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花沢健吾

日本の漫画家 ウィキペディアから

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花沢 健吾(はなさわ けんご、1974年1月5日 - )は、日本漫画家青森県[1]八戸市出身、東京都在住。既婚。妻はアシスタント兼漫画家の岡本ジュリー。

概要 はなさわ けんご花沢 健吾, 生誕 ...

経歴

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作風

  • いわゆる「非モテ」もしくは「ヘタレ」のさえない平凡な青年を主人公としている。
  • 花沢は「今の日本って女尊男卑じゃないですか。女性専用のスパゲッティ屋ができたとか聞くと、最悪にムカつきますね。男性が優遇されまくっている逆転した世界みたいなものを描いてみたいですね[7]」と述べており、『なで☆シコ』においては、女性に兵役が課せられる一方で、男性は20歳で年金を受給するなど、「男性が優遇されまくっている逆転した世界」が徹底的に描かれている。
  • 非モテ独身男を主人公に据えながら、花沢自身は既婚者である。妻である岡本ジュリーは花沢健吾を描いたコミックエッセイ『アシ妻物語』を描いているが、『私が弱音を吐くと、すぐ自分と比べる。岡本「私、今37時間起きてんですよ…あなたは仮眠したかもしれないですけどね」』などと妻が家事をしながら、アシスタントとして酷使されている。同作でブラック企業の経営者のように我儘な花沢の言動を読めるが、「非モテ独身男」の作風のイメージを裏切らないよう、花沢が既婚者である事はあまり公に語られない。
  • 新井英樹をリスペクトしており、同著者の『宮本から君へ』の愛蔵版発売に際しては、2巻の帯に、「僕にとって聖書みたいなもんである」という内容のコメントを寄せている。
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作品

漫画

連載作品

短編作品ほか

○の作品は2012年刊の短編集『特火点 花沢健吾短篇集』(ビッグコミックススペシャル、小学館)に収録。

  • 墓穴(1997年、未発表)◯
  • 退屈な月(1999年、週刊ヤングサンデー、小学館)◯
  • ジョニィからの伝言(2000年、週刊ビッグコミックスピリッツ増刊 manpuku!、小学館)◯
  • ラウンドガール(2003年、ビッグコミックスピリッツ、小学館)◯
  • なで☆シコ(2007年、ビッグコミックスピリッツ増刊Casual、小学館)◯
  • チンパー(2009年、モーニング、講談社)全3話 ◯
  • 人生かやの外(仮)(2012年、『特火点 花沢健吾短篇集』描き下ろし、小学館)◯
  • 秋桜(コスモス)(2013年、もっと!vol.2、秋田書店
  • もぐら(2013年、もっと!vol.3、秋田書店)
  • 鉄と蕗の薹(2013年、もっと!vol.4、秋田書店)2016年、『花沢健吾:ヒーローなき世界を生きる (文藝別冊/KAWADE夢ムック)』にて再録[9]
  • 未来リフォーム(2013年、もっと!vol.6、秋田書店)同上
  • 俺は運がよかっただけだった(2016年、花沢健吾:ヒーローなき世界を生きる (文藝別冊/KAWADE夢ムック)、河出書房新社
  • 父のこと(2018年、漫画アクション9号、双葉社
  • タイトル不明[10](2018年、ビッグコミックスピリッツ48号、小学館)スピリッツ通巻2000号記念作品[11]
  • 整霊師(2021年、グランドジャンプ19号、集英社

原作担当作品

  • アイアムアヒーロー in OSAKA(2015年、やわらかスピリッツ、小学館)作画、本田優貴
  • アイアムアヒーロー in IBARAKI(2016年 - 、やわらかスピリッツ、小学館)作画、富士沢一矢
  • アイアムアヒーロー in NAGASAKI(2016年 - 、やわらかスピリッツ、小学館)作画、にしだけんすけ

挿絵・イラスト

メディア出演

関連人物

  • 岡本ジュリー - 花沢の妻でありアシスタント。その目線から描いたコミックエッセイ「アシ妻物語」(マッグガーデン刊)全2冊がある。
  • 本田透
  • 浅野いにお - 花沢とは親交関係を持つ人物。近年の作風において、花沢と共通する作画を指向している。

脚注

外部リンク

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