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茂木圭次郎

日本の陸上長距離選手 ウィキペディアから

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茂木 圭次郎(もぎ けいじろう、1995年10月21日- )は東京都武蔵野市出身の陸上競技選手。専門は長距離走武蔵野市立第四中学校拓殖大学第一高等学校卒業。旭化成陸上部所属。2018年2020年2025年の3度、ニューイヤー駅伝優勝メンバーに名を連ねている。

概要 茂木圭次郎Keijiro MOGI, 選手情報 ...
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経歴・人物

旭化成入社以前

  • 東京都武蔵野市出身。中学校入学当初はバスケットボール部に所属。中学2年生の時に創部された陸上部に移り、陸上を始める[1]
  • 中学卒業後は東京都内の拓殖大学第一高等学校に進学。高校最終シーズンとなる2013年には、青梅マラソン高校男子の部(10km)・東京都高校総体男子5000mで優勝、東京都高校駅伝1区(10km)で区間賞獲得するなど都内のナンバーワン選手として活躍[2][3]。しかし、3年間で唯一インターハイに出場した高校3年時の男子5000mでは予選落ち[4]。また茂木の在学中、拓殖大学第一高校は全国高校駅伝に出場できなかったこともあり、全国的には無名の選手であった。

実業団1年目

  • 2020年に地元東京で開催予定のオリンピックマラソン日本代表として出場するという目標を持ち、箱根駅伝常連の大学からの勧誘を断り、マラソン日本代表を多数輩出してきた名門旭化成陸上部に入部する[5]宮崎県延岡市に本拠地を構える旭化成陸上部の高卒入部者は、ほとんどが九州の高校の卒業生であり、東京都からの高卒での入部者は史上初めてであった[6]
  • 2014年11月に開催された九州実業団毎日駅伝ではオープン参加の実業団混成チームから1区に出走。区間5位の好走で旭化成チームの選手に先着した[7]。その功績から翌2015年元日開催のニューイヤー駅伝では、高卒1年目ながらメンバーに大抜擢され、その上、主要区間のひとつである5区を担当した。(区間14位)

実業団2年目

  • 2015年5月、旭化成陸上部の本拠地である宮崎県延岡市で開催される記録会・ゴールデンゲームズinのべおかでは5000mD組に出場し、組トップでゴール。13分44秒64という記録をマークし、それまでの自己ベストを30秒以上更新。翌月開催の第99回日本陸上競技選手権の参加標準記録を突破し、この年4月に入社した村山謙太村山紘太兄弟(それぞれこの大会10000m・5000mで同年8月開催の世界陸上参加標準記録を突破)らととも旭化成陸上部の地元延岡を盛り上げた[8]
  • 2015年9月、全日本実業団対抗陸上競技選手権大会では、ジュニア種目に出場可能な年齢ながら、一般男子5000mに出場。13分45秒79という記録で走り、日本人全選手中2番目の高成績となる7位入賞を果たした。また、日本人1位となった富士通中村匠吾とはわずか0.21秒差の記録であった[9]
  • 2015年の九州実業団毎日駅伝では前年実業団混成チームとして出走した1区に旭化成チームとして出走。序盤から主導権を握り2位以下を寄せ付けない圧巻の走りで区間賞を獲得。茂木の快走で流れをつかんだ旭化成はその後ゴールまで全区間で1度も先頭を譲ることなく3年ぶりの優勝を果たした[10]
  • 2015年11月の熊本甲佐10マイル公認ロードレース大会では、ゴール直前まで旭化成の同僚である村山謙太と優勝を争い、共に日本歴代9位タイとなる46分08秒という記録でゴール。秒差はなかったが最終的に村山との競り合いに勝ち優勝を果たした[11]。この年の8月に開催された世界陸上北京の10000m日本代表である村山、マラソン日本代表であるトヨタ自動車九州今井正人[12]らを抑えての優勝であった。
  • 2016年元日のニューイヤー駅伝では前年と同じく5区を担当。4区村山謙太から10位でタスキを受け取ると2人を抜き、入賞ラインの8位まで順位を上げて6区丸山文裕にタスキをつないだ。(区間5位)
  • 2016年1月、全国都道府県対抗駅伝では故郷である東京都チームの7区を担当。チームが優勝争いに絡むことはなかったが茂木は11人抜きの好走を見せ、旭化成の同僚でもある10000m日本記録保持者の村山紘太(宮城県)、同駅伝で全選手中最多5度の区間賞獲得経験を持つ佐藤悠基(静岡県)をはじめとする有力選手を抑え区間賞を獲得。その活躍から優秀選手賞も受賞した[13]
  • 2016年2月の香川丸亀国際ハーフマラソンでは1時間00分54秒という日本歴代6位(当時)の好記録で日本人トップの3位入賞を果たした[14]。また、翌月開催の世界ハーフマラソン選手権大会日本代表に内定した。

実業団3年目・4年目

  • 2016年6月の第100回日本陸上競技選手権では10000mに出場し5位入賞するなど、実業団2年目の好調を維持。しかし、その後2016年秋にアキレス腱を故障。2017年元日のニューイヤー駅伝では入社以来初めて同駅伝メンバーを外れたが、旭化成は18年ぶり最多22度目の優勝を果たした[15]
  • 2018年元日のニューイヤー駅伝では2年ぶりに同駅伝に出場し1区を担当。前年に放送されたテレビドラマ『陸王』で俳優竹内涼真が演じたマラソンランナー茂木裕人と同じ名字であることが話題になった[16]。茂木が先頭と10秒差の9位でタスキをつなぐと、2区を担当したチーム初の外国人選手アブラハム・キャプシスが先頭に立ち、最終区まで先頭をキープ。チームは二連覇を果たし、優勝回数を23回に伸ばした[17]
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自己記録

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主な戦績

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実業団駅伝戦績

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出典・脚注

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