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開善寺 (飯田市)
飯田市にある寺院 ウィキペディアから
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開善寺(かいぜんじ)は、長野県飯田市上川路にある臨済宗妙心寺派の寺院。山号は畳秀山。本尊は聖観音菩薩。
歴史
建武2年(1335年)、小笠原貞宗が清拙正澄を開山として中興されたとされる。
応永34年(1427年)には天与清啓の尽力により、室町幕府から十刹に列せられた。
室町時代後半になると寺は衰え、明応8年(1499年)には火災による堂宇の焼失もあった。
しかし天文18年(1549年)、松尾城の小笠原信貴により復興され、現在の妙心寺派に転派した。
慶長6年(1601年)には徳川家康配下の伊那郡代官朝日受永より、朱印地35石を寄進される。
重要文化財の山門を除く、本堂や経蔵などは江戸時代に建立されたもので、このうち梵鐘は戦国時代に持ち去られ、現在は伊那市高遠町(旧高遠町)の桂泉寺にある。
文化財
重要文化財(国指定)

画像
- 開善寺 本堂
- 開善寺 門柱
- 開善寺 薬医門
- 開善寺 山門
- 開善寺 山門近くの石楠花
- 開善寺 鐘楼
- 開善寺 藤棚
参考文献
外部リンク
- 開善寺 - 芳香園
関連項目
- 開善寺 (勝山市) - 江戸時代に小笠原氏が移封先で創設した寺院。
- 光徳寺 (長野県南木曽町) -天正11年(1583年)、開善寺の性天が五間四方の薬師堂を建てて隠居寺としたことに始まるという。
- 十刹
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