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飛騨警察署
岐阜県飛騨市にある警察署 ウィキペディアから
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飛騨警察署(ひだけいさつしょ)は、岐阜県警察が管轄する警察署の一つである。
正式名称は、管轄区域とする飛騨市と同じく、飛「騨」のつくり上部がツではなくロがふたつ(單 = 「単」の旧字体(飛驒))であるが、1983年のJISコード改定(83JIS)以降のJIS漢字に含まれておらず、一部コンピュータ環境では正常に表示できないことから、本記事中では「飛騨警察署」と記載する。
旧古川警察署と旧神岡警察署を統合して設置された警察署であり、建物は旧古川警察署の建物を使用している。
神岡警部交番(旧神岡警察署)には岐阜県警察山岳警備指導センターがあり、かつては岐阜県警察山岳警備隊の前線基地として機能していたが、平成30年度に庁舎が新築された高山警察署にその機能を譲った。現在は”指導センター”の名のとおり、隊員に対する登山・救助技術の教養や、練度向上の訓練拠点として機能している。
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所在地
管轄区域
- 飛騨市
沿革
古川警察署
- 1876年(明治9年)- 第7警察出張所第3屯所が古川町に設置される。
- 1877年(明治10年)- 高山警察署古川分署となる。
- 1886年(明治19年)- 古川警察署となる。
- 1893年(明治26年)- 船津警察署古川分署となる。
- 1926年(大正15年)- 再び古川警察署となる[1]。
- 1948年(昭和23年)- 警察制度改正により国家地方警察南吉城地区警察署と改称。
- 1954年(昭和29年)- 警察制度改正により古川警察署と改称。
- 2005年(平成17年)4月1日 - 古川警察署と神岡警察署を統合、飛騨警察署を設置。また、古川警察署の管轄であった高山市国府町(旧吉城郡国府町)と、神岡警察署の管轄であった高山市上宝町、奥飛騨温泉郷(旧吉城郡上宝村)を高山警察署に移管。
神岡警察署
- 1875年(明治8年)4月 - 筑摩県第13警察署出張所が船津(後の神岡町)に設置される[2]。
- 1876年(明治9年)- 第7警察出張所第7屯所となる。
- 1877年(明治10年)- 高山警察署神岡分署となる[2]。
- 1889年(明治22年)- 古川警察署の管轄となる[2]。
- 1893年(明治26年)- 神岡鉱山の規模を拡大するに至り人口が増加したため、船津警察署として独立する[1][2]。
- 1929年(昭和4年)5月 - 船津町の大火により類焼。同年12月、木造2階建ての庁舎が再建される[2]。
- 1948年(昭和23年)- 警察制度改正により国家地方警察船津警察署と改称。同時に船津町警察署(新設の自治警察署で、大門町円城寺山門前に設置)新設(1951年廃止)[2]。
- 1954年(昭和29年)7月 - 警察制度改正により岐阜県神岡警察署と改称[2]。
- 1962年(昭和37年)12月 - 鉄筋コンクリート2階建ての庁舎を建設[3][2]。
- 1996年(平成8年)10月23日 - 国道471号沿いに[4]鉄骨3階建てで鉄骨平屋建ての山岳遭難待機所を備えた新庁舎の竣工式[5](業務開始は同年9月16日である[6])。敷地面積4,188m2[6]、延床面積は約1,370m2[5]。新庁舎は穂高連峰をイメージした屋根や外壁を使用し、東側側面には北アルプスの山並みや雷鳥、神岡町の花『たんぽぽ』をあしらったレリーフが取り付けられた。他、自動ドアや車椅子用のスロープを設置し、山岳警備の要としてのヘリコプター場外発着場[6](47台収容の駐車場と兼用[5])、人工登攀壁、山岳遭難待機所が設置された[6]。
- 2005年(平成17年)- 古川警察署との統合により、飛騨警察署神岡警部交番となる。
飛騨警察署
組織
※順不同
警部交番
2020年時点[7]。
- 神岡警部交番(飛騨市神岡町殿1075番地3)
交番
- 署所在地交番(飛騨市古川町朝開町1401番地、飛騨警察署内)
警察官駐在所
脚注
外部リンク
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