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矢田川 (愛知県)
愛知県名古屋市の川 ウィキペディアから
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(2005年(平成17年)5月)
地理
愛知県瀬戸市の海上の森を水源とする海上川と、猿投山を水源とする赤津川が合流し、矢田川の源流となる。源流部の別称山口川は瀬戸川と合流した地点から矢田川と名前を変える。概ね西へ流れ、支流の香流川や瀬戸川などを合わせ、名古屋市西区で庄内川に合流する。名古屋市北区ふれあい橋付近には、矢田川の水を利用する矢田川河川噴水が整備されている。
歴史
矢田川の「矢田」は『尾張国地名考』によると、「山田」から省略されたものとされる[1]。
矢田川下流域の治水

上流の丘陵地帯の地質が花崗岩であることにより、そこから発生する土砂により、庄内川と合流する河口付近の下流域は古くから水害に悩まされてきた[2]。そのため、輪中(川中輪中)を構築してきた[3]。改善策として1930年(昭和5年)には矢田川の付け替え(流路変更)工事が行われている。かつての流路は、北区福徳町・中切町・成願寺を庄内川と挟み込む形になっていたため、その間に存在した村は「川中村」と呼ばれていた。付け替え工事のため、「川の中」では無くなったが、名前は変わらなかったため、現在も「川中町」という地名が残っている。また、かつての流路には細長い校地を持つ愛知県立愛知工業高等学校の跡地があり、かつての川の姿を彷彿とさせている。
萩の名所
矢田川花火大会
毎年8月には、名古屋市北区の三階橋付近から新川中橋付近にかけての河川敷において全国選抜名古屋大花火(矢田川花火大会)が行われていたが、2005年(平成17年)に万博による警備上の問題を理由として休止、2006年(平成18年)に廃止が決定された[5]。
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流域の自治体
流域の主な施設

(2011年(平成23年)4月)
河川敷利用
- 庄内橋ゴルフ倶楽部
- 城西福祉会自動車練習場(身体障害者を対象とした運転コース)
- 水分橋緑地
- 天神橋緑地
- 矢田川橋緑地
- 千代田橋緑地
- 小原橋緑地
- 大森橋緑地
- 大森橋東緑地
周辺施設

(2011年(平成23年)5月)
支流
橋梁
要約
視点
※ 下流より記載
- 庄内川橋
(2012年(平成24年)10月) - 旧川中橋(現存せず)
(1957年(昭和32年)以前) - 新川中橋
(2013年(平成25年)11月) - 名古屋高速1号楠線
(2016年(平成28年)3月) - ふれあい橋
(2013年(平成25年)6月) - 三階橋
(2022年(令和4年)3月) - 矢田川橋
(2015年(平成27年)4月) - 宮前橋
(2015年(平成27年)4月) - 矢田川大橋
(2015年(平成27年)10月)
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脚注
参考文献
関連項目
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