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破壊ありがとう
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破壊ありがとう(はかいありがとう)は、ASH&Dコーポレーションに所属する日本のお笑いトリオ[1]。
早稲田大学お笑い工房LUDO出身。フリーでの活動後、2024年7月1日より現在の事務所に所属。
メンバー
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来歴
2020年、早稲田大学のお笑いサークル早稲田大学お笑い工房LUDOで出会う。それぞれ森もり大学4年・田中大学2年(一浪)・木下大学2年の時に入会しているが、LUDOの制度上では同期扱い(22期)。
2020年年末、破壊ありがとう結成。トリオ名の由来は、田中が『好きな言葉ある?』と他の二人に聞いたところ、森もりが『破壊』、木下が『ありがとう』と答えたことから。田中の好きな言葉『ピーチ』は採用されなかったため、『破壊ありがとう』という名前には納得がいっていない[3]。
2021年2月、中野Studio twlにて初舞台。
2023年8月、単独ライブ・YouTubeを見たテアトロコントのキュレーター小西朝子に見出され、テアトロコント vol.63に演劇枠として出演[5]。学生劇団出身のダウ90000がテアトロコントをきっかけにお笑いの世界から注目を浴びたのと対照的に、お笑いサークルから演劇界の注目を集めた。
2024年4月1日、フリーのプロとしての活動を開始[6]。
2024年6月、stand.fmにて、ラジオ番組『破壊ありがとうのハザマ休憩所』を開始[7]。開始当初は仮タイトルであったため、案を出し合った結果、田中案「破壊とありがとうの間の憩いの場所になってほしい」という意味の『ハザマ休憩所』に決定。 ただし、この経緯を収録した音声を誤って削除してしまったため、第2回放送にて結果だけが報告された[8]。
2024年7月1日、現在の事務所ASH&Dコーポレーションへの所属を発表[9]。
2024年12月、事務所所属後初となる単独ライブ『祭日前』を開催。全2回の公演は両日完売[10]。
2025年7月、『破壊ありがとうのテアトロコント』を開催。通常は演劇1組、コント2組が各々30分ずつ3ブロックの上演を行うが、全てのブロックを破壊ありがとうが担当。10年続くこの公演に冠がつくのは初。演劇経験のある家族チャーハン江頭、もめんと竹田、かもめんたる槙尾をゲストに迎え、様々な形式のコントを上演した[11][12]。
2025年8月、キングオブコント2025に1回戦より参加し、自身初となる準決勝進出を果たす[13]。
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芸風
エピソード
- 結成までは、キュート盛り(森もり)・美少女ラーメン(田中)・脱獄チェルシー(木下)とそれぞれ別のコンビを組んでいたが、全て3か月ほどで解散。ピン芸人として活動していた田中を森もりが誘い、さらに田中が高校時代に脚本・演出を行った演劇を客として偶然観ていた縁で知り合った木下を加え結成。[14]
- 全員名前に「木」に関する単語(森・机・もくめ)が含まれており、「なぜ木属性なのか?」とよく聞かれるが、全くの偶然である。
- テアトロコント(演劇とコントが競演するユーロライブの定期公演イベント)を観た木下からその存在を聞いたメンバーは、いつの日か出演することを目標としていた。そのような折、2023年3月にテアトロコントに呼びたい旨のオファーをもらう。大学院に進学することが決まっていたメンバーはプロになるか迷っていた時期であったが、テアトロコントに出演させてもらうならプロとして本気でやっていきたいと将来について話し合い、出演を決意[14]。テアトロコントは毎回の公演の中で演劇枠・コント枠があるため、どちらの枠で出演するかを問われ、歴代のコント枠には錚々たる芸人が出演しており、コント枠では出演させてもらえないのではと考えた末、演劇枠で出演することにした。ただし、2度目の出演からはコント枠として出演。このような経緯もあり、オファーをくれたテアトロコントのキュレーター小西朝子のことを破壊ありがとうの「母」と呼んでいる[16]。
- 事務所の先輩芸人である十九人とは、お互いのラジオ番組への出演やツーマンライブの開催、十九人宅やディズニーで一緒に遊ぶ等、公私共に仲が良い。
