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新藤加菜
日本の政治家、動画配信者、ネットアイドル、動物愛護活動家 (1993-) ウィキペディアから
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新藤 加菜(しんどう かな、1993年〈平成5年〉5月15日[1] - )は、日本の政治家[10]、動画配信者、ネットアイドル、動物愛護活動家[11]。東京都港区議会議員(1期)[10]。通称はかなちゃい。
ゆづか姫名義で活動していた時期があり[7][12][9]、ネットアイドル、コスプレイヤー、ニコニコ生放送のライブ配信などの活動をしていた[2][13][7]。
政治家としての立場は「保守」を自称[1]。2020年7月の東京都・北区都議補選に「ホリエモン新党」から[3][4]、同7月の千葉県・印西市長選に「NHKから国民を守る党」から出馬し[5]、いずれも落選[14]。東京都議補選では、アベノマスクをブラジャーに見立てた「アベノマスクブラ」のポスターで物議を醸した[15][16][17]。2022年の参院選では、日本維新の会のSNS担当スタッフとして参加[18]。2023年4月の港区議選に無所属で出馬し、初当選した[19]。
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来歴
1993年5月15日生まれ[1]。小学3年生からインターネット掲示板『2ちゃんねる』に親しむ[20]。東京都千代田区の女子学院中学校・高等学校を経て[2]、カナダ留学[7][21]。高校1年生からニコニコ生放送を始め、ネットアイドルやコスプレイヤーとして活動[20][22][13]。
2010年1月、ニコニコ生放送でライブ配信を開始。「ミスiD2013」の初代ファイナリスト20名の1人[23]。
2013年4月、早稲田大学法学部へ入学[7]。2年間休学し、NPOで保護犬のボランティア活動に従事[7]。2019年3月に同大学卒業。
2023年5月、港区議会議員として区民文教常任委員会、DX推進・行財政等対策特別委員会、海外修学旅行調査特別委員会に所属し、区の政策推進に携わっている[24]。
2024年6月、YouTubeチャンネル「日本の窮状」のMCとして活動を開始する[25]。
2024年8月、結婚を発表した[26]。
政歴
2020年7月5日投開票の東京都議会議員補欠選挙(北区選挙区)にホリエモン新党公認(NHKから国民を守る党推薦)、同年7月19日投開票の印西市長選挙にNHKから国民を守る党公認で立候補したがそれぞれ落選した[27][14]。
同年7月より、NHKから国民を守る党の広報室長に就任し、会見や党務に携わった[28]。同年12月4日、NHKから国民を守る党から広島3区の次期衆院選立候補者に公認されたが[29]、2021年3月にペットシッターの事業を起業する予定として党を離職し、衆院選の公認も辞退した[28][30][31]。2021年11月、株式会社WithPaw代表[32][33]。
2022年の参議院議員選挙では、日本維新の会の参議院議員石井苗子事務所で秘書として勤務し[2]、東京都選挙区において、日本維新の会のSNS担当スタッフとして参加した[18][34][35]。
2023年4月、東京都・港区議会議員選挙に無所属で立候補[36]。モデルの茜さや、セクシー女優の月島さくら[37]、評論家の宇佐美典也[38]の応援も受け、1686票を得て14位で当選した[36][19]。
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政策・主張
政治家としての立場は「保守」を自称している[1]。NHKから国民を守る党の立花孝志を「政治の父」「天才」と称賛している[28][39]。
ジェンダー
- 生物学的女性の安全と権利を守るため、犯罪の温床となる男女共用トイレに反対[40][15][41]。女性専用スペースを守ることを重要な政策課題とする[40][42]。
- 女系天皇に反対[43]、憲法改正に賛成(日本会議の会合に参加)[44]。
- 同性婚に反対、選択的夫婦別姓に反対、離婚後共同親権に賛成[45]。
- 創作物の表現規制に反対[20][46][20]、AV新法に反対[37][47]。
- 一夫多妻制に賛成し、「納税額に応じて娶れる妻の数を増やすべき」と主張[48]。
- 「性別は男と女の2つだけ」だと主張し[49]、LGBTに対し「変態」[50][51]、「気持ち悪い」[52]などの発言を繰り返している。
外交
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人物
- 動物愛護活動を行う[11]。
- 留学経験のあるバイリンガルである[7][21][53]。
