トップQs
タイムライン
チャット
視点
福良駅
兵庫県三原郡南淡町に存在した淡路交通線の鉄道駅 ウィキペディアから
Remove ads
福良駅(ふくらえき)は、かつて兵庫県三原郡南淡町(現・南あわじ市)福良に存在した、淡路交通鉄道線の駅(廃駅)である。
鉄道線の終点で、南淡町の代表駅であった。兵庫県内の駅では最南端に位置した。
歴史
淡路鉄道が当駅まで延伸されたのは、1922年の洲本口駅(後の宇山駅) - 市村駅間開業から3年後のことである。当時は内陸側に位置していたが、後に福良港寄りに移転。線路もその分延長された。
- 1925年(大正14年)6月1日:淡路鉄道の賀集 - 当駅間開通に伴い開業[1]。
- 1931年(昭和6年)9月30日:井戸を新設[2]。
- 1932年(昭和7年)5月30日:ガソリン動車の導入に伴い、機関庫を増設[2]。
- 1934年(昭和9年)3月31日:乗務員宿泊所を設置[2]。
- 1935年(昭和10年)3月31日:駅舎・機関庫を改築[2]。
- 1936年(昭和11年)3月31日:ホームを増築[2]。
- 1937年(昭和12年)11月20日:車庫にピットとラジエーター温水給水タンクを設置[2]。
- 1938年(昭和13年)4月1日:路線を0.3km延長、当駅も移設[2]。
- 1939年(昭和14年)
- 1941年(昭和16年)9月30日:貨物の増加に伴い、貨物積卸場を延長[3]。
- 1943年(昭和18年)7月:社名改称に伴い淡路交通鉄道線の駅となる。
- 1948年(昭和23年)4月8日:電化に伴い、発着線を改良[3]。
- 1966年(昭和41年)10月1日:鉄道線の廃線に伴い廃止[4]。
Remove ads
駅構造
頭端式ホーム1面2線と単式ホーム1面1線、計2面3線の地上駅で、コンクリート造の駅舎が設けられていた[2]。旅客列車は頭端式ホームの2線に発着しており、単式ホームは貨物ホームとして使用されていた[3]。旅客ホームの屋根には古いレールが使われていた[3]。
駅周辺
駅所在地であった福良は紀伊水道に面する港町であり、旧・南淡町の中心地区であった。
- 国道28号
- 兵庫県道25号阿万福良湊線
- 福良港
- 南淡町役場→南あわじ市役所福良庁舎 - 現存せず
- 福良地区公民館
- 南淡郵便局
- 南あわじ市立福良小学校
- あわじ島農業協同組合(JAあわじ島)福良支所
- 福良浄化センター
駅跡
御陵東 - 当駅間の線路跡の大部分は、拡幅された国道28号の一部となっている。
駅跡は淡路交通の福良バスターミナルとなっている。駅舎は引き続きバスターミナルの待合室として使用されていたが、1999年(平成11年)に建物老朽化のため取り壊された[5]。
隣の駅
- 淡路交通
- 鉄道線
- 御陵東駅 - 福良駅
脚注
参考文献
関連項目
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads