人として仇である蛇埜目を探し続ける[3]。
登場人物
声の項はテレビアニメ版、演の項は舞台版のキャストをそれぞれ指す。
- 雪村 咲羽(ゆきむら さわ)
- 声・演 - 三森すずこ[4]
- 本作の主人公。表は古書店の店主として振る舞うが、その実態は鵺の処刑人。特殊な能力を手にした青い血の一族でもある[5]。
- 月城 真琴(つきしろ まこと)
- 声・演 - 蒼井翔太[4]
- 鵺に所属する男装の麗人。目的を達成するために、嘘をつくこともいとわない性格[5]。
- 花風 エレーナ(はなかぜ エレーナ)
- 声・演 - Raychell[4]
- 鵺の処刑人で娼婦としての一面も持つ名ばかりの小説家。自身の欲望に忠実な性格[5]。
- 中村 浅陽(なかむら あさひ)
- 声・演 - 伊藤彩沙[4]
- 雪村と生活する7歳の無垢な少女[5]。
- 葛原 仁(くずはら じん)
- 声・演 - 小林親弘[4]
- 鵺の統括者。徳川慶喜を守護することだけを存在意義とする[5]。
舞台版キャラクター
Remove ads
テレビアニメ
要約
視点
2021年4月から6月まで日本テレビほかにて放送された[5]。
制作
本作のアニメーション制作はタツノコプロのスタジオ・BAKKEN RECORDが担った[6]。
本作の企画は、タツノコプロ社内で行われた企画コンペで誕生した[6]。そのころ、日本テレビは新しい視点を持ったアニメを作りたいと考えており、この企画をアニメにすることにした[6]。 日本テレビは、ブシロードにも声をかけており、ブシロードの会長である木谷高明は同局から企画を聞いた際、クォリティの高いものができると感じたと、本作のアニメーションプロデューサーである大松裕との対談で明かしている[6]。一方、大松は前述の対談の中で、ブシロードが興味を持つことは予想外だったと話している[6]。 大松は『まけるな!!あくのぐんだん!』でアニメーションプロデューサーを務めたことがきっかけでブシロードに出入りしていたものの、自分が作るタイプの作品とは毛色が違うとしており、化学変化を期待して起用されたのだろうと推測している[6]。 監督には、『まじっく快斗 1412』で監督を務めた工藤進が起用された[6]。 起用した理由について、大松は絵コンテのリズム感に加え、「大人の演出ができる方だという印象がすごく強くて、大人の男と女が織りなす物語を描く引き出しを持っている方だと思っていました。」と話している[6]。
セッティング・シナリオ
制作にあたり、本作では物語をしっかり描くことに重きがおかれると同時に、脚本のスピード感も重視され、4話に1回は最終回が来るようなテンポとなった[6]。 また、限られた人数での濃厚なドラマを実現するため、メインキャラクターの数が限定された[6]。 本作の脚本には根津理香が起用された[6]。
キャスティング
木谷は日本テレビから企画を聞いてPVを見た際に、これが舞台にも向いていると判断し、舞台化を前提としたキャスティングが組まれた。 本作のキャスティングメンバーの男女比は、ブシロード作品にしては珍しく、男女半々である。
スタッフ
- 監督 - 工藤進[4]
- シリーズ構成 - 根津理香[4]
- キャラクターデザイン - 小宮山楓乃[4]
- プロダクションデザイン - 山口順[4]
- プロップデザイン - 枝松聖、岡戸智凱、おしはる、高木亮
- 美術監督 - 安田ゆかり[4]、芦野由紀子
- 美術デザイン - 平澤晃弘、桑原悟、田村せいき、安田ゆかり
- 色彩設計 - 赤間三佐子[4]
- 撮影監督 - 小西庸平[4]
- 編集 - 坂本雅紀[4]
- 音響監督 - 今泉雄一[4]
- 音楽 - 未知瑠[4]
- 音響制作 - ソニルード[4]
- 音楽プロデューサー - 堀田卓也、植田みのり
- プロデューサー - 尾山仁康→稲毛弘之、加藤雅弘、菊池瑠梨子、小川信弘、中尾祐子
- アニメーションプロデューサー - 大松裕
- アニメーション制作 - BAKKEN RECORD[4]
- 製作 - 擾乱製作委員会(日本テレビ、HJホールディングス、ブシロードミュージック、ブシロードムーブ、電通、タツノコプロ[2])
主題歌
RAISE A SUILENの楽曲が使用される[3]。
各話リスト
放送局
BD
Remove ads
舞台
漫画
『BookLive!』にてコミカライズ版が2021年6月11日より配信開始[5]。
- 構成:山﨑陽平
- 漫画:八幡しゃけ・八尾匠
- 協力:東京ネームタンクCC
出典
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads