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旭化成陸上部

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旭化成陸上部(あさひかせいりくじょうぶ)は、宮崎県延岡市に本拠地を置く、旭化成の実業団陸上競技部である。

概要 旭化成陸上部, 競技種目 ...

全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)で歴代最多26回の優勝を果たしている[1](2025年現在)。

概要

1992年バルセロナオリンピックで銀メダルを獲得した森下広一の他、宗兄弟谷口浩美川嶋伸次など数々のオリンピック・世界選手権代表を輩出した社会人チームである。全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)では第9回大会に初優勝を飾ったのをきっかけに、3連覇を2回、4連覇を1回、6連覇を2回達成するなど、計26回の優勝を飾っている。特に1990年代は、1996年の第40回大会で鐘紡(現在のKao)に僅か1秒差で優勝を逃したのを除けば、全ての大会で優勝を果たしている。ちなみに、この時優勝していれば前人未到の10連覇を達成していた。

しかし21世紀になると、富士通コニカミノルタ中国電力日清食品グループといった新興勢力が台頭し、優勝から長く遠ざかることになる(特に2009年の第53回大会では、富士通や日清食品グループとゴール直前までデッドヒートを演じながら、僅か1秒差の3位に終わり、10年ぶりの優勝を逃した)。

転機となったのは2015年。双子の村山兄弟(謙太紘太)をはじめとする大学駅伝で名を馳せた有力選手7名が加入する大型補強を行うと、2017年の第61回大会で18年ぶり22回目の優勝を飾り、2020年の第64回大会まで4連覇を達成した。

多くの実業団にアフリカからの強力な外国人選手が所属している中、あえて外国人選手を所属させることなく日本人選手だけで戦っていたが、2017年に2名の外国人選手が加入した(以前は中国電力も同様だったが、2016年に外国人選手が加入した)。

監督はOBで1984年ロサンゼルスオリンピックマラソン日本代表の宗猛が2008年4月から2014年3月まで務めていた。後任はOBでコーチを務めていた西政幸が昇格し、宗猛は総監督に就任。なお猛の双子の兄・もかつては監督を務めたが、2020年時点では顧問として弟や後輩らをサポートする。宗猛は監督退任後に総監督となっていたが2025年3月末をもって退き、顧問となった[2]

2020年4月に、2012年までコーチを務め、その後宮崎銀行女子陸上部の監督を務めた西村功が監督に就任。西は副部長に就任しスカウト活動担当となった[3]

同陸上部をきっかけとして整備された「日本一のマラソン練習コース」が、1995年(平成7年)度手づくり郷土賞(自然部門)を受賞[4]

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設立・沿革

1946年創部。1957年の第1回全日本実業団対抗駅伝競走大会(現在のニューイヤー駅伝)に出場[5]、2025年の第69回大会で39年連続62回の出場を果たしている。

当初は長距離種目のみならず、トラック・フィールド種目も行っていたが、1983年4月から長距離種目に一本化された。

1990年より延岡市で行われているゴールデンゲームズinのべおかの運営にも深く関わっている(創設当初は主催、現在は協賛)。

実績

要約
視点

部内最高記録

輩出した五輪・世界選手権メダリスト

男子

女子

全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)成績

1988年以降のみ掲載。 走者 は区間賞。

さらに見る 年, 総合順位 ...
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所属選手・スタッフ

中・長距離

  • 鎧坂哲哉(2012年 - )
  • 茂木圭次郎(2014年 - )
  • 市田孝(2015年 - )
  • 市田宏(2015年 - )
  • 大六野秀畝(2015年 - )
  • 村山謙太(2015年 - )
  • 齋藤椋(2017年 - )
  • 【副主将】今井崇人(2020年 - )
  • 【主将】相澤晃(2020年 - )
  • 手嶋杏丞(2022年 - )
  • 鈴木聖人(2022年 - )
  • 藤木宏太(2022年 - )
  • 【副主将】土方英和(2022年 - )
  • 井川龍人(2023年 - )
  • 葛西潤(2023年 - )
  • 加藤大誠(2023年 - )
  • 中西大翔(2023年 - )
  • 山田真生(2023年 - )
  • 長嶋幸宝(2023年 - )
  • 亀田仁一路(2024年 - )
  • 佐藤航希(2024年 - )
  • キプルト・エマニエル・キプロプ(2024年 - )

競歩

※( )内は所属期間

女子

  • 2010年3月末をもって2人いた部員が退部して以降、女子部員は2020年1月現在まで不在の状況が続いている[6]
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過去の主な所属選手

男子

女子

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脚注

参考文献

外部リンク

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