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第17回日本フットボールリーグ
2015年に開催された日本フットボールリーグのリーグ戦 ウィキペディアから
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第17回日本フットボールリーグは、2015年(平成27年)3月8日から同年12月5日にかけて行われた日本フットボールリーグ(JFL)のリーグ戦である。ソニー仙台FCが初優勝を果たした。
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参加クラブ
要約
視点
第17回JFLの参加クラブは下表の通りである(記載は前年シーズンの成績上位順)。
前シーズン後にレノファ山口FCがJ3リーグ入会により退会した一方、第38回全国地域サッカーリーグ決勝大会で優勝した奈良クラブなど3クラブが入会し、合計16クラブで開幕する。
- 色付のチームは2015年シーズン開幕時において
- はJリーグ百年構想クラブを申請中・または継続審議中のクラブ
- Jライセンス=2014年秋季に認定された審査結果を記載(鶯色で着色したクラブ限定)
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レギュレーション
1月16日にレギュレーションが発表された[4]。
リーグ・試合形式
前年から実施の「1回戦総当たり×2ステージ制(通年ではホーム・アンド・アウェーのまま)」で行われる。
前半の15節を「ファーストステージ」、後半の15節を「セカンドステージ」とし、両ステージの勝者同士でホーム・アンド・アウェーによる「チャンピオンシップ」(年間チャンピオン決定戦)を開催する。チャンピオンシップ進出チームは通年の成績にかかわらず年間順位の1位または2位となり、3位以下は年間の全試合の成績により決定する。なお、ファーストステージ・セカンドステージを同じチームが制した場合はチャンピオンシップを行わない(この場合、2位以下を年間の全試合の成績により決定する)[注 1]。
- 天皇杯への出場枠
- 第95回天皇杯ではJFLで1stステージ1位チームに天皇杯シード権が与えられる。結果、ヴァンラーレ八戸が1stステージ1位となり、天皇杯シード権を獲得した。
大会日程
- ファーストステージ:3月8日 - 6月7日
- セカンドステージ:6月20日 - 11月15日
- チャンピオンシップ
- 第1レグ:11月28日または29日
- 第2レグ:12月5日または6日
なお当年度の開催節数は年間の通しではなく前期・後期それぞれのステージ別に表示する。したがって、後期の15節分は従前の通年表記では第16-30節に相当する。
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できごと
- 1月16日 - 第17回日本フットボールリーグの大会方式、開幕の対戦カード、奈良クラブ、FC大阪、流経大ドラゴンズ龍ヶ崎のJFL加盟が発表された[5][6]。
- 1月28日 - 開幕戦の会場が発表された[7]。
- 2月19日 - 全日程が発表された[8]。
- 6月7日 - ファーストステージの全日程が終了し、ヴァンラーレ八戸のステージ1位が決定[9]。
- 10月29日 - SP京都FCが今シーズン限りでJFLを退会することが決定[10]。
- 11月8日 - 鹿児島ユナイテッドFCが奈良クラブと引き分け、アスルクラロ沼津がファジアーノ岡山ネクストに敗れたことにより、鹿児島の成績面でのJ3リーグ加盟条件となる「JFL年間順位4位以内」および「Jリーグ百年構想クラブのうち上位2クラブ」が確定[11]。
- 11月15日 - セカンドステージの全日程が終了し、ソニー仙台FCのステージ1位が決定[12]。
- 11月17日 - Jリーグ理事会で、鹿児島ユナイテッドFCのJ3入会が承認[13]。
- 11月20日 - JFL選抜チームを編成し、ベトナム遠征を行うことを発表[14](詳細後述)。
- 12月5日 - チャンピオンシップでソニー仙台FCがヴァンラーレ八戸を2戦合計1-1・PK戦5-4で下し、リーグ初優勝が決定[15]。
- 12月9日 - この日行われたJFL理事会で、第39回全国地域サッカーリーグ決勝大会1位のラインメール青森FC、2位のブリオベッカ浦安のJFL入会が承認された[16]。
結果
要約
視点
ファーストステージ
順位
開催期間:3月8日 - 6月7日
最終更新は2015年6月7日の試合終了時
出典: 第17回 日本フットボールリーグ(2015) ステージ順位表
順位の決定基準: 1.勝点 2.得失点差 3.総得点 4.当該チーム間の対戦成績 5.勝利数 6.反則ポイント 7.順位決定戦(必要な場合のみ).
