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笹田和秀
日本の調教師 ウィキペディアから
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笹田 和秀(ささだ かずひで、1956年9月29日 - )とは、日本中央競馬会 (JRA) ・栗東トレーニングセンターに所属する調教師である。
主な管理馬に2011年の優駿牝馬(オークス)優勝馬エリンコートがいる。
妻・笹田淑(旧姓・伊藤)はJRA初の女性調教助手として知られる。舅は伊藤雄二。ニュージーランドでデビューし現在は地方競馬の兵庫県競馬組合の騎手である笹田知宏は次男[1]。
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経歴
広島県福山市出身。父は地元の福山競馬で馬主資格を持っていた[2]。盈進高校時代はサッカーで広島県選抜に選ばれるなど活躍し、その後拓殖大学に進学。在学中、中央競馬の厩務員に嫁いでいた従姉から、大卒の厩舎関係者が増加していることを聞かされ、もともと馬好きであったことから、大学卒業後の1980年に従姉の夫が勤めていた栗東・島崎宏厩舎に厩務員として入った。翌1981年に調教助手資格を取得。
1983年、調教師伊藤雄二の長女・淑と結婚。これに伴って伊藤厩舎へ移籍した。伊藤厩舎では「攻め専」(調教騎乗のみを担当)として、ウイニングチケット、エアグルーヴ、ファインモーションといったGI優勝馬の調教を担当。ときに伊藤の代理も務め、その右腕ともされた。
2007年、伊藤の定年引退に伴って梅田智之厩舎にいったん移籍のあと、翌2008年に調教師免許を取得。1年間を研修の状態で過ごしたのち、2009年に自身の厩舎を開業し、同年3月21日に管理馬ヴェルトマイスターで初勝利を挙げた。2011年4月、定年引退した池江泰郎から管理を引き継いだレディアルバローザが中山牝馬ステークスを制し、重賞を初制覇。同5月22日にはデビュー時から管理したエリンコートがオークスに優勝し、GI競走初制覇を果たした。
2011年10月26日、園田競馬第11競走(JRA交流千種川特別)で、管理馬メイショウボルトに知宏が騎乗し日本での初勝利を挙げた[3]。
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調教師成績
主な管理馬
※括弧内は笹田管理下における優勝重賞競走、太字はGI級競走、斜字は地方競馬の重賞。
- レディアルバローザ(2011年・2012年中山牝馬ステークス)
- エリンコート(2011年優駿牝馬)
- メーデイア(2013年・2014年TCK女王盃、マリーンカップ、スパーキングレディーカップ、レディスプレリュード、JBCレディスクラシック)
- エアスピネル(2015年デイリー杯2歳ステークス、2017年京都金杯、富士ステークス)
- ダンスディレクター(2016年・2017年シルクロードステークス)
- ノーワン (2019年フィリーズレビュー)
主なスタッフ
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脚注
参考文献
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