野跡

野跡（のせき）は、愛知県名古屋市港区の地名。現行行政地名は野跡一丁目から野跡五丁目^{[WEB 5]}。住居表示実施^{[WEB 5]}。

野跡
町丁
野跡駅 駅舎
野跡 野跡の位置 愛知県の地図を表示 野跡 野跡 (名古屋市) 名古屋市の地図を表示
北緯35度4分40.49秒 東経136度51分11.72秒
国	日本
都道府県	愛知県
市町村	名古屋市
区	港区
町名制定[1]	1985年（昭和60年）7月15日
面積 [WEB 1]
• 合計	0.7523696 km2
人口 （2019年（平成31年）3月1日現在）[WEB 2]
• 合計	3,349人
• 密度	4,500人/km2
等時帯	UTC+9 (日本標準時)
郵便番号	455-0845[WEB 3]
市外局番	052（名古屋MA）[WEB 4]
ナンバープレート	名古屋

名古屋市当局が設定した地名としては「のせき」が正式な読みであるが、一部に「のぜき」と濁って発音する読みも行われている^[2]。

地理

名古屋市港区南部に位置する^[3]。東は稲永三丁目・潮凪町、南は汐止町、北は稲永五丁目に接する^[3]。

歴史

一丁目および五丁目は文政9年（1826年）大喜下総守が開発した「永徳新田」に相当し、それ以外の大部分は「鴨浦」と称された大正期以降の埋立地である^[2]。

町名の由来

稲永新田の小字名「野跡」による^[2]。なお、惟信町にも同名の小字が存在する。

行政区画の変遷

• 1913年（大正4年）12月1日 - 稲永新田地先公有水面埋立地が名古屋市に編入され、「鴨浦」と命名される^[4]。
• 1985年（昭和60年）7月15日 - 港区稲永新田の一部により同区野跡一丁目および野跡五丁目、鴨浦の全域および稲永新田・汐止町の各一部により野跡二丁目および野跡四丁目、稲永新田および汐止町の各一部により野跡三丁目がそれぞれ成立する^[1]。

世帯数と人口

2019年（平成31年）3月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである^{[WEB 2]}。

丁目	世帯数	人口
野跡一丁目	222世帯	420人
野跡二丁目	221世帯	530人
野跡三丁目	287世帯	573人
野跡四丁目	567世帯	1,132人
野跡五丁目	375世帯	694人
計	1,672世帯	3,349人

人口の変遷

国勢調査による人口の推移

1995年（平成7年）	3,219人	[WEB 6]
2000年（平成12年）	3,314人	[WEB 7]
2005年（平成17年）	3,693人	[WEB 8]
2010年（平成22年）	3,524人	[WEB 9]
2015年（平成27年）	3,469人	[WEB 10]

学区

市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる^{[WEB 11]}。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる^{[WEB 12]}。

丁目	番・番地等	小学校	中学校	高等学校
野跡一丁目	全域	名古屋市立野跡小学校	名古屋市立港南中学校	尾張学区
野跡二丁目	全域
野跡三丁目	全域
野跡四丁目	全域
野跡五丁目	全域

交通

• 名古屋臨海高速鉄道

  ■西名古屋港線（あおなみ線） 野跡駅

施設

• 愛知機械工業永徳工場^[3]
• 日産自動車車両部愛知分室^[3]
• 名古屋市営汐止荘^[3]
• 名古屋市営新汐止荘^[3]
• 名古屋市営南稲永荘^[3]
• 名古屋市営稲永荘^[3]
• 名古屋市立野跡小学校^[5]
• 港西保育園^[5]
• 農林水産省動物検疫所名古屋支所^[5]
• 汐止公園^[5]
• 稲永公園^[2]
• 名古屋市野鳥観察館^[2]

その他

日本郵便

• 郵便番号 : 455-0845^{[WEB 3]}（集配局：名古屋港郵便局^{[WEB 13]}）。