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敦賀地域鉄道部
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敦賀地域鉄道部(つるがちいきてつどうぶ)は、福井県敦賀市の敦賀駅構内に設置されていた西日本旅客鉄道(JR西日本)の地域鉄道部。
![]() | 所属車両数の変動があっても、明確な出典を示した上で編集を行ってください(Wikipedia:出典を明記する)。明確でない場合は、差し戻されることがあります。 |
概要
国鉄時代は敦賀第一・第二機関区であった。民営化に伴い、2つの機関区組織を敦賀機関区として統合した上車両検修部門および旅客関係の乗務員部門が敦賀運転所として独立し[1]、JR西日本の所属となった(敦賀機関区はJR貨物に所属[2])。鉄道部制度の発足後は福井地域鉄道部の一組織となり、敦賀運転センターとなっていた。その後、2010年に敦賀地域鉄道部が発足し、小浜鉄道部を合併して現在に至る。
敦賀駅、小浜駅、敦賀運転センター、敦賀施設管理センター、敦賀施設管理室、小浜施設管理室、敦賀電気管理センターから構成される。
2008年度の組織変更以降、福井県内のJR現業機関は、北陸本線の県内全区間と越美北線を管轄する福井地域鉄道部と、小浜線を管轄する小浜鉄道部の2鉄道部制となっていた[3]。しかし、2010年6月1日に行われた組織改正により、敦賀駅・敦賀運転派出・敦賀施設管理室は福井地域鉄道部と切り離して、小浜鉄道部と合併し、敦賀地域鉄道部が新設された[4]。
これにより、福井県内のJR現業機関は、県嶺北エリアの福井地域鉄道部と県嶺南エリアの敦賀地域鉄道部の2鉄道部制となった。
2024年春の北陸新幹線の敦賀駅延伸に伴う北陸本線敦賀以東の経営分離に伴い、福井地域鉄道部とともに廃止されることが決まったが、敦賀運転センターは敦賀列車区、保線部門は敦賀保線区、電気部門は敦賀電気区に改組し、残りは支社直轄の体制に移行する[5]。
管轄路線
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乗務範囲
敦賀地域鉄道部所属の乗務員は鉄道部内の「敦賀運転センター」に所属している。
運転士
- 連絡線:宮原(操) - 大阪間
- JR京都線:大阪 - 山科間
- 湖西線:山科 - 近江塩津間
- 北陸本線:米原 - 敦賀間
- 小浜線:全区間
- 舞鶴線:東舞鶴 - 西舞鶴間
車掌
- 北陸本線:米原 - 敦賀間
- 湖西線:近江今津 - 近江塩津間
- 小浜線:全区間
- 特急サンダーバード(大阪ー敦賀)
- 特急しらさぎ(米原ー敦賀)
過去の車両配置
要約
視点
かつては敦賀運転センター車両管理室を設置していたが、2021年4月に金沢総合車両所に移管して金沢総合車両所敦賀支所となっているため車両の配置はない。
2021年4月1日時点[7][8]の所属車両は以下のとおりであった。
電車
- 125系電車(14両)
- 521系電車(10両)
気動車
機関車
- EF81形電気機関車(3両)
- 0番台3両が所属している。
- 3両とも寝台特急「トワイライトエクスプレス」の牽引に使用されていた。「トワイライトエクスプレス」牽引用であった4両(2017年廃車の1両を含む)は、塗色を同列車の緑2号に黄色を配したものに改め、連結器を密着自動連結器に交換、緩衝器も交換し、乗り心地の向上を図っている。また、2015年(平成27年)4月30日付で京都鉄道博物館への展示保存として103号機は廃車扱いになっている[12][13]。2017年(平成29年)3月31日付で「トワイライトエクスプレス」牽引用であった43号機と一般機の106号機・108号機は廃車された[11]。
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)管内で使用されるATS-Ps型を装備している車両もある。
貨車
移管以前に所属を離れた車両
- 419系電車
- DE15形ディーゼル機関車
- 2016年4月時点では1両 (1532) が所属していたが、2017年3月4日付で金沢総合車両所富山支所へ転出した[11]。
- DD15形ディーゼル機関車
- 2016年4月時点では1両 (10) が所属していたが、2017年3月31日付で廃車された[11]。
- DE10形ディーゼル機関車
- 2017年4月時点では1両 (1119) が所属していたが、2017年5月16日付で金沢総合車両所富山支所へ転出した[15]。
歴史
脚注
関連項目
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