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長島町浦安
三重県桑名市の地域 ウィキペディアから
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長島町浦安(ながしまちょううらやす)は、三重県桑名市にある大字。
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地理
桑名市東南部の旧長島町域の最南端に位置し、東側を木曽川、西側を揖斐川・長良川、南側を伊勢湾に囲まれた河口部にある。北側は同市長島町松蔭に接している。
ナガシマスパーランドの敷地が浦安の総面積の大部分を占める。
歴史
→「長島輪中」も参照
『富田氏記』によると、江戸幕府領として1823年(文政6年)から4年間かけて開発された「老松輪中」が現在地に関する記録で最も古い。この老松輪中は周辺の新田集落を含んだ輪中地帯で、江戸時代を通じて自然災害による堤防の決壊、村の水没を繰り返した。1860年(万延元年)の大風高波にともなう堤防決壊の際には、地主らは老松輪中全体の復興を諦め、農民の居住地のみの復興を行い、新田は見捨てられた[5]。
明治時代になると木曽三川分流工事(1887年〔明治20年〕 - 1912年〔明治45年〕)により、木曽川河川敷になったが、美濃国の水谷小三郎を筆頭とする4名の出資で松蔭新田として再開発が行われた。以後、農村としての時代が続く[5]。
1963年(昭和38年)8月、現在の浦安地区で天然ガス探査中に源泉温度60℃の温泉が湧出[6]、翌1964年(昭和39年)11月に温浴施設「グランスパー長島温泉」が、1966年(昭和41年)3月に「ナガシマスパーランド」が開業した。1979年(昭和54年)には長島温泉周辺が松蔭地区から独立した大字、浦安となる。
地名の由来
「浦安」の地名は、松蔭地区から分離する際に域内にあった「浦安神社」から取ったものである[7]。ちなみに東京ディズニーリゾート所在地の千葉県浦安市とは地名の由来が異なる。
沿革
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世帯数と人口
2015年(平成27年)10月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
人口の変遷
国勢調査による人口の推移。
1980年(昭和55年) | 91人 | [8] | |
2005年(平成17年) | 168人 | [9] | |
2010年(平成22年) | 242人 | [10] | |
2015年(平成27年) | 229人 | [2] |
世帯数の変遷
国勢調査による世帯数の推移。
1980年(昭和55年) | 90世帯 | [8] | |
2005年(平成17年) | 157世帯 | [9] | |
2010年(平成22年) | 235世帯 | [10] | |
2015年(平成27年) | 226世帯 | [2] |
学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[11]。
交通

- 名古屋長島温泉線(高速路線)
- 桑名長島温泉線(一般路線)
- 53・54・54-1・55・55-1系統 桑名駅前
- 53・54・54-1・55・55-1系統 長島温泉
- 道路
- 三重県道7号水郷公園線 - 浦安が起点の主要地方道
- 浦安のすぐ隣の松蔭地区に伊勢湾岸自動車道湾岸長島IC・PAがある。
施設
- 浦安神社 - 地区名の由来となった神社。新田開発記念に設立された[6]。
- ナガシマリゾート
- 株式会社長島観光開発 - ナガシマリゾートの運営会社
- ナガシマスパーランド
- 三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島
- 長島温泉
- 湯あみの島
- ホテル(ナガシマ、花水木、オリーブ)
その他
日本郵便
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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