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ファンタジーステークス
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ファンタジーステークスは、日本中央競馬会(JRA)が京都競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GIII)である。競馬番組表での名称は「KBS京都賞 ファンタジーステークス(ケービーエスきょうとしょう ファンタジーステークス)」と表記される。
競走名の「ファンタジー(Fantasy)」は、「幻想」を意味する英語。また、文学で夢想的な物語全般を指す呼称[3][4][5]。
「KBS京都」は、京都府京都市上京区に本社を置くラテ兼営民間放送局京都放送(テレビは独立系、ラジオはNRN加盟)の対外呼称[3]。同社は旧社名「近畿放送」時代の1969年(昭和44年)にテレビ放送を開局した直後から中央競馬中継(『競馬中継』→『土曜競馬中継』&『競馬中継.exe』→『KEIBAワンダーランド』→『うまDOKI』)を実施しており、2010年までは土日両日、また2000年代まではラジオでも競馬中継を行っていた。2010年(平成22年)の第15回以降は『KEIBAワンダーランド』→『うまDOKI』で放送できるように、土曜日の開催となっている(2017年を除く)。
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概要


3歳(現2歳)牝馬による重賞競走[3][4][5]。創設以来、京都競馬場の芝1400m(外回り)で行われ[4][5]、阪神3歳牝馬ステークス(現:阪神ジュベナイルフィリーズ)の関西地区における前哨戦として定着している[3]。
1996年(平成8年)、それまでのエリザベス女王杯に代わる牝馬3冠最終戦として創設されたGI秋華賞まで続く2・3歳牝馬の競走体系整備に際して、前年まで1月の京都開催で行われていた3歳オープンクラス特別競走『KBS京都紅梅賞』(現・紅梅ステークス)から寄贈賞を移動して新設。
→「中央競馬の冠競走一覧 § 放送局」、および「紅梅ステークス § 概要」も参照
2011年まで、阪神3歳牝馬ステークス(現:阪神ジュベナイルフィリーズ)の前哨戦としては唯一の牝馬限定戦だった[4][5]が、2012年に関東地区の前哨戦としてアルテミスステークスが新設されると、本競走の開催時期は1週繰り下げられた[4][5]。
創設時から外国産馬・地方競馬所属馬が出走可能[4]なほか、2010年からは外国馬も出走可能な国際競走となった[4][5]。
競走条件
出走資格:サラ系2歳牝馬
- JRA所属馬
- 地方競馬所属馬(後述)
- 外国調教馬(優先出走)
負担重量:馬齢(55kg)
阪神ジュベナイルフィリーズのステップ競走に指定されており、地方競馬所属馬は阪神ジュベナイルフィリーズの出走候補馬(3頭まで)に優先出走が認められている[6][7]。また、地方競馬所属馬は本競走で2着以内の成績を収めた馬に阪神ジュベナイルフィリーズの優先出走権が与えられる[6][7]。
賞金
2024年の1着賞金は2900万円で、以下2着1200万円、3着730万円、4着440万円、5着290万円[1][2]。
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歴史
要約
視点
- 1996年 - 3歳牝馬限定の重賞競走(GIII[注 1])として創設、京都競馬場の芝1400m(外回り)で施行[4]。外国産馬・地方競馬所属馬とも出走が可能[4]。
- 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走資格を「2歳牝馬」に変更。
- 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、格付表記をJpnIIIに変更。
- 2010年
- 2020年 - 京都競馬場の改修工事に伴う開催日割の変更のため阪神競馬場で施行(2021年・2022年も同様)。
- 2025年 - 施行日を天皇賞(秋)の前日に変更予定。
歴代優勝馬
コース種別を表記していない距離は、芝コースを表す。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。
Rはレコードタイム。2006年アストンマーチャン、2020年メイケイエールの勝ち時計は当時のJRA2歳レコードであった。
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脚注・出典
外部リンク
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