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日岡山古墳群
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日岡山古墳群(ひおかやまこふんぐん、日岡古墳群)は、兵庫県加古川市加古川町大野・神野町日岡苑にある古墳群。1基が宮内庁により皇后陵に治定され、3基が加古川市指定史跡に指定されている。

日岡山展望台から日岡山古墳群を望む
概要
兵庫県南部、加古川東岸の印南野台地北縁の日岡山に営造された古墳群である。前期-中期の前方後円墳5基・円墳4基(2基は消滅)、後期の群集墳(大半は消滅)から構成される。
前方後円墳は日岡山山頂の日岡陵古墳の築造に始まり、西大塚・南大塚・勅使塚・北大塚の4基が相次いで築造される。いずれも詳細な調査が実施されていないため詳らかでないが、西条古墳群に首長権が移るまでの、古墳時代から中期初頭の加古川流域の首長墓群と位置づけられる。また円墳4基のうち、消滅した東車塚古墳では三角縁神獣鏡や石釧が出土しており、ヤマト王権との密接な関係を示すとして注目される。後期に入ると再び群集墳が営造されるが、その大半は日岡山公園の造成時に消滅している。
古墳群のうち北大塚古墳の残存後円部は1968年(昭和43年)に、南大塚古墳・西大塚古墳は2024年(令和6年)に加古川市指定史跡に指定され、出土品の一部は1990年(平成2年)に加古川市指定有形文化財に指定されている。
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一覧
- 西大塚古墳
- 南大塚古墳
- 南大塚古墳の竪穴式石室
- 北大塚古墳
- 西車塚古墳
- 神納塚古墳跡
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文化財
加古川市指定文化財
- 有形文化財
- 史跡
- 東車塚古墳出土 銅鏡
加古川市総合文化センター博物館展示(他画像も同様)。 - 東車塚古墳出土 三角縁神獣鏡
- 東車塚古墳出土 石釧
- 伝勅使塚古墳出土 三角縁神獣鏡
- 南大塚古墳出土 三角縁神獣鏡片(右は復元)
関連施設
- 加古川市総合文化センター博物館(加古川市平岡町新在家) - 日岡山古墳群の出土品を保管・展示。
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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