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飛騨高山テレ・エフエム
岐阜県高山市のコミュニティFM放送局 ウィキペディアから
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株式会社飛騨高山テレ・エフエム(ひだたかやまテレ・エフエム)は、岐阜県高山市の一部地域を放送区域として超短波放送(FM放送)を行っている特定地上基幹放送事業者である。

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概要
1997年(平成9年)に開局した岐阜県初[2]、東海地方では愛知県のエフエム豊橋に次ぐ2番目のコミュニティ放送局である[6]。愛称の「Hits」とは「Hida Takayama Station of FM」を略したもの。
前身は飛騨高山テレトピア株式会社である[7]。これは1985年(昭和60年)、郵政省(当時)が推進した地域情報化政策により高山市が県内初のテレトピア地域指定を受けたため、1986年(昭和61年)に第三セクターとして設立されたものである[6]。飛騨高山観光産業振興システム(キャプテンシステムを利用したニューメディア事業)を推進し、これにより市街地にビデオテックス端末などを設置、運営を行った。土産品情報や、ホテルおよび旅館の空室情報などがリアルタイムに配信されることはインターネットのない当時としては画期的であり、市外からのアクセスも多くこれは一定の成果を得たとされる[8]。
ほとんどの時間は自社制作番組で構成され、住民だけでなく観光客もターゲットとした内容となっている[要出典](深夜の一部番組はほかのコミュニティ放送局および制作団体の番組を放送。放送開始時は100%自社制作番組だった[9])。
もともと高山市は山間部であるため、受信可能なFM放送局が少なく(2001年(平成13年)の岐阜エフエム放送(現・エフエム岐阜)開局前まではNHK-FMしかなかった[10][9])、開局により瞬時に市民に浸透、地域密着性と娯楽性の両立に成功している[要出典]。
特に開局後すぐに開始した番組『私のオールディーズ』は、鬼ころしの蔵元である老田酒造店、老田正夫のDJおよび構成によっていた[2][11]。老田本人の申し出により、2007年(平成19年)3月末をもって終了、最後はベニー・グッドマンの「グッドバイ」を選曲した[11]。
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沿革
- 1986年(昭和61年) - 第三セクターとして株式会社飛騨高山テレトピアを設立。キャプテンシステムなどを活用して、飛騨高山の情報を発信[12]。
- 1992年(平成4年)1月 - コミュニティFMが制度化されると、飛騨高山テレトピアが早速開局の意思を示し、準備する。
- 1995年(平成7年)10月 - 味フェスタぎふ、秋の高山祭でイベントFM「Hits FM 76.5」を運用し、ヘリコプターを活用した渋滞情報やイベント情報などを8日間にわたり放送。スタジオは昭和町の当時の仮庁舎(和井田製作所跡地)を使用。翌年夏から秋にかけても、同名のイベントFMを実施した。
- 1997年(平成9年)
- 3月 - 前述のイベントFMの好評を受け、テレトピアの事業を承継し、コミュニティFMを事業化するため、株式会社飛騨高山テレ・エフエムに社名変更[13]。
- 7月 - 県内初のコミュニティFM局かつ民放FM局として本放送を開始。愛称はイベントFM時代と同じ「Hits FM」。
- 2006年(平成18年)
- 2009年4月(平成21年)- 2005年の合併で市域が拡がったため、6つの中継局を設置。市内全世帯の84.2%をカバーする。
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放送エリアなど
サービスエリアは、高山市および飛騨市の一部、エリア内人口は約10万人、世帯数は約2万3千世帯[15]。放送は平日・休日とも6時から24時までとなっている。
2005年(平成17年)の市町村合併により、高山市の面積が非常に広大となり市内の大半をカバーできない問題が発生したが、6中継局の放送局(現・特定地上基幹放送局)の予備免許を取得、2009年(平成21年)1月下旬に試験放送開始、2009年4月1日に本放送を開始した。これにより、放送区域が拡大し高山市全世帯の84.2%がカバーされたことにより、ほぼ解消した[要出典]。
この放送区域拡大エリア(高山市西部)は、民放のエフエム岐阜はおろかNHK-FMの送信所も設置されていないため、聴取できるラジオ局が当局のみとなる地域も多い。なお、2016年(平成28年)8月1日よりJCBAインターネットサイマルラジオでの配信を開始しており[4]、直接受信ができない地域でもスマートフォンやパソコンで聴取することが可能となった[4]。
送信所
タイムテーブル
要約
視点
現在の番組の詳細は、公式サイトのタイムテーブルなどを参照。太字は生放送
- 平日
- 休日
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防災ラジオ
高山市は、2009年4月(平成21年度)から高山防災ラジオを有償頒布している[16]。ヒッツエフエム以外のNHK・民放のFM放送・AM放送も計5局受信できる。
脚注
関連項目
外部リンク
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