- 初めてのアルバイトは秋葉原のメイド喫茶だった[20]。
- 人生が辛くて引きこもっていた頃に体重が58kgだったことがあり、「ブスとメンヘラとデブが苦手(病気は除く)っていうのは、自分の努力でどうにでもなることを知っているから」「美は努力の結果」と述べている[57][58]。
- 「チョン」「支那」などの差別語を使用しており、東京地方裁判所は新藤が「デマとヘイトを垂れ流し」との評価は真実であると断じた[59]。
- ルッキズムの信奉者であり[60]、「ブスは何も考えずに自分の欲望に素直に生きている」[61]、「デブって自分にはとことん甘いよな」[62]、「私はかわいいからなんでも許されるの! それがわかんないひとは死ねいますぐ死ね」[63]、「ゆずにゃんは清く可愛く他はブス!」[63]、「完璧美少女の私」[64]など、容姿に基づいた他者への非難や自画自賛を繰り返している。
騒動
- 2014年12月24日、自身のTwitterにて、「チョン」「支那」「朝鮮人は私にはなしかけないでください」などの差別発言を含む投稿を行った[63]。のちに自身が起こした名誉毀損裁判において、原告(新藤)が「ネトウヨ」であることの根拠として、被告によりこのツイートが証拠提出されると、「原告のあずかり知らないところで捏造された画像」「原告によるものではなく、第三者が嫌がらせ目的で作成したコラージュにすぎない」と、裁判所に対し虚偽の主張を展開した。しかし、アーカイブを証拠として提出されると、「原告の記憶違いであるから、これを撤回する」とし、自身の投稿であることを認めた[65]。
- この投稿は、選挙ウォッチャーちだいとの下記の裁判において、「人種差別的発言」であり、新藤が「デマとヘイトを垂れ流し」ている人物であるという表現の真実性を認め、違法性を棄却する理由の一つとなった[59]
- 2020年7月に出馬した東京都議会議員補欠選挙で、アベノマスクをブラジャーに見立てた「アベノマスクブラ」のポスターが賛否を呼んだ[9][14][66][67][16][17]。ポスターには「アベノマスクブラ(笑)」や「コロナ自粛をぶっ壊す!」と書かれていた他、堀江貴文の顔写真とメッセージが書かれていた。その後、胸の部分にシールを貼って対応した[68][69]。新藤自身は「風刺」であったと述べている[21]。
- なお、このポスターについては、選挙ウォッチャーちだいとの下記の裁判において、東京地方裁判所から「低俗なポスター」「国から支給された貴重なマスクを悪用」「不快に感じることはやむを得ないものがある」と批判され、新藤に対する「ゲロを吐くほど性格が悪い」などの発言の違法性が棄却される理由の一つとなった[59]。
- 2022年8月19日、大阪府議会議場に入って"知事席に座っているポーズ写真"を撮影し、「新藤加菜は知事に就任しました」とTwitterやInstagramに投稿した[70][71]。この写真は、大阪維新の会の市議が撮影したものであり、府議会事務局には、府民から厳しい批判が寄せられた[70][71]。
- 2023年4月、港区議会議員選挙中に、2万件を超える殺害予告メールが届いたことが複数のメディアで報じられ、大きな注目を集めた[45][72][73]。これらのメールは同一人物が書いたことが疑われる内容で[72]、新藤の保守的な政策に対する意見の相違が要因と考えられた[55][45][20]。一時は街頭活動を中止したが、格闘家などの警護を受けて再開した[72][74]。
- 2023年6月24日、熊本県で起きた強盗傷害事件にツイッターで言及。多目的トイレの外で起きた強盗傷害事件にもかかわらず、当時施行されたばかりのLGBT理解増進法と関連付け、「多様性の名の下に女性の基本的人権を奪っている左翼のせい」で事件が起きたと発言。ツイッター上では「タイトルだけ見て、詳細な内容を確認していない」「的外れな意見」と批判の声が殺到した。新藤は記事を読んでいないという批判に対し、訂正するどころか「記事くらい読んでるわ、バカにしてんのか?」と返信。この“逆ギレ”には「読んでてそれなら読解力なさすぎて余計にヤバい」「理解できてたら多様性という言葉は使わない」「素直に反省すればいいのに」と厳しい声が多く寄せられた[75]。
- 2023年12月8日、タレントのアンミカが出演する日清のどん兵衛のCM動画を引用して、X(旧Twitter)上で「密入国者をCMに使う企業は許されて、トランスジェンダーの問題を指摘した本は出版停止に追い込まれる世の中、ホントに嫌だ。 キモすぎ[76][77]」と、当時話題になっていた本『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇[78]』が発売中止になったことと絡めて根拠不明な情報を投稿し、公職につく人の発言として批判の声が上がった[79][27][80][81][82]。この投稿には、誤解を招く可能性のあるツイートに対して追加されるコミュニティノートが付いている[83][84]。アンミカは、11月21日にThreadsで「密入国」について否定しており[85][86]、その後、新藤は「ご本人が否定したとのことで、一度削除はしております[87]」と、前述の投稿を削除した[79][88]。
