トップQs
タイムライン
チャット
視点

法藏館

日本の出版社 ウィキペディアから

Remove ads

株式会社法藏館(法蔵館、ほうぞうかん)は、京都市下京区正面通烏丸東入にある、老舗仏教出版社慶長7年(1602年)創業の仏教書肆・丁子屋の流れを汲む[1][2]。歴代当主は、西村七兵衛を襲名している(現在は五代目)。

概要 種類, 本社所在地 ...

浄土真宗の仏教書を基点に、多くの宗派・学問的立場に拠る仏教書全般を出版している。特に真宗大谷派式務部により編集された出版物の発行や、同部が校閲した出版物を発行するなど、大谷派(東本願寺)とのつながりが深い。令和元年(2019年)「法蔵館文庫」刊行が始まった。

Remove ads

歴史

初代西村七兵衛は天保2年(1832年9月19日江戸時代初期より続く老舗仏書肆丁子屋西村九郎右衛門の十代目の三男[3]として生まれた[1][2]

嘉永3年(1850年暖簾分けして丁子屋七兵衛を名乗り、上珠数屋町東洞院西入ルに店舗を構えた[1]

明治2年(1869年)頃、雲華堂(雪華堂?)と号する[1]

明治18年(1885年泉涌寺長老佐伯旭雅により『無量寿経』の一節「爲衆開法藏」より法藏館と命名された。

昭和45年(1970年)株式会社法藏館を設立し、西村明(後の五代西村七兵衛)が社長に就任した[1]

昭和52年(1977年)小売部門が株式会社法藏館書店として独立し[1]、同時に社屋を改築した。

辞典

要約
視点

※参考文献 - 『法藏館図書目録2007』・『法藏館図書目録2010』

小事典シリーズ

Remove ads

法蔵館書店

株式会社法藏館から、昭和52年(1977年)8月に株式会社法藏館書店として小売部門を分離した別会社とした。現在は会社組織を解消しており、株式会社法藏館の直営店として東本願寺の真向かいにある。書店として仏教書の販売を行ない、法蔵館以外の出版社から発行された書籍も多数取り扱っている。

脚注

Loading content...

関連項目

Loading content...

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads