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石塚硝子
日本の企業 ウィキペディアから
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石塚硝子株式会社(いしづかがらす、英: Ishizuka Glass Co., Ltd. )は、 愛知県岩倉市に本社があるガラス製品、及びプラスチックや紙などの容器を製造する日本の企業。
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概要
江戸時代後期の文政3年(1819年)、創業者の石塚岩三郎が長崎でガラス製造を学び、故郷の下総国への帰途の途中に立ち寄った土田村(現在の岐阜県可児市)でビードロ屋を開いたことに由来する。当時ガラスは大変な貴重品で、岩三郎のビードロ屋は東海地方におけるガラス製造の先駆けであった。その後明治時代以降より名古屋に移転した後、2003年(平成15年)に本社機能を岩倉市に移した。
1961年には食器事業に参入し、「アデリア」ブランドを立ち上げる[2]。中でもプリントグラス製品は人気を集めるが、やがて人気を失い生産を終了する[2]。一方でプリントグラス製品のデザインは21世紀に入った後も根強い人気があり、2018年11月には復刻ブランド「アデリアレトロ」が立ち上げられた[2]。
2020年(令和2年)9月21日には、石塚グループホールディングス株式会社に商号を変更し、持株会社制に移行予定であったが[3][4]、新型コロナウイルスの流行によりこれを延期[5]。その後持株会社体制への移行中止を発表した[6]。
現在はガラス製品のみに留まらず、プラスチックや紙などを用いた容器関連の製造・販売にも力を注いでいる。
子会社の日本パリソン社はPETボトル用プリフォーム製造会社(一部ボトルも製造)、コカ・コーラグループが主たる供給先。
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沿革
- 1819年(文政2年)11月 - 石塚岩三郎が長崎でガラス製造技術を学び、岐阜県可児郡土田村(現在の岐阜県可児市)でガラス製造を始める[1]。
- 1941年(昭和16年)4月 - 有限会社石塚硝子製造所設立[1]。
- 1946年(昭和21年)12月 - 石塚硝子株式会社に改組[1]。
- 1961年(昭和36年)10月 - 岩倉食器工場を新設[1]。
- 1984年(昭和59年)
- 2003年(平成15年)
- 2006年(平成18年)8月 - アイピーアイ株式会社の全株式を取得し、子会社化[1]。
- 2010年(平成22年)6月 - 100%子会社であるアイピーアイ株式会社を吸収合併[1]。
- 2012年(平成24年) - 園台湾の遠東新世紀との合弁により、遠東石塚グリーンペット株式会社を設立する。
- 2015年(平成27年)1月 - 鳴海製陶株式会社の全株式(自己株式を除く)を取得し、子会社化[1][8]。
- 2020年(令和2年)
- 3月23日 - 吸収分割方式により分割準備会社である硝子分割準備株式会社および器事業分割準備株式会社を設立[3]。
- 9月21日 - 王子ホールディングス株式会社との合弁会社である石塚王子ペーパーパッケージング株式会社を設立[1]。
- 2021年(令和3年)
- 2022年(令和4年)
- 2023年(令和5年) - 日本機械金型株式会社の全株式を取得し、完全子会社化[1]。
- 2024年(令和6年)4月 - PETボトル用プリフォーム姫路工場が竣工[1]。
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事業所
工場
営業所・支店
グループ会社(子会社)
脚注
関連項目
外部リンク
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