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新藤宗幸
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新藤 宗幸(しんどう むねゆき、1946年6月25日 - 2022年3月13日)は、日本の政治学者。千葉大学名誉教授。専門は、行政学、地方自治論。市民主体の行政のあり方を提唱し、論壇でも活動した。
来歴
神奈川県逗子市(当時は横須賀市の一部)生まれ。神奈川県立横須賀高等学校、中央大学経済学部卒業。1972年中央大学大学院法学研究科修士課程修了。指導教授は横山桂次・島崎晴哉・中村陽一。財団法人東京市政調査会研究員を務める。78年「1972年州・地方政府財政援助法の成立―一般歳入分与プログラムの創設」によって第4回東京市政調査会・藤田武夫賞を受賞。
1980年専修大学法学部助教授。1987年立教大学法学部教授、その後シェフィールド大学客員教授、2002年千葉大学法経学部教授。2006年から2008年に日本行政学会理事長。2011年、千葉大学を定年退任、名誉教授。2014年から公益財団法人後藤・安田記念東京都市研究所理事長。 このほか、地方分権に関して提言を行う分権型政策制度研究センター長や住民投票立法フォーラム共同代表を務める。
著書
単著
- 『行政改革と現代政治』(岩波書店、1986年)
- 『アメリカ財政のパラダイム・政府間関係』(新曜社、1986年)
- 『財政破綻と税制改革』(岩波書店、1989年)
- 『現代政治のオールタナティヴ』(筑摩書房、1991年)
- 『行政指導――官庁と業界のあいだ』(岩波新書、1992年)
- 『市民のための自治体学入門』(筑摩書房、1994年/ちくま学芸文庫、1996年)
- 『日本の予算を読む』(ちくま新書、1995年)
- 『福祉行政と官僚制』(岩波書店、1996年)
- 『真の行政改革とは何か』(岩波ブックレット、1997年)
- 『行政ってなんだろう』(岩波ジュニア新書、1998年)
- 『地方分権』(岩波書店、1998年/第2版、2002年)
- 『選挙しかない政治家選挙もしない国民』(岩波書店、2000年)
- 『講義現代日本の行政』(東京大学出版会、2001年)
- 『技術官僚――その権力と病理』(岩波新書、2002年)
- 『異議あり!公務員制度改革――官僚支配を超えて』(岩波ブックレットNo.608、2003年)
- 『分権と改革――時代の文脈を読む』(世織書房、2004年)
- 『概説日本の公共政策』(東京大学出版会、2004年)
- 『政治とは、なんだろうか』(岩波書店、2005年)
- 『財政投融資』(東京大学出版会、2006年)
- 『司法官僚――裁判所の権力者たち』(岩波新書、2009年)
- 『司法よ!おまえにも罪がある原発訴訟と官僚裁判官』(講談社、2012年)
- 『政治主導官僚制を問いなおす』(ちくま新書、2012年)
- 『教育委員会何が問題か』(岩波新書、2013年)
- 『日曜日の自治体学』(東京堂出版、2013年)
- 『「主権者教育」を問う』(岩波ブックレット、2016年)
- 『政治をみる眼次の時代を動かす君たちへ』(出版館ブック・クラブ、2016年)
- 『原子力規制委員会独立・中立という幻想』(岩波新書、2017年)
- 『行政責任を考える』(東京大学出版会、2019年)
- 『官僚制と公文書改竄、捏造、忖度の背景』(ちくま新書2019年)
- 『新自由主義にゆがむ公共政策生活者のための政治とは何か』(朝日選書、2020年)
- 『権力にゆがむ専門知専門家はどう統制されてきたのか』(朝日選書、2021年)
共著
編著
共編著
参考文献
- 「特集自治・分権の志-追悼西尾勝先生・新藤宗幸先生-」『自治体学』第36巻、第2号、自治体学会、3-39頁、2023年3月31日。
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脚注
外部リンク
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