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第47回世界遺産委員会

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第47回世界遺産委員会(だい47かいせかいいさんいいんかい)は、2025年7月6日から7月16日の間、 パリUNESCO本部での開催となった世界遺産委員会である。

今委員会では、文化遺産21件、自然遺産4件、複合遺産1件の計26件が登録されたが、パナマから新規登録された「パナマの植民地時代の地峡横断道路」に、既登録の「パナマ・ビエホとパナマ歴史地区」が統合されたことから、結果世界遺産リスト登録物件の総数は1248件となった[1]

委員国

委員国は以下の通りである[2]。地域区分はUNESCOに従っている。

議長国  ブルガリア 議長Nikolay Nenov
アジア太平洋 大韓民国の旗 大韓民国 副議長国
インドの旗 インド
日本の旗 日本
カザフスタンの旗 カザフスタン
 ベトナム
アラブ諸国 カタールの旗 カタール 副議長国
レバノンの旗 レバノン
アフリカ ザンビアの旗 ザンビア 副議長国
ルワンダの旗 ルワンダ 報告担当国。報告担当者はJoelle Bucyana。
 ケニア
セネガルの旗 セネガル
ヨーロッパ北アメリカ ベルギーの旗 ベルギー 副議長国
ギリシャの旗 ギリシャ
トルコの旗 トルコ
 ウクライナ
カリブラテンアメリカ メキシコの旗 メキシコ 副議長国
アルゼンチンの旗 アルゼンチン
ジャマイカの旗 ジャマイカ
セントビンセント・グレナディーンの旗 セントビンセント・グレナディーン

審議対象の推薦物件一覧

要約
視点

物件名に * 印が付いているものは既に登録されている物件の拡大登録などを示す。太字は正式登録(既存物件の拡大などについては申請用件が承認)された物件。英語名とフランス語名は諮問機関の勧告文書に基づいており[3]、登録時に名称が変更された場合にはその名称を説明文中で太字で示してある。

第47回世界遺産委員会の審議で新規に世界遺産保有国となったのは、ギニアビサウシエラレオネの2か国である。この時点で、世界遺産条約を締約している196か国のうち、世界遺産を保有していない国は26か国となった。

自然遺産

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複合遺産

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文化遺産

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危機遺産

リストからの除去

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その他の議題

  • 明治日本の産業革命遺産の構成資産である端島炭鉱(軍艦島)について、朝鮮半島出身労働者の実態の説明などに関する日本の取り組みを再点検すべきとする議案を、韓国が提起していた。だが、委員国の投票に持ち込まれた結果、今回の委員会で追加の決議を行うことは否決された[5]
  • 第45回世界遺産委員会でも審議された知床の保全状況の再確認が行われ、海域でのトドによる漁業被害軽減とトドの個体数保全の両立を目指す試行錯誤が一定の評価を得た[6]
  • 次回(第48回)の世界遺産委員会は、来年7月に韓国の釜山で開催されることが決まった[7]。現時点での日程は7月19~29日を予定しており、会場はBEXCOになる見込み[8]

脚注

参考文献

外部リンク

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