順位推移表
最終更新: 2015年6月7日
出典: 第17回 日本フットボールリーグ(2015) ステージ順位表
戦績表
ホーム / アウェー[1] | HON | SPK | KGU | SON | YMS | VRS | AZU | VAN | LOC | FAN | MIO | UVA | MAR | NAR | OSA | RKU |
Honda FC |
2–1 |
2–1 |
0–0 |
0–1 |
2–1 |
3–1 |
1–2 |
2–0 | ||||||||
SP京都FC |
0–0 |
2–1 |
0–2 |
4–0 |
0–1 |
3–1 |
0–1 |
2–0 | ||||||||
鹿児島ユナイテッドFC |
0–3 |
0–1 |
2–0 |
2–2 |
4–0 |
3–2 |
1–0 |
2–1 | ||||||||
ソニー仙台FC |
1–0 |
1–0 |
1–1 |
1–0 |
1–0 |
1–1 |
1–1 | |||||||||
横河武蔵野FC |
2–2 |
0–1 |
2–3 |
0–2 |
1–0 |
1–0 |
1–0 |
3–2 | ||||||||
ヴェルスパ大分 |
2–3 |
1–3 |
1–4 |
0–2 |
3–3 |
0–0 |
2–1 |
3–2 | ||||||||
アスルクラロ沼津 |
0–5 |
1–0 |
1–0 |
0–0 |
1–0 |
1–1 |
0–0 |
2–0 | ||||||||
ヴァンラーレ八戸 |
1–0 |
0–1 |
2–0 |
2–1 |
3–2 |
2–0 | ||||||||||
ホンダロックSC |
0–0 |
0–2 |
2–1 |
2–1 |
2–2 |
1–2 |
1–0 |
2–2 | ||||||||
ファジアーノ岡山ネクスト |
0–5 |
1–2 |
1–3 |
0–2 |
0–0 |
1–5 | ||||||||||
MIOびわこ滋賀 |
0–3 |
1–1 |
0–0 |
0–2 |
0–0 |
2–0 |
4–0 |
1–1 | ||||||||
栃木ウーヴァFC |
0–3 |
3–4 |
0–2 |
0–0 |
2–0 |
0–2 |
0–1 | |||||||||
FCマルヤス岡崎 |
0–5 |
0–1 |
1–1 |
0–3 |
0–1 |
1–2 |
1–0 |
1–1 |
0–1 | |||||||
奈良クラブ |
2–1 |
0–2 |
2–1 |
0–1 |
1–0 |
1–1 | ||||||||||
FC大阪 |
0–1 |
0–1 |
2–0 |
2–0 |
3–1 |
3–0 |
3–0 | |||||||||
流経大ドラゴンズ龍ケ崎 |
0–1 |
2–1 |
3–1 |
0–4 |
1–3 |
2–1 |
1–2 |
1–3 |
最終更新は2015年6月7日の試合終了時
出典: 第17回 日本フットボールリーグ(2015) 戦績表
1左縦列のチームがホーム側。
色: 青 = ホームチームが勝ち; 黄 = 引き分け; 赤 = アウェーチームが勝利。
セカンドステージ
順位
開催期間:6月20日 - 11月15日
最終更新は2015年11月15日の試合終了時
出典: 第17回 日本フットボールリーグ(2015) ステージ順位表
順位の決定基準: 1.勝点 2.得失点差 3.総得点 4.当該チーム間の対戦成績 5.勝利数 6.反則ポイント 7.順位決定戦(必要な場合のみ).