- なお、選挙ウォッチャーちだいとの下記の裁判において、東京地方裁判所は新藤のアンミカに関する発言を「デマであることが認められる」とし、新藤が「デマとヘイトを垂れ流し」ている人物であるという表現の真実性を認め、違法性を棄却する理由の一つとなった[59]。
- 2025年1月20日、SNS上での誹謗中傷などを理由に兵庫県議を辞職した竹内英明が2025年1月18日に亡くなったことを受け、新藤加菜が自らの「政治の父」[28]と仰ぐ立花孝志が「(竹内が)逮捕される予定だった」「兵庫県警からの継続的な任意の取り調べを受けていた」「逮捕されるのが怖くて自ら命を絶った」などと事実とは異なるデマを動画投稿サイトで発信(詳細は立花孝志#死去した前兵庫県議を巡る言動参照)。新藤加菜も同様に「この方捜査中だったとのことで、亡くなったからといって事件が終わるわけではなく…どうなるのかな。」と同様のデマをXに投稿した[89]。
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訴訟
- 2020年から2024年にかけ、選挙ウォッチャーちだいにインターネット上の記事にて「反社会的カルト集団の『ホリエモン新党』」「下品な女」「うだつの上がらない人間」「うだつの上がらない女性」「ゲロを吐くほど性格が悪い」「カルト」「バカカルト集団」「ネトウヨの姫」「悪質なデマやヘイトを垂れ流し」などと書かれたことに対し、50万円の賠償金を求めて名誉毀損裁判を起こす。2025年11月25日、東京地方裁判所は新藤の請求をすべて棄却し、訴訟費用も原告(新藤)の負担とするという、完全敗訴を新藤に言い渡した[59]。
- 判決において、アンミカを密入国者呼ばわりした新藤の言動は「デマ」だと断定され、「チョン」「支那」などの差別語を用いていたことも指摘され、「悪質なデマやヘイトを垂れ流」す人物であるということは真実であると認められた。
- また、上記の「ゲロを吐くほど性格が悪い」などの表現も、侮辱的表現であるとはされたものの、アベノマスクブラなど「低俗なポスターのモデル」になっており「国から支給されたマスクを悪用する原告の態度」を考慮すれば、許容すべき限度を超えた侮辱表現とは言えないとし、違法性を棄却した[59]。
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ディスコグラフィ
CD
- ニコ生モラルハザード(dmARTS B0050NWAG4、2011年9月7日)
- ちゅーちゅーらぶりー(qoopooboo records B006LGZQZQ、2011年12月10日)
- Love me to desu 死ぬまで愛して(qoopooboo records B006OLTFGE、2011年12月31日)
- しゅるりんぱっ!(フォーライフミュージックエンタテインメント B007WVZ460、2012年7月4日)
写真集
出演
テレビ
- ドリームクリエイター(テレビ東京)2011年8月28日放映
- フジテレビからの〜!(フジテレビ)
- 来る来るミラクル(中部日本放送)
- グッド!モーニング (テレビ番組) 2023年9月25日放映
- Abema Prime2024年4月2日放映
雑誌
- FRIDAY「ニコ生特集」掲載
- SWITCH 「ソーシャルカルチャーネ申1oo」インタビュー掲載
- 週刊SPA! 「ネット番組表付き ネット放送スター大図鑑」掲載
- 週刊プレイボーイ 「ニコ生特集」掲載、「おうちグラビア」掲載
- FREECELL特別号 「アキバ妄撮」掲載
- 踊ルデイズ ソーシャルメディアクリエーターズ掲載
- 東京スポーツ 掲載
- 週刊大衆2021年1月25日号 掲載
- 月刊WiLL
- 2022年4月号 「全体主義フェミニストに告ぐ! 巨乳のどこがワルい!?」掲載[90]
- 2024年1月号 「最高裁も迷走 とんでもないことをしてくれた岸田LGBT法」掲載[91]
- 2024年6月号「LGBT法で日本は大混乱」掲載[92]
- 2024年8月号「夫婦別姓 通称で不都合ナシ 何をいまさら経団連!」掲載[93]
- 情況 2023年5月号「インタビュー 新藤かな 保守派政治家として動物愛護問題に取り組む」
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脚注
外部リンク
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