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美しい夏キリシマ

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美しい夏キリシマ』(うつくしいなつキリシマ)は、2003年公開の日本映画

概要 美しい夏キリシマ, 監督 ...

監督・脚本は黒木和雄で、柄本佑は映画初出演にして初主演。「戦争レクイエム三部作」の2作目。文部科学省選定、日本映画ペンクラブ特別推薦、優秀映画鑑賞会推薦作品。戦争映画

ストーリー

1945年8月、霧島を望む宮崎のある農村。空襲で同級生を失ったショックから体調を崩し、肺浸潤と診断された中学3年生の日高康夫は、満州に住む両親と別れ、厳格な祖父・重徳と優しい祖母・しげの下でぼんやりと自宅療養の日々を送っていた。

そんな彼に想いを寄せる従姉の世津子。だが、彼女の気持ちを察するほど、彼は大人ではない。村には中国大陸から引き揚げた兵士たちが駐屯し、本土決戦に備えて演習に余念がなかった。その中のひとり・豊島一等兵は、日高家の奉公人であるなつの小作人の母・イネと密会を重ねる。

日高家のもうひとりの奉公人・はるが、重徳の強い勧めで、戦地で片足を失い帰国した秀行と結婚することになる。はるの祝言に合わせ、嫁ぎ先の都城から里帰りした康夫の叔母・美也子は、出撃を控えた海軍少尉・浅井と秘かな想いを通わせるが、彼を戦地へ送り出す日が来てしまう。

ある日、空襲で見殺しにした友人の幼い妹・波に許しを乞いに行った康夫は、彼女に兄の仇を討つように言われる。ところが、何を相手に戦えばいいか判らない彼は、ただ竹槍を携えて掘った穴に身を潜めるばかりだった。

やがて、終戦が訪れた。信じていたものを失った重徳は一気に老け、イネは一人息子の稔を連れて村を出て行く。そして、康夫は進駐して来たアメリカ軍に竹槍を振り回すも、彼らが威嚇発砲した銃の音に驚き倒れる。

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スタッフ


キャスト

受賞

学術的参考文献

脚注

外部リンク

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