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鹿沼市民バス
栃木県鹿沼市が運行しているコミュニティバス、廃止代替バス ウィキペディアから
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鹿沼市民バス(かぬましみんバス)は、栃木県鹿沼市が運行するコミュニティバス(廃止代替バス)である。愛称は「リーバス」で、「leaf town of bus」に由来する。地元のバス会社・タクシー会社に運行を委託している。
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宇都宮営業所在籍車
「みやバス」からの転用車
鹿沼市内各地を結んで運行され、粟野地区(旧粟野町民バス)を含め山間部を結ぶ区間や、かつて関東自動車の一般路線バスが運行されていた市南東部の郊外地区を結ぶ路線が多い。一部路線は日光市小来川地区を経由する。
概要
リーバスの運行は、1998年に関東自動車が運行していた上久我線が廃止されたことによる代替運行が始まりである。当初の運賃は全線300円均一であった。その後、2000年に廃止代替バスとして関東自動車に運行委託していた3路線をリーバス化、この時に現在の運賃制度となる区間制を導入し、上久我線にも適用した[1]。
2006年、粟野町との合併を機に、粟野町が運行していた自治体バス「粟野町営バス」の路線を引き継ぎ、市民バス「リーバス」へ編入した。同時に、旧粟野町営バス路線の運賃も他のリーバス路線と同様の区間運賃制とした。
幾度の路線再編を経て、デマンド方式の「予約バス」に再移行した地域もある。リーバスが運行されている市北西部の菊沢・板荷方面、南部の南押原方面、粟野地区山間部にも日中は「予約バス」が運行されており、これらの地域ではリーバスの運行は主に朝夕のみとなっている。
沿革
- 1998年(平成10年)10月1日 - 上久我線運行開始。
- 2000年(平成12年)5月1日 - 小来川森崎線、南摩線、免許センター線運行開始(廃止代替バスをリーバス化)。区間制運賃を導入、上久我線にも適用。
- 2001年(平成13年) - みなみ町経由線、南押原線運行開始。
- 2002年(平成14年)6月1日 - 市内巡回線運行開始、関東自動車の古峰原線をリーバス化、運賃改定実施。
- 2006年(平成18年)
- 2010年(平成22年)
- 2011年(平成23年)
- 5月1日 - まちの駅「新・鹿沼宿」へ営業時間内(9時から19時)乗り入れ開始、予約バス完全移行化に伴い東武金崎駅線を廃止。
- 2011年(平成23年)11月1日 - 市内巡回線をまちなか線に再編、予約バス化に伴い松原団地線を廃止。
- 2013年(平成25年)4月1日 - 予約バス定時便化に伴い永野与洲平線を廃止。
- 2020年(令和2年)10月1日 - まちなか線を再編し、片周り循環の「お買い物バス」に、運転免許センター線と南押原線が運行区間の一部変更および増便。
- 2021年(令和3年)10月1日 - 口粟野線と山の神上粕尾線の下り最終便の時刻繰り下げ、運転免許センター線全便を「新・鹿沼宿」発着に変更、同線の運行会社を平和タクシーから関東自動車鹿沼営業所に変更[2]。
- 2023年(令和5年)4月1日 - ダイヤ改正実施。運転免許センター線、TKCいちごアリーナへの乗り入れ廃止。
- 2024年(令和6年)4月1日 - ダイヤ改正実施。南摩線を新たにスノーピーク鹿沼に乗り入れ開始。なんま保育園入口方面の区間を廃止し、室瀬回転場折返し(一部スノーピーク鹿沼折返し)に変更。
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運賃・乗車券類
市が各運行会社に補助金を出して委託し、一般路線バスに比べて低廉な運賃としている。
まちなか線は全線100円均一である。その他のほとんどの路線では区間制運賃を採用しており、1区間は100円、2区間は200円、3区間は300円と上昇し、最高運賃は5区間乗車の500円。距離制運賃制の古峰原線は、約7.5kmを1区間とし、1区間100円の運賃から距離に応じて100円ずつ加算、最高運賃額は400円である。
古峰原線は運賃支払いに際して現金の他、共通バスカードも使用できるが、他路線は現金もしくはリーバス専用回数券での支払いとなる。
現行路線
要約
視点
太文字停留所は、区間便の始発終着の設定がなされている停留所。
上久我線
小来川森崎線
運転免許センター線
南摩線
南押原線
公設市場線
鹿沼南高校線
お買い物バス
古峰原線
上粕尾山の神線
入粟野上五月線
口粟野線
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過去の路線
要約
視点
過去に運行していた路線は以下のとおり。
永野与洲平線
旧粟野町民バス路線。2013年(平成25年)4月1日、予約バス定時便化に伴い廃止。
