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曽根海成
日本のプロ野球選手 ウィキペディアから
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曽根 海成(そね かいせい、1995年4月24日 - )は、大阪府大阪市東淀川区出身の元プロ野球選手(外野手、内野手、捕手)。右投左打。
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経歴
要約
視点
プロ入り前
小学校2年生からソフトボールを始め、5年生の時に野球に転向[1]。「大道ジャガーズ」でプレーをする[2]。 中学では軟式野球チーム東淀川ブラックジャガーズでプレーをする。
兄が京都国際高等学校の野球部に所属していたことから、同校に進学[1]。1年生の夏から2番・三塁手で出場する[3]。甲子園出場経験は無いが、1年生秋に行われた秋季京都大会ブロック予選決勝で、強豪の京都外大西高等学校に4対2で勝利し金星を挙げる[4]。同校での戦績は2年生の夏に1番・遊撃手で出場した第94回全国高等学校野球選手権京都大会においての4回戦が最高で[5]、3年生の夏に3番・捕手で出場した第95回全国高等学校野球選手権京都大会において、前年の選手権4回戦で敗退した北嵯峨高等学校と対戦し、2度の雷雨による中断を挟みながら、9回を1点リードで迎えたが、同点に追いつかれ、延長15回に逆転されて2対1で初戦敗退となる[6]。11時30分の試合開始が試合終了は18時をこえる激闘だった[1]。
2013年のプロ野球ドラフト会議にて、福岡ソフトバンクホークスから育成三巡目指名される。背番号は140。
ソフトバンク時代
2014年は、二軍公式戦に1試合にのみ出場[7]。三軍戦では88試合に出場し、打率.178、12打点の成績だった[8]。
2015年は、プロ2年目は宮崎春季キャンプ期間中の2月中旬に、特守の際に右手親指を骨折し、5月5日の三軍の試合で実戦に復帰した。二軍公式戦には34試合に出場し、打率.200、6打点、3盗塁[9]。三軍戦では29試合に出場し、打率.222、5打点、3盗塁の成績を残す[10]。
2016年は、二軍公式戦に82試合に出場し、打率.244、18打点、6盗塁の成績で二軍に定着する[11]。三軍戦では33試合に出場。打率.247、5打点、9盗塁の成績だった[12]。10月31日、育成選手制度の規定に基づき自由契約公示された[13]。11月25日~12月18日まで台湾で開催された2016アジアウインターベースボールリーグにおいて、NPBウエスタン選抜として派遣され[14]、当大会で52打数16安打(打率.308)、2盗塁、7打点の成績だった[15]。12月2日、翌シーズンの育成選手契約締結が発表された[16]。
2017年は、宮崎春季キャンプにおいてA組に抜擢され、オープン戦も一軍に帯同する。3月9日の対北海道日本ハムファイターズ戦では、8回裏に公文克彦からセンターオーバーの適時三塁打を放った。さらに、守備でも軽快な動きを見せるなど活躍し、3月24日に支配下選手契約を結ぶ。年俸は550万円(金額は推定)、背番号は69[17]。会見では「(正遊撃手の)今宮健太さんを抜きたい」と目標を掲げた[17]。7月13日のフレッシュオールスターゲーム(静岡県草薙総合運動場硬式野球場)では出場選手で唯一複数安打を放ち、MVPを獲得した[18]。7月27日に初めて一軍選手登録され、同日の対東北楽天ゴールデンイーグルス15回戦(Koboパーク宮城)において代走で一軍公式戦初出場を果たす[19]、同月29日の対北海道日本ハムファイターズ16回戦(福岡 ヤフオク!ドーム)において、9番・二塁手で先発出場し一軍公式戦初打席を迎える[20]。8月30日のウエスタン・リーグ、対オリックス・バファローズ戦では、二軍公式戦、三軍戦含めて初めての本塁打をサヨナラ本塁打で記録する[21]。同年は、一軍公式戦にプロ4年目で2試合の出場を果たし、二軍公式戦においては112試合に出場し、二軍のレギュラーに定着[22]。
2018年は、二軍公式戦で39試合打率.316、8打点の成績を出していたものの一軍出場機会はなく、7月22日に美間優槻とのトレードで広島東洋カープへの移籍が発表された[23]。背番号は59[24]。
広島時代

