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野﨑まど

日本の小説家 ウィキペディアから

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野﨑 まど(のざき まど、1979年 - )は、日本小説家

概要 野﨑 まど(のざき まど), 誕生 ...

経歴・人物

東京都墨田区生まれ[2]麻布大学獣医学部卒業[3]。大学時代には漫画やイラストを描いており、Adobe Flashを使った動画作品をコミックマーケットに出展したこともある[4]。大学卒業後の2年間ほどは同人誌で収入を得ていた[5]。2009年、投稿作「[映] アムリタ」で、第16回電撃小説大賞の一部門として新設された「メディアワークス文庫賞」の最初の受賞者となる(有間カオルと同時受賞)[1]。2013年の『know』は第34回日本SF大賞候補作品となった[6]。2021年、『タイタン』で第42回吉川英治文学新人賞候補。2025年、『小説』が第22回本屋大賞にノミネートされ、3位を獲得した[7]

覆面作家であり素顔は非公表。『小説』のサイン会を行った際には顔が隠れる鬘を着用していた[8]

著作リスト

単行本

  • 『[映] アムリタ』(2009年12月 メディアワークス文庫[9] / 2019年9月 メディアワークス文庫【新装版】[10])イラスト:森井しづき
  • 『舞面真面とお面の女』(2010年4月 メディアワークス文庫[11] / 2019年9月 メディアワークス文庫【新装版】[12])イラスト:どまそ、森井しづき(新装版)
  • 『死なない生徒殺人事件 ~識別組子とさまよえる不死~』(2010年10月 メディアワークス文庫[13] / 2019年10月 メディアワークス文庫【新装版】[14])イラスト:hakus、森井しづき(新装版)
  • 『小説家の作り方』(2011年3月 メディアワークス文庫[15] / 2019年10月 メディアワークス文庫【新装版】[16])イラスト:森井しづき(新装版)
  • 『パーフェクトフレンド』(2011年8月 メディアワークス文庫[17] / 2019年11月 メディアワークス文庫【新装版】[18])イラスト:kashmir、森井しづき(新装版)
  • 2』(2012年8月 メディアワークス文庫[19] / 2019年11月 メディアワークス文庫【新装版】[20])イラスト:森井しづき(新装版)
  • 『独創短編シリーズ 野崎まど劇場』(2012年11月 電撃文庫[21])イラスト:森井しづき
  • 『なにかのご縁 ゆかりくん、白いうさぎと縁を見る』(2013年4月 メディアワークス文庫[22])イラスト:戸部淑
  • 『know』(2013年7月 ハヤカワ文庫JA[23])イラスト:シライシユウコ
  • ファンタジスタドール イヴ』(2013年9月 ハヤカワ文庫JA[24]
  • 『なにかのご縁2 ゆかりくん、碧い瞳と縁を追う』(2014年4月 メディアワークス文庫[25])イラスト:戸部淑
  • 『独創短編シリーズ2 野崎まど劇場(笑)』(2015年2月 電撃文庫[26])イラスト:森井しづき、一部U35が担当
    • 『電撃文庫MAGAZINE』Vol.29 - Vol.34、Vol.36 - Vol.41収録作品ほか、書き下ろし
    • 電子書籍版のみ「参上! 次元捜査官! 〜恋のイジゲン♡マジック〜」「『参上! 次元捜査官! 〜恋のイジゲン♡マジック〜』低次元人のための《次元超越版》」を収録
  • バビロンI ―女―』(2015年10月 講談社タイガ[27])イラスト:ざいん
  • 『バビロンII ―死―』(2016年7月 講談社タイガ[28])イラスト:ざいん
  • 『バビロンIII ―終―』(2017年11月 講談社タイガ[29])イラスト:ざいん
  • HELLO WORLD』(2019年6月 集英社文庫[30]
    • 脚本を担当したアニメ映画の小説版
  • 『タイタン』(2020年4月 講談社[31] / 2023年1月 講談社タイガ[32])イラスト:宇木敦哉(講談社タイガ)
  • 『小説』(2024年11月 講談社[33]