- 永野与州平 → 大畑 → 永野郵便局前 → 宮の上 → 星野御嶽山入口 → 宮の上 → 大越路 → 岩鼻 → 口粟野車庫 → 旧粟野町役場前
- 永野与州平 - 大畑 - 永野郵便局 - 宮の上 - 星野御嶽山入口
- 関東自動車が運行受託。
市内巡回線(左廻り)
2011年(平成23年)11月1日、運行形態の大幅見直しを実施。新たにまちなか線へ継承。
- JR鹿沼駅 → 仁神堂町 → 御成橋南 → 朝日町 → 図書館・川上澄生美術館 → 文化活動美術館 → 天神町 → 坂田山北 → 文化センター → 市役所 → 上都賀病院前 → 東武新鹿沼駅入口 → 鹿沼消防署 → 図書館東分館 → 幸町1丁目 → JR鹿沼駅
- 関東自動車が運行受託。
市内巡回線(右廻り)
2011年(平成23年)11月1日、運行形態の大幅見直しを実施。新たにまちなか線へ継承。
- JR鹿沼駅 → 幸町1丁目 → 図書館東分館 → 鹿沼消防署 → 東武新鹿沼駅入口 → 上都賀病院前 → 市役所 → 文化センター → 坂田山北 → 天神町 → 図書館・川上澄生美術館 → 文化活動交流館 → 朝日町 → 御成橋南 → 仁神堂町 → JR鹿沼駅
- 関東自動車が運行受託。
松原団地線
- 松原団地 - 白桑田 - 千渡 - 仁神堂町北 - JR鹿沼駅 - 朝日町 - 図書館・川上澄生美術館 - 天神町 - 上都賀病院前 - 鳥居跡町 - 東武新鹿沼駅入口 - 鹿沼営業所
- 関東自動車が運行受託。
東武金崎駅線
南押原線
2010年(平成22年)11月1日、運行区間を変更。南押原地区と北押原地区の一部をオンデマンド路線化、新たに南押原線へ継承。
富岡武子線
みなみ町経由線
2010年(平成22年)11月1日、運行区間を変更。北押原地区(奈佐原町、樅山町の一部(大門宿より南部)、上奈良部町、下奈良部町、日光奈良部町)の一部をデマンド路線化、公設市場線へ継承。
- 文化活動交流館 → 図書館・川上澄生美術館 → 福田屋前 → 鳥居跡町 → 東武新鹿沼駅 → 上都賀病院前 → 上野原東 → ヨークベニマル前 → 西茂呂交差点 → 花木センター → 公設市場 → 鹿沼農業高校 → 下奈良部町 → 藤江 → 藤江コミュニティセンター → 池の森中央 → 桜塚 → 南上野町南 → 下奈良部町 → 藤江コミュニティーセンター → 下奈良部町 → 鹿沼農業高校 → 公設市場 → 花木センター → 西茂呂交差点 → ヨークベニマル前 → 上野原東 → 上都賀病院前 → 東武新鹿沼駅 → 鳥居跡町 → 福田屋前 → 図書館・川上澄生美術館 → 文化活動交流館[注釈 14]
- 南上野町南 → 下奈良部町 → 鹿沼農業高校 → 公設市場 → 花木センター → 西茂呂交差点 → ヨークベニマル前 → 上野原東 → 上都賀病院前 → 東武新鹿沼駅 → 鳥居跡町 → 福田屋前 → 図書館・川上澄生美術館 → 文化活動交流館[注釈 15]
- 文化活動交流館 → 図書館・川上澄生美術館 → 福田屋前 → 鳥居跡町 → 東武新鹿沼駅 → 上都賀病院前 → 上野原東 → ヨークベニマル前 → 西茂呂交差点 → 花木センター → 公設市場 → 鹿沼農業高校 → 下奈良部町 → 藤江 → 藤江コミュニティセンター → 池の森中央 → 桜塚 → 南上野町南[注釈 16]
- いずれも関東自動車が運行受託。
みなみ町経由線(鹿農高線)
2010年(平成22年)11月1日、運行区間を変更。北押原地区(奈佐原町、樅山町の一部(大門宿より南部)、上奈良部町、下奈良部町、日光奈良部町)の一部をオンデマンド路線化、鹿沼南高校線へ継承。
与洲平・星野御嶽山入口線
まちなか線
2020年10月1日、「お買い物バス」へ再編。
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運行区間変更
南押原線
2020年10月1日改正で、大門宿から朝日町の区間変更。
運転免許センター線
2020年10月1日改正で、運行区間変更。
南摩線
2024年3月をもって、なんま保育園入口方面の運転を取りやめ、室瀬転回場折り返し運転となった。運動公園前折返し便は、新たに設置されたスノーピーク鹿沼バス停まで延長。
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車両
![]() | この節の加筆が望まれています。 |
車両は、関東自動車が受託する路線では「リーバス」専用塗装の日野・リエッセなどが使用されている[3]。
2019年(平成元年)より、小型ノンステップバスの日野・ポンチョ(2ドアロングボディ)が新型車両として導入された。車体デザインも刷新され、白地にカラフルないちご柄が散りばめられ、鹿沼市の特産物であることを表すため「いちご市」の文字が記されている。これは関東自動車が保有する車両で、南押原線で運行を開始した[4]。
脚注
関連項目
外部リンク
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