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渡部健人
日本のプロ野球選手 ウィキペディアから
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渡部 健人(わたなべ けんと、1998年12月26日[2] - )は、神奈川県横浜市旭区出身[2][3]のプロ野球選手(内野手)。右投右打[4]。埼玉西武ライオンズ所属。
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経歴
要約
視点
プロ入り前
横浜市立大池小学校[注 1]在学時に父の影響でプロ野球を見ていたことがきっかけで、ひかりが丘少年野球部に入り野球を始める[3]。横浜市立上白根中学校在学時[5]に中本牧シニアに所属し、全国制覇も経験した[3][4][6]。中学時代は遊撃手として出場していた[7]。シニアの同期には石川達也がいる[8]。
中学卒業後は横浜商科大学高等学校へ進学。1年夏からレギュラーとして県大会にも出場していたが、家庭の事情により1年生の2月に日本ウェルネス高等学校東京キャンパス[9]へ転校した[6][10]。日本高野連の規定により、転入学をすると1年間公式戦に出られないため、2年生の期間はチームのサポートに徹した[11]。3年の春季大会から出場できるようになり、夏までの4か月間で15本塁打を記録[6]。日本ウェルネス高校では3年夏の東東京大会ベスト16が最高。
進学した桐蔭横浜大学法学部法律学科[12]では1年春から4番打者として出場[6]。4年次の神奈川大学野球連盟秋季リーグではリーグタイ記録の1シーズン8本塁打に加え、リーグ新記録となる23打点を記録した[13]。
2020年のドラフト会議で埼玉西武ライオンズからドラフト1位指名を受けた[14][15]。西武が野手を1位指名したのは2013年の森友哉以来7年ぶりだった[16]。11月24日には仮契約を結び、契約金1億円プラス出来高払い5千万円、年俸1600万円(金額は推定)という条件で入団した[17]。背番号は8[18]。なお、同音異字の投手である渡邉勇太朗が同じ球団に在籍しているため、背ネームは「K.WATANABE」となる。
西武時代
2021年の春季キャンプは大学時代に痛めた右肩の状態を考慮されB班スタートとなった[19]。オープン戦終盤には一軍戦への出場機会も得たが[20]、公式戦の開幕は二軍で迎えた。二軍では7試合で4本塁打と結果を残し、4月4日に前日に故障した外崎修汰と入れ替わる形で一軍登録されると[21]、同日の対福岡ソフトバンクホークス戦(福岡PayPayドーム)に「7番・指名打者」でプロ初出場初スタメンを果たし、6回表には和田毅からプロ初本塁打を放った[22]。4月19日に登録抹消となったが、二軍では本塁打と打点の2部門でイースタン・リーグトップに立つ活躍を見せ[23]、6月24日にフレッシュオールスターの出場選手に選出された[24]。球宴当日は「4番・一塁手」で先発出場し、4打数1安打だった[25]。4月以降の一軍昇格は果たせなかったが、ルーキーイヤーは二軍でチーム最多の90試合に出場し[26]、16本塁打・64打点でイースタン・リーグの2冠に輝いた[27]。オフに現状維持の推定年俸1600万円で契約を更改し[28]、NPB AWARDS 2021のファーム表彰式ではリーグ選考の「優秀選手賞」、スポーツニッポン選定の「新人賞」、ベースボール・マガジン社選定の「ビッグホープ賞」を受賞した[29]。
2022年は二軍で97試合に出場したが、打率.184、10本塁打に留まり、一軍出場はなかった。
2023年は、中村剛也の戦線離脱や、山川穂高の謹慎処分が重なり、5月27日に同年一軍初昇格すると、同日のオリックス戦で4番打者として先発出場した。6月8日の中日ドラゴンズ戦(ベルーナドーム)で2年ぶりとなる本塁打を放つなど好調をキープするも、7月1日のソフトバンク戦で走塁中に左脚内転筋を痛め、翌2日に出場登録を抹消された[30]。同年は57試合に出場し、打率.214、6本塁打、25打点を記録[31]。12月1日、400万円増となる推定年俸1600万円で契約を更改した[31]。
2024年は、11試合に出場し、打率.030(33打数1安打)に終わった。11月26日、350万円減となる推定年俸1250万円で契約を更改し、合わせて背番号が66に変更されることが発表された[32]。
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選手としての特徴・人物
恰幅の良い長距離砲で、大学時代には「ハマのおかわりくん」と呼ばれていた[14][13]。巨漢に見合わぬ50mを6秒1で駆ける脚力も併せ持つ[33]。
愛称はフルネームにちなんだ「ベッケン」と呼んで欲しいと西武入団時に語っている[34]。
詳細情報
年度別打撃成績
- 2024年度シーズン終了時
年度別守備成績
- 2024年度シーズン終了時
記録
- 初記録
- 初出場・初先発出場:2021年4月4日、対福岡ソフトバンクホークス3回戦(福岡PayPayドーム)、「7番・指名打者」で先発出場[35]
- 初打席:同上、2回表に和田毅から空振り三振
- 初安打・初本塁打・初打点:同上、6回表に和田毅から左越2ラン[35]
- 初盗塁:2023年6月3日、対横浜DeNAベイスターズ1回戦(横浜スタジアム)、4回表に二盗(投手:トレバー・バウアー、捕手:伊藤光)[36]
背番号
- 8(2021年 - 2024年)
- 66(2025年 - )
登場曲
- 『Sugar』Maroon5(2021年)
- 『ムカイカゼ』HOME MADE 家族(2023年)[注 2]
- 『炎の聖歌隊 [Choir]』桑田佳祐(2023年 - )※奇数打席
- 『栄光の男』サザンオールスターズ(2023年 - )※偶数打席
- 『おれはジャイアンさまだ! 2022』木村昴(2023年 - )[注 3]
- 『終わらない夢に』TUBE(2023年 - )
- 『とんぼ』長渕剛(2024年 - )
脚注
関連項目
外部リンク
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