雑誌等発表作品

フィクション
  • 「野﨑まど劇場」: 『電撃文庫MAGAZINE』Vol.13 - Vol.66(2010年4月 - 2019年2月 KADOKAWA
  • 「笑顔1/5」:『電撃スマイル文庫 つなげよう! 希望の絆!!』(2011年12月 アスキー・メディアワークス
  • 「2(*1)」:『2』刊行に際してメディアワークス文庫公式サイトにて掲載されたウェブ書き下ろし小説(2012年)
  • 「ミラクル書評! ペタペタトーン貼り小説家」:『小説現代』2014年1月号(2013年12月 講談社)
  • 「第五の地平」: 『NOVA+ バベル: 書き下ろし日本SFコレクション』(2014年10月 河出文庫[34]
    • 『誤解するカド ファーストコンタクトSF傑作選』(2017年4月 ハヤカワ文庫JA[35]) に再録
    • 『2010年代SF傑作選 2』(2020年2月 ハヤカワ文庫JA[36]、編:伴名練大森望) に再録
  • 「インタビュウ」: 『年刊日本SF傑作選 アステロイドツリーの彼方へ』(2016年6月 創元SF文庫[37]
  • 「精神構造相関性物理剛性」: 『S-Fマガジン』2017年4月号(2017年2月 早川書房)
    • 『短篇ベストコレクション 現代の小説 2018』[38](2018年6月 徳間文庫)に再録
  • 「乱暴な安全装置 -涙の接続者支援箱-」: 『BLAME! THE ANTHOLOGY』(2017年5月 ハヤカワ文庫JA[39]
  • 「遥か先」:「HELLO WORLD」公式noteにて公開[40](2019年10月31日)
    • 「HELLO WORLD」Blu-rayスペシャル・エディション封入特典として再録(2020年4月)
  • 「遥か 遥か先」:「HELLO WORLD」Blu-rayスペシャル・エディション封入特典(2020年4月)
  • 「欺瞞」:『NOVA』2021年夏号(2021年4月 河出文庫[41]
  • 「皇帝」:『STORY BOX』2021年12月号(2021年11月 小学館
  • 「バベルの一六階」:同人誌『シンデレラガールズトリビュートVI BABEL』(2021年12月)
  • 「カド -ゴ-」:Webメディア『Febri』[43](2022年6月)
  • 「わたしのかきかた」:『S-Fマガジン』2023年2月号(2022年12月 早川書房)絵:深津貴之
  • 「智慧練糸」:『AIとSF』(2023年5月 ハヤカワ文庫JA)
  • 「雪風の密室」:『小説現代』2024年10月号(2024年9月 講談社)
  • 「山羊と七枚」:『GOAT』第1号(2024年11月 小学館)
  • 「GOAT忍法帖」:『GOAT』Summer 2025(2025年6月 小学館)
エッセイなど
  • 「モゾモゾするもの、みつけた」:メディアワークス文庫公式サイトにて掲載されていたエッセイ(2010年)
  • 「DOKIDOKIぷりてぃリーグ」:メディアワークス文庫公式サイトの『第6回 リレーエッセイ ドキドキするもの、みつけたとき。』にて掲載されていたエッセイ(2011年)
  • 「秋のパン祭り!」:メディアワークス文庫公式サイト『四季折々』と刊行情報チラシ『HeadLine』に掲載されていたエッセイ(2014年)
  • 「二〇一八年のわたし」:『SFが読みたい! 2018年版』(2018年2月 早川書房)
  • 「百人のカレー食う音やカレー記念日」:『小説BOC 9(2018年春)』(2018年4月 中央公論新社[44]
  • 「二〇一九年のわたし」:『SFが読みたい! 2019年版』(2019年2月 早川書房)
  • 「枕草子六百七段 ことばをしたたむるは」:『アニメージュ』VOL.496(2019年9月 徳間書店)
  • 「二〇二〇年のわたし」:『SFが読みたい! 2020年版』(2020年2月 早川書房)
  • 「二〇二一年のわたし」:『SFが読みたい! 2021年版』(2021年2月 早川書房)
  • 「二〇二二年のわたし」:『SFが読みたい! 2022年版』(2022年2月 早川書房)
  • 「二〇二三年のわたし」:『SFが読みたい! 2023年版』(2023年2月 早川書房)
  • 「私の必需品*外出を楽しく! おでかけに持っていきたいアイテム7選」:『紙魚の手帖』VOL.12(東京創元社、2023年8月)

脚本

アンソロジー編纂

  • 『誤解するカド ファーストコンタクトSF傑作選』(ハヤカワ文庫JA 2017年4月[35])共編:大森望
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脚注

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