8月7日に移籍後初の一軍昇格を果たす[25]と、8月23日の対東京ヤクルトスワローズ戦(マツダスタジアム)で代打出場し、適時三塁打でプロ初安打を記録[26]。古巣のソフトバンクとの対戦となった日本シリーズでは第1戦(10月27日・マツダスタジアム)に代打でシリーズ初出場を果たし、犠打を成功させた[27]。シーズン終了後の11月19日に球団から、2019年シーズンより背番号が00に変更されることが発表された[28]。
2019年は、シーズンの大半で一軍に帯同し、代走や内野外野両方の守備をこなすサブとしてチームに貢献した。
2020年は、新型コロナウイルス流行で試合数が縮小される中、33試合に一軍出場、17打席で打率.250(出塁率.294)、内外野の守備率で好成績を残した。
2021年は、新型コロナウイルスの流行が収まらない中、捕手メンバー感染の緊急事態に備え、春季キャンプにて捕手練習を行った[29]。この年は開幕一軍に入り[30]最終的に66試合に出場、主に外野の守備固めに起用され守備率1.000を記録した。
2022年は、新型コロナウイルス感染症の濃厚接触疑いで4月16日、特例2022で登録抹消[31]。この年は44試合に出場、前年に続き内外野で守備率1.000を記録するも、打率.000(打席数7)に終わった。
2023年は、6月4日のセ・パ交流戦ソフトバンク戦に右翼手で先発出場、カープ出身の藤井皓哉より2020年以来となる安打を記録した[32]。9月5日の対横浜DeNAベイスターズ戦(マツダ)では、同点延長10回二死から連続四球で二塁走者となり、続く堂林翔太の中前安打で二塁から本塁突入、DeNA側からリクエスト要求が出る際どいクロスプレイであったがセーフ判定[33]。劇的なサヨナラゲームを演出し、ヒーローインタビューで堂林から祝福の水掛けを受けた[34]。最終的に39試合に出場、15打席で打率.143、守備機会では安定した守備率を残した。
2024年は、3月3日の教育リーグ阪神タイガース戦で死球を受け、左尺骨を骨折。3月5日にプレート固定手術を実施し、全治3か月とされた[35]。その後二軍で復帰するも一軍出場が無いままシーズン終了、10月8日に球団より戦力外通告を受けた[36]。
広島退団後
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選手としての特徴・人物
50m走のタイム5秒9の俊足と遠投115mの強肩を誇り、守備力に定評がある[38]。内外野全ポジションに捕手もこなせるユーティリティープレイヤーであり、遊撃手を最も得意としている[39]。
詳細情報
年度別打撃成績
- 2024年度シーズン終了時
年度別守備成績
- 2024年度シーズン終了時
表彰
- フレッシュオールスターゲームMVP:1回(2017年) ※育成選手出身の受賞は史上初[40]
記録
- 初記録
- 初出場:2017年7月27日、対東北楽天ゴールデンイーグルス15回戦(Koboパーク宮城)、8回表にアルフレド・デスパイネの代走で出場
- 初先発出場:2017年7月29日、対北海道日本ハムファイターズ16回戦(福岡 ヤフオク!ドーム)、9番・二塁手で先発出場
- 初打席:同上、3回裏に白村明弘から空振り三振
- 初安打・初打点:2018年8月23日、対東京ヤクルトスワローズ18回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、5回裏に岡田明丈の代打で出場、原樹理から右越適時三塁打
- 初盗塁:2018年9月22日、対阪神タイガース23回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、2回裏に二盗(投手:藤浪晋太郎、捕手:梅野隆太郎)
背番号
- 140(2014年 - 2016年)
- 69(2017年 - 2018年7月25日)
- 59(2018年7月25日 - 同年終了)
- 00(2019年 - 2024年)
登場曲
関連情報
- ポスター
- 令和元年 年末交通事故防止県民総ぐるみ運動(2019年12月1日 - 10日、広島県・広島県警察・広島県教育委員会・公益財団法人広島県交通安全協会・広島県交通安全活動推進センター)[42]
脚注
関連項目
外部リンク
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