- 星野源のオールナイトニッポン(2025年6月10日放送)にゲストとして出演したテレビプロデューサー佐久間宣行により、YouTubeに公開されているコント『運命』がおすすめとして紹介される[12]。
森もり
- ユリイカ2024年12月号の特集「お笑いと批評」に、『スポーツの呪いと平場』というタイトルでエッセイを寄稿[17]。また、中高時代は音ゲー(SOUND VOLTEX・pop'n music・REFLEC BEAT・jubeat・beatmania IIDX等)やデュエル・マスターズにのめり込んでおり、特にデュエル・マスターズは大阪の大会で3位に入賞したこともある等、多方面に造詣が深い[18]。
- 高校生時代、1年間アメリカミシガン州に留学していたため、英語が堪能。留学当時は言葉の壁にぶつかり、人と馴染めなかったため、空ばかり見ていた。そのため、帰国してからも空を見るとアメリカのことを思い出してしまう。また、この時のトラウマで犬が嫌いになってしまう[19]。
田中机
- 桐蔭学園高校1年生の時、課題提出のため訪れた物理実験室にて、偶然演劇部の上映会を目にする。上映後に勧誘され無視することも考えたが、変わるきっかけと思い直し入部。緑色の全身タイツを着て教室を巡る等の勧誘活動の結果、当初3人しかいなかった同学年の部員は13人まで増加。高校生最後の大会では、思いつくだけのエモさを詰め込んで書き上げた脚本と、部員からの「レミオロメン流さね」との言葉を受けて生まれた演目『カレハライダーズで待ってる』(作:田中大河)を上演し、第55回神奈川県高等学校演劇発表会にて、最優秀賞・創作脚本賞を受賞[20]。第52回関東高等学校演劇研究大会へと駒を進めるが、全国高等学校演劇大会への出場は逃す。また、この上演を木下が観ていたことが、破壊ありがとう結成へと繋がることになる[21]。
- 大学入学当初は、ただひたすらにバンザイするサークル「バンザイ同盟」に入部。100種類以上のさまざまなバンザイを1年間続ける。その後、幼馴染の大学入学を機に同サークルを辞め、LUDOに入会[14]。
木下もくめ
- 中学では図書委員長を務める等、優等生として過ごしていたが、東京喰種のキャラクター鈴屋什造の声真似や、友人の生徒会応援演説で整った美声を披露してしまったことで、計らずも学校中にその名を馳せる[19]。また、美術部に所属しており、今でも絵を描くことが好きなこともあって、現在では主催ライブや単独ライブ(『洒落臭い』まで)のフライヤーデザイン、グッズデザインを担当している[22]。
- 高校では演劇部に所属。これが後の田中との出会いにつながる。大学でもお笑い活動と並行して、4年間ミュージカルサークルでの活動を続け、現在では劇団の公演(東京にこにこちゃん『RTA・インマイ・ラヴァー』)にも積極的に参加している[23]。
- 英語がネイティブレベルで堪能。これは志望大学に進学するための努力や、英語のミュージカルを観ることで培ったものである[24][25]。中学校教諭一種免許状(英語)・高等学校教諭一種免許状(英語)を保持[19]。
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賞レース戦績
- NOROSHI 2024年 優勝[26] 早稲田大学お笑い工房LUDO「チームメリーランド」(放電、友田オレ、破壊ありがとう)として出場
ライブ
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出演
テレビ
- ネタパレ(フジテレビ)
- ももクロちゃんと!(テレビ朝日)
- 2024年6月22日 「ももクロちゃんと破壊ありがとう」
- 2024年6月29日 「ももクロちゃんと破壊ありがとう~これからの3人~」[38]
- 週刊情報チャージ! チルシル(NHK総合)
- すっかり にちようチャップリン(テレビ東京)
- 2025年8月16日 全員初登場!これから芸人青田買いSP前半戦[41]
ラジオ
- 大竹まこと ゴールデンラジオ(文化放送)
- 2024年12月19日 「大竹メインディッシュ」コーナー[3]
- 東京03の好きにさせるかッ!(NHKラジオ第1放送)
- マイナビ Laughter Night(TBSラジオ)
インターネット配信
舞台
- VISIONARY READING「三島由紀夫レター教室」(2025年10月9日〈予定〉、紀伊國屋ホール) - 丸トラ一 役(森もり)[51]
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脚注
外部リンク
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