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飯詰駅
秋田県仙北郡美郷町上深井にある東日本旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
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飯詰駅(いいづめえき)は、秋田県仙北郡美郷町上深井字谷地中(やちなか)[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)奥羽本線の駅である。
横手盆地のほぼ中央に所在し、羽州街道の重要な宿駅であった仙北郡六郷町と雄物川・横手川舟運で栄えた角間川町のほぼ中間に位置する[3]。
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歴史
駅構造
島式ホーム1面2線を持つ地上駅である。駅舎とホームの間は跨線橋で連絡しており、木造駅舎を有する。以前は貨物の取り扱いもしていたため、駅舎とは反対側(田んぼ側)にも2本の側線が敷かれていたが、貨物の取り扱い終了に伴い撤去されている。現在も旧貨物ホームと側線1本が残されており、まれに保線車などが停まっている。
横手駅管理の簡易委託駅(改札業務実施)で、駅舎には出札窓口が設置されている。
のりば
- 出札窓口(2024年6月)
- ホーム(2024年5月)
利用状況
JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は142人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
駅周辺
湿地帯の中に開設したことで、駅舎造成のため盛土したといわれる[3]。また、駅周辺は1・2軒しか家のない寒村であった。しかし、開業後は商家、住宅、旅館、各種事業所などが立ち並び、街村を形成した[3]。県南部有数の穀倉地帯を後背地としており、米穀倉庫が立ち並び、鉄道貨車に米穀・貨物の積下ろしなどを行う運送業が盛んとなった[3]。荷馬車やトラックも使用され、物資集散地として栄えた[3]。旅客輸送の面では、急行列車が停車し[6]、戦後しばらくの間は仙北郡内で大曲駅に次ぐ乗降客数で賑わい、一時期は六郷行きや角間川行きの乗合バスも定期運行されていた[3]。しかし、モータリゼーションの進行に伴い、鉄道駅の地域における重要性は急速に低下した。
- 飯詰駅前郵便局
- 秋田県道263号熊堂六郷線
隣の駅
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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