順位推移表
最終更新: 2015年11月15日
出典: 第17回 日本フットボールリーグ(2015) ステージ順位表
戦績表
ホーム / アウェー[1] | HON | SPK | KGU | SON | YMS | VRS | AZU | VAN | LOC | FAN | MIO | UVA | MAR | NAR | OSA | RKU |
Honda FC |
2–1 |
2–1 |
3–0 |
6–0 |
6–0 |
5–1 |
2–0 | |||||||||
SP京都FC |
2–2 |
1–1 |
1–1 |
0–1 |
4–1 |
3–2 |
1–0 | |||||||||
鹿児島ユナイテッドFC |
1–3 |
3–0 |
3–2 |
1–0 |
1–0 |
3–1 |
2–0 | |||||||||
ソニー仙台FC |
1–1 |
1–1 |
2–1 |
0–0 |
2–1 |
2–1 |
2–1 |
2–1 | ||||||||
横河武蔵野FC |
0–0 |
1–2 |
0–2 |
0–1 |
3–0 |
2–0 |
1–1 | |||||||||
ヴェルスパ大分 |
2–0 |
1–2 |
1–1 |
0–1 |
3–0 |
1–3 |
3–2 | |||||||||
アスルクラロ沼津 |
2–2 |
1–2 |
0–1 |
2–1 |
1–0 |
3–1 |
1–0 | |||||||||
ヴァンラーレ八戸 |
2–1 |
0–3 |
2–1 |
1–2 |
0–1 |
3–1 |
1–0 |
2–2 |
1–1 | |||||||
ホンダロックSC |
0–0 |
0–1 |
0–0 |
0–2 |
2–1 |
2–1 |
4–0 | |||||||||
ファジアーノ岡山ネクスト |
0–3 |
2–1 |
4–2 |
1–0 |
0–0 |
0–1 |
5–1 |
2–0 |
0–1 | |||||||
MIOびわこ滋賀 |
0–1 |
0–2 |
1–2 |
0–0 |
4–1 |
2–4 |
3–1 | |||||||||
栃木ウーヴァFC |
1–4 |
2–2 |
1–1 |
0–1 |
0–3 |
0–4 |
1–4 |
2–0 | ||||||||
FCマルヤス岡崎 |
0–3 |
4–1 |
1–0 |
0–3 |
4–2 |
2–0 | ||||||||||
奈良クラブ |
0–2 |
0–0 |
1–0 |
0–1 |
2–1 |
1–0 |
2–1 |
3–0 |
0–1 | |||||||
FC大阪 |
1–1 |
0–3 |
2–2 |
0–1 |
3–1 |
3–0 |
0–1 |
2–1 | ||||||||
流経大ドラゴンズ龍ケ崎 |
2–3 |
0–5 |
0–2 |
0–3 |
2–3 |
1–0 |
1–1 |
最終更新は2015年11月15日の試合終了時
出典: 第17回 日本フットボールリーグ(2015) 戦績表
1左縦列のチームがホーム側。
色: 青 = ホームチームが勝ち; 黄 = 引き分け; 赤 = アウェーチームが勝利。
年間
年間順位
最終更新は2015年12月5日の試合終了時
出典: 第17回 日本フットボールリーグ(2015) 年間通算順位表
順位の決定基準: 1. 勝点; 2. 得失点差; 3. 得点数.
