正親町三条実任

正親町三条 実任（おおぎまちさんじょう さねとう、文永元年（1264年） - 暦応元年（1338年）12月13日）は、鎌倉時代後期から南北朝時代にかけての公卿。初名は正親町三条実名。通称は藤中納言。

官歴

• 建治3年（1277年）：侍従
• 弘安8年（1285年）：正五位下
• 弘安10年（1287年）：従四位下、左近衛少将
• 正応3年（1290年）：駿河介
• 正応4年（1291年）：正四位下
• 正応6年（1293年）：播磨守
• 乾元2年（1303年）：蔵人頭
• 嘉元3年（1305年）：参議、刑部卿、丹波権守
• 徳治3年（1308年）：従三位
• 文保2年（1318年）：正三位、左京大夫
• 元応2年（1320年）：参議、弾正大弼
• 元亨2年（1322年）：備後権守、刑部卿
• 元亨4年（1324年）：従二位、権中納言
• 嘉暦2年（1327年）：中納言
• 嘉暦4年（1329年）：治部卿
• 元徳2年（1330年）：正二位
• 元徳3年（1331年）：修理大夫
• 建武2年（1335年）：右京大夫

系譜

• 父：正親町三条公種
• 子：正親町三条公綱

出典

• 坂本武雄『公卿辞典』七丈書院、1944年。
• 黒板勝美『公卿補任』吉川弘文館、2000年。