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長居駅
大阪市住吉区にある西日本旅客鉄道・大阪市高速電気軌道の駅 ウィキペディアから
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長居駅(ながいえき)は、大阪府大阪市住吉区長居東四丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) の駅である。JR西日本の駅番号はJR-R24。Osaka Metroの駅番号はM26。
JR西日本の駅は特定都区市内制度における「大阪市内」に属している。
歴史
- 1929年(昭和4年)7月18日:阪和電気鉄道が阪和天王寺駅(現在の天王寺駅) - 和泉府中駅間で開業した際に、臨南寺前駅(りんなんじまええき)として設置[1]。
- 1934年(昭和9年)3月31日:売店新設願届出[2]。
- 1937年(昭和12年)下半期:側線増設[3]。
- 1940年(昭和15年)12月1日:南海鉄道への吸収合併により、同鉄道山手線の駅となる[4]。
- 1944年(昭和19年)5月1日:戦時買収により国有化され、運輸通信省(後の日本国有鉄道)阪和線の駅となる[4]。同時に長居駅へ改称。
- 1960年(昭和35年)7月1日:大阪市営地下鉄1号線(現在のOsaka Metro御堂筋線)の西田辺駅 - 我孫子駅間延伸により、同線の長居駅が開業[5]。
- 1961年(昭和36年)10月1日:国鉄の駅が貨物の取り扱いを廃止[1]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:国鉄の駅が荷物の扱いを廃止[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、国鉄の駅が西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[1][4]。
- 1993年(平成5年)7月1日:阪和線運行管理システム(初代)導入。
- 1998年(平成10年)5月19日:自動改札機を設置し、供用開始[6]。
- 2003年(平成15年)11月1日:JR西日本でICカード「ICOCA」の利用が可能となる[7]。
- 2004年(平成16年)10月16日:上り線が高架ホームに移行[8][9]。
- 2006年(平成18年)
- 2013年(平成25年)9月28日:阪和線運行管理システムを2代目のものに更新。
- 2015年(平成27年)
- 3月8日:JR西日本のみどりの窓口の営業を終了。
- 3月9日:みどりの券売機プラスが稼働。
- 2018年(平成30年)
- 2021年(令和3年)6月26日:御堂筋線のホームで可動式ホーム柵の使用を開始[11]。
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JR西日本
相対式ホーム2面2線を有する高架駅で、分岐器や絶対信号機がない停留所になった。有効長は6両編成分。改札口は1ヵ所のみ。
かつては島式ホーム2面4線をもつ地上駅で有効長は6両編成分、待避停車を行う特急列車も6両編成分までだった。普通電車が快速電車や特急列車の待避を行っていたが、高架化完成後は電車の待避設備は隣の鶴ケ丘駅に移された。また、駅の和歌山寄りに渡り線が設けられていた。かつての地上時代は、駅の南側を長居公園通・駅北側の道路やそのさらに北側はあびこ筋を阪和線が横断する形であり、かつ昭和後期以降の阪和線はダイヤグラムが過密気味であるため、朝夕のラッシュアワーには駅近辺の踏切は「開かずの踏切」となり渋滞の原因ともなっていた。中には時間を焦るあまりに登校・出社する者が遮断機をくぐった結果、列車に撥ねられる事故が過去には幾度も発生した。そうした事故や交通混雑緩和などを解消する意味で地元からの要望も多かったことから高架化工事が実施され、2006年5月の工事完了をもって駅周辺の踏切は消滅した。
堺市駅が管理し、JR西日本交通サービスが駅業務を受託する業務委託駅である。駅業務は高架化完成と同時に委託された。ICカード「ICOCA」を利用することができる(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。
のりば
- 改札口(2011年2月)
- プラットホーム(2016年5月)
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Osaka Metro
相対式ホーム2面2線を有する地下駅である。長居公園および長居陸上競技場(ヤンマースタジアム長居)・長居球技場(ヨドコウ桜スタジアム)などで行われるJリーグ主催試合・FIFA(国際サッカー連盟)主催サッカー国際試合やスポーツ大会ほか各種イベント開催時の混雑に対応するため、ホーム幅が他の駅より広くとられている。改札口は、南北の2ヶ所に設けられている。なおJR西日本阪和線長居駅との乗り換えでは、北側改札の利用が至便である(西側2号出入口から西へ100 m)。男女別便所と多機能トイレは、北改札口側は改札外に・南改札口側は改札内に設けられている。
当駅は天王寺管区駅に所属しており、駅長が配置され、当駅とあびこ駅を管轄している。ICカードPiTaPaを利用することができる。(相互利用可能ICカードはPiTaPaの項を参照)。
のりば
- 6号出入口(大阪市営当時)
- 南改札(2024年12月)
- プラットホーム(2024年12月)
出口
利用状況
要約
視点
JR西日本
2023年(令和5年)度の一日平均乗車人員は4,609人である。各年度の1日の平均乗車人員は以下の通りである。
Osaka Metro
2024年11月12日の1日乗降人員は34,594人(乗車人員:17,478人、降車人員:17,116人)であり、御堂筋線の駅では20駅中15位(他線と合算しない単独駅では第9位)。天王寺駅以南の御堂筋線の駅では隣のあびこ駅とほぼ同数である。
各年度の特定日利用状況は下表の通り。なお1969・1995年度の記録については、それぞれ1970・1996年に行われた調査である(会計年度上、表中に記載の年度となる)。
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駅周辺
→詳細は「長居」を参照
長居公園
公園自体は地下鉄の駅と接しているが広大であるため、長居スタジアム(ヤンマースタジアム長居)など競技施設は鶴ケ丘駅の方が近い。
→詳細は「長居公園 § 園内施設」を参照
学校
社寺
- 神須牟地神社
- 瀧光寺
- 臨南寺
商業施設・金融機関
バス路線
大阪シティバス・大阪市高速電気軌道(BRT)の路線が発着する。
- 地下鉄長居
- JR長居駅前
- BRT1(いまざとライナー):神路公園
- 長居西二丁目
- 4号系統:出戸バスターミナル / 地下鉄住之江公園
- 24号系統:南長居 / 住吉車庫前
隣の駅
- ( ) 内は駅番号を示す。
なお、御堂筋線長居駅と交差する形でOsaka Metro敷津長吉線(9号線)の新駅が設置される計画があるが、2020年現在では未着手である[15]。
脚注
関連項目
外部リンク
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