1 J3の加盟については、「J3スタジアム要件」、「J3ライセンス基準」に関する審査および入会審査に合格したうえで、JFLでの年間順位が4位以内、かつ、JFLに属するJリーグ百年構想クラブのうち上位2クラブに入っていることが条件となる。
年間順位推移表
最終更新: 2015年12月5日
出典: 第17回 日本フットボールリーグ(2015) 年間通算順位表
- ファーストステージの年間順位の推移はファーストステージ順位推移表と同一のため省略。
- CSはチャンピオンシップの結果を受けての年間順位の変動を示す。
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チャンピオンシップ
レギュレーション
チャンピオンシップの対戦カード・日時・試合会場が2015年11月15日に、レギュレーションが2015年11月18日に発表された[17][18]。
- 第1戦はファーストステージ1位、第2戦はセカンドステージ1位のホームゲームとする。
- 1試合は90分(前後半各45分)とする。第1戦は延長戦を実施しない。
- 以下の順序で勝者を決め、勝者が第17回JFLの優勝、敗者が第17回JFLの準優勝となる。
なお、アウェーゴール方式はJFLチャンピオンシップでは採用しない。
日程・結果
第2戦90分終了時で2戦1勝1敗・通算スコア1-1となり延長戦を実施、延長戦スコア0-0で決着がつかないためPK戦を実施し、PK戦スコア5-4としたソニー仙台FCのリーグ優勝が決定した。
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個人記録
得点ランキング
最終更新は2015年11月15日の試合終了時
出典: 第17回 日本フットボールリーグ(2015) 得点ランキング
個人表彰・ベスト11
2015年12月9日に個人表彰が発表された[19]。
- 優秀レフェリー賞:俵元希
- フェアプレー賞:ヴェルスパ大分
ハットトリック
- Note: 4 1試合4得点 (H) – ホーム (A) – アウェイ
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昇格・降格
J3への加盟
J3の加盟については、「J3スタジアム要件」「J3クラブライセンス基準」に関する審査および入会審査に合格したうえで、JFLでの年間順位が4位以内、かつ、JFLに属するJリーグ百年構想クラブのうち上位2クラブに入っていることが条件となる[27]。
2015年度のJFLに参加する百年構想クラブは、鹿児島・沼津・八戸・栃木U・奈良の5クラブである。このうち栃木Uを除く4クラブがJ3クラブライセンスの申請を行い、同年9月24日に公表された新規J3昇格を希望するクラブに対してのJ3ライセンス審査[28] で、鹿児島・沼津・奈良の3クラブに対してライセンスの交付判定が行われた。八戸については本拠地として申請した多賀地区多目的運動場(仮称)の完成が2016年10月となっており、それまでにJ3スタジアム要件を満たす本拠地を確保できないとの理由でライセンス不交付との判定となり、J3加盟は見送りとなった。八戸はファーストステージ優勝により年間順位2位以内が確定して「Jリーグ百年構想クラブのうち上位2クラブ」の一つとなることが確定していることから、昇格の可能性があるのは沼津、奈良、鹿児島のうち1チームということになった。
その後、2015年11月8日に行われたセカンドステージ第14節で鹿児島の「年間順位4位以内」および「Jリーグ百年構想クラブのうち上位2クラブ」となることが確定し[11]、2015年11月17日のJリーグ理事会で鹿児島のJリーグ入会が正式に承認された[13]。
地域リーグとの入れ替え
地域リーグからの昇格は、JFLへの入会を希望し、入会条件を満たすチームの中から第39回全国地域サッカーリーグ決勝大会の上位2チームが自動昇格し、JFL15位、16位チームが地域リーグに自動降格する。なお上述の条件でJ3入会(=JFL退会)となるチームがある場合、1チームの場合はJFL16位チームのみ自動降格、2チームの場合は自動降格チームは無しとされた[29]。
2015年9月30日付でSP京都FCから2015年シーズン限りでの「退会届」が提出され、2015年10月29日開催された理事会にて正式決定されたことを受けて、地域リーグへの降格は、15位のチームの自動降格はなくなり、16位のチームのみ自動降格するように変更された[10]。その後、鹿児島のJ3入会が決定した[13] ため、自動降格チームは無しと再度変更となった。その結果第39回地域決勝で優勝したラインメール青森FCと準優勝のブリオベッカ浦安のJFL入会が決まった[30]。
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海外遠征
JFL選抜チームを編成し、12月9日から16日にかけてベトナムで遠征を行った[14]。
参加スタッフ・選手
スタッフ
選手
試合結果
- 試合開始時刻はいずれも現地時間(UTC+7)。
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脚注
- この順位決定方法は、2ステージ制が導入されていた2004年シーズンまでのJ1での順位決定方法に準じる。
出典
関連項目
外部リンク
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