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敦賀駅前商店街

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敦賀駅前商店街
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敦賀駅前商店街(つるがえきまえしょうてんがい)とは、福井県敦賀市にあるアーケード商店街である。

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敦賀駅前商店街(2020年5月)

構成

敦賀駅前商店街は、下記の5つによって構成される各商店街の総称である。ここでは、敦賀駅から順に各商店街について解説する。

敦賀駅前商店街

敦賀駅から白銀しろがね交差点を通り、福井銀行敦賀支店[1]まで続くL字状のアーケード街[注 1]

  • 「駅前通り」と呼ばれる。
    • バス停やタクシー乗り場のある駅前ロータリー内は市道に属する。
    • 駅前ロータリー交差点から白銀交差点は福井県道13号敦賀停車場線に属する。
    • 白銀交差点から福井銀行敦賀支店は国道8号(現道)に属する。
    • 白銀交差点の角には、アル・プラザ敦賀がある[注 2][3]

本町二丁目商店街

福井テレビ嶺南支社[4]から本町交差点まで続くI字状のアーケード街。

  • 「本町通り」と呼ばれる[5]。全区間が国道8号(現道)に属する。
    • 本町一丁目商店街を足す場合は「本町商店街」と呼ばれることもある。
    • 本町交差点の角(白銀交差点寄り)には、海陸観光(敦賀海陸運輸の旅行代理店[注 3])がある[注 2][6]

本町一丁目商店街

本町交差点から気比神宮交差点まで続くI字状のアーケード街。

  • 「本町通り」と呼ばれる[5]。全区間が国道8号(現道)に属する。
    • 本町二丁目商店街を足す場合は「本町商店街」と呼ばれることもある。
    • かつてはこの商店街に「本町横断歩道橋」という歩道橋があったが、歩道拡幅事業(後述)により撤去された[新聞 1]

神楽町一丁目商店街

気比神宮交差点から神楽広場[7]まで続くI字状のアーケード街。

  • 「神楽通り」と呼ばれる[5]
    • この商店街は国道や福井県道に属していない。

相生商店街

敦賀商工会議所のある交差点から博物館通り手前まで続くI字状のアーケード街。

  • 「相生通り」と呼ばれる[5]
    • この商店街も国道や福井県道に属していない。
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歓楽街

本町一丁目商店街の脇道(東方向)にスナック街があり、スナックバー居酒屋が建ち並ぶ。

周辺

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氣比神宮 大鳥居(2019年8月)

観光地となっており、商店街付近には下記の各施設がある。なお、気比松原は気比神宮交差点から西へ2.5 kmである。

アクセス

本町通りの2車線化

要約
視点

敦賀バイパス(国道8号)の完成によって交通量が減少した、本町ほんまち商店街の全区間(全長845 m[新聞 2])とその先の元町もとまち交差点(※気比神宮交差点 - 元町交差点を含むため、全長900 m[関連文献 1]となる)までを4車線から2車線に減らして歩道を拡幅する事業が国土交通省近畿地方整備局福井河川国道事務所によって計画された[関連文献 2]

これは敦賀駅から気比神宮と敦賀港周辺へ向かうエリアの活性化を目的としたものである[関連文献 2]。なお、この事業範囲内のうち、本町2丁目交差点と白銀交差点は歩行者自転車が関係する事故が多く、死傷事故率はこの当時、福井県内でワースト1位を記録したため、その対策が求められていた[関連文献 3]

事業の歴史

事業後の変化

備考

  • 氣比神宮の秋季例大祭にあたる「敦賀まつり」では気比神宮交差点で大立ち回りを見せるが、その交差点は交差点改良工事[関連文献 8]の対象となったため、歩道・車道境界用の柵(ガードパイプ)がその障害となる可能性があった[関連文献 5]。この件で福井県警察と何度も協議を重ねた結果、柵を取り外し可能なものとし、歩道・車道との段差を小さくすることで解決に至った[関連文献 5]
  • 本町商店街は2022年4月に「ほこみち」に指定されたが、道路占用許可基準が緩和される特例区域となったのは本町一丁目商店街のみであり、本町二丁目商店街はその対象には含まれなかった[新聞 6]
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活性化への取り組み

神楽べっぴん会

2017年に神楽町一丁目商店街の女性有志が結束して設立した団体の名称である[12]。この会では、朔日市ついたちいちやマルシェの運営のほか[12][新聞 7]、歴史ある店同士(例:和菓子店と日本茶専門店)のコラボレーション商品の開発、「神楽バッグ」と呼ばれるエコバッグ[新聞 8]を作成・販売するなど、斬新な企画を次々と実現している。なお、2021年には中小企業庁から「はばたく商店街三十選」に選出された[新聞 9][13]

ほんいちマルシェ

本町一丁目商店街で2021年9月から毎月第2土曜に開催されるイベントの名称である[14]。このイベントでは店先に各団体や個人がブースを出店するものであり、同商店街が(2022年4月に)「ほこみち」に指定された後は音楽イベントも定期的に行われるようになった[新聞 6]。なお、本町二丁目商店街でも特例区域の適用実現に向け、飲食店の屋外出店などを実証実験で取り組んでいる[新聞 6]

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その他

シンボルロード

敦賀駅前から本町を経て気比神宮に至る道は「シンボルロード」と呼ばれている[15][16]。この道にあるモニュメントは、松本零士による漫画『銀河鉄道999』と『宇宙戦艦ヤマト』の名シーンを再現したものであり、敦賀駅前・本町二丁目・本町一丁目の各商店街に計28体(※『銀河鉄道999』が16体、『宇宙戦艦ヤマト』が12体)が1999年平成11年)に設置された[注 4][15][16][17][18][新聞 10][新聞 11]。なお、このモニュメントは敦賀港開港100周年記念事業を兼ねて設置されたものである[15][16][新聞 11]

『銀河鉄道999』 モニュメントリスト(※敦賀駅前から順に記載。気比神宮寄り[16]に設置)
星野鉄郎メーテル
銀河鉄道999(※999号スリーナインごうのモニュメント)
少年 星野鉄郎
メーテルとの出会い
母との記憶
ポケットパーク
永遠の星の海へ
迷いの星
ガラスのクレア
エメラルダス
時間城
友の眠る星
プロメシューム
限りある命のための戦い
別離
青春の幻影
『宇宙戦艦ヤマト』 モニュメントリスト(※気比神宮から順に記載。気比松原寄り[16]に設置)
アナライザー
英雄の丘
スターシャ
別れ-出会い
サーシャ
サーシャの最期
スカルダートの罠
惑星デザリアム
アルフォン
帰還
信じ合う愛
佐渡酒造さど さけぞう
補足・余談

ラーメン屋台

アーケード沿いは夜になると、敦賀ラーメンの屋台が並ぶ[23]

敦賀まつり

氣比神宮の秋季例大祭。各商店街(※駅前商店街の[敦賀駅 - 白銀交差点]間を除く)が会場に含まれるため、交通規制が行われる[5][24]

2020年 - 2022年新型コロナウイルスへの感染拡大を防ぐため開催中止となったが[新聞 15]、2022年は代替イベントとして「つるがこども縁日」、「HON-ICHIほんいちプロジェクト」、「相生祭」が開催された[25][26]
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脚注

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関連文献

関連項目

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外部リンク

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