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2006年のパシフィック・リーグプレーオフ
2006年のパリーグプレーオフ ウィキペディアから
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2006年のパシフィック・リーグプレーオフは、2006年(平成18年)10月にプロ野球パシフィック・リーグレギュラーシーズンの上位3球団で行われたプレーオフである。
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概要
第1ステージでは、レギュラーシーズン2位の球団と、同じく3位の球団が対戦する。第2ステージでは、その勝者と1位の球団とが対戦する。第2ステージで3勝先取した球団をパシフィック・リーグ優勝チームとするという点は2004年、2005年と同じである。
だが、本年の第2ステージは過去2年とは異なり、1位球団にはゲーム差の数値に関係なく予め1勝分のアドバンテージが与えられた事で最大4試合となった。
また、本拠地開催権は、第1戦・第2戦では1位球団に与えられ、第3戦・第4戦が行われる場合は、第1ステージ勝者球団にそれぞれ与えられる事に改められた。
これは、前2年間のレギュラーシーズンを1位で通過しながらいずれも第2ステージで敗れ、優勝を逃した福岡ソフトバンクホークス(2004年は福岡ダイエーホークス)の提案によるものである。
本年の出場球団は、シーズン1位の北海道日本ハムファイターズ、2位の西武ライオンズ、3位の福岡ソフトバンクホークスである。この年の出場3チームのペナントレースの順位争いはシーズン終盤までもつれ込んだ事もあり、1位の日本ハムと、2位の西武の差は1.0、同じく3位のソフトバンクとのゲーム差も4.5と僅差であった。そのため、今回のアドバンテージによるルール変更の影響が生じた形となった。
なお、3位のソフトバンクは王貞治監督が胃癌手術による休養のため、森脇浩司が監督代行を務めた。
第2ステージで用いられた4戦3勝制(アドバンテージ有り)は、翌年以降は廃止されたが[1]、2020年のクライマックスシリーズで短期開催の観点から復活した[2]。
トーナメント表
1stステージ(準決勝) | 2ndステージ(決勝) | |||||
(4戦3勝制) 札幌ドーム (福岡ヤフードーム) | ||||||
日本ハム | ☆○○ | |||||
(3戦2勝制) インボイスD |
||||||
ソフトバンク | ★●● | |||||
西武 | ○●● | |||||
ソフトバンク | ●○○ | |||||
- 2ndステージは日本ハムに対するアドバンテージ1(☆)含む
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戦評と結果
要約
視点
第1ステージ
第1戦
10月7日(土)インボイスSEIBUドーム 開始13:01(試合時間:2時間51分)観衆29,187人
ソフトバンク | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | × | 1 |
(西武1勝)
第2戦
10月8日(日)インボイスSEIBUドーム 開始13:00(試合時間:3時間38分)観衆31,338人
ソフトバンク | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 1 | 0 | 1 | 5 | 11 |
西武 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
(西武1勝1敗)
第3戦
10月9日(月・祝)インボイスSEIBUドーム 開始13:00(試合時間:3時間34分) 観衆27,344人
ソフトバンク | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 1 | 6 |
西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
(西武1勝2敗)
第2ステージ
第1戦
10月11日(水)札幌ドーム 開始18:00(試合時間:3時間27分)観衆42,380人
ソフトバンク | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
日本ハム | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | × | 3 |
(日本ハム2勝 ※アドバンテージ1勝を含む)
第2戦
10月12日(木)札幌ドーム 開始18:01(試合時間:2時間51分)観衆42,380人
ソフトバンク | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
日本ハム | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1× | 1 |
(日本ハム3勝 ※アドバンテージ1勝を含む)
八木と斉藤の熾烈な投手戦が展開された。9回裏、森本の四球から犠打と敬遠で1死1・2塁とサヨナラのチャンスを作った。セギノールは三振に倒れたが、続く稲葉が二塁への打球を放つと、仲澤が好捕するもセーフとなり、この間に森本が本塁を陥れて日本ハムがサヨナラ勝ちとなった。完投の末敗れた斉藤和巳がマウンド上で崩れ落ちる写真は、この戦いを象徴するものとして語り継がれている。
- (ソ)●斉藤和(1敗)-的場
- (日)○八木(1勝)-鶴岡
- 【審判】丹波(球)林 山本 柿木園(塁)秋村 柳田(外)
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テレビ・ラジオ放送
要約
視点
テレビ中継
第1ステージ
- 第1戦:10月7日
- 地上波
- BS-CS
- 第2戦:10月8日
- 地上波
- BS-CS
- BS朝日(テレビ朝日同時放送)
- 実況:中山貴雄(EX) 解説:東尾修(EX)、栗山英樹(EX)、大塚光二(EX)、小宮山悟
- 放送時間:12:55~15:55
- J SPORTS Plus
- 第3戦:10月9日
- 地上波
- 実況:中山貴雄(EX) 解説:東尾修(EX)、栗山英樹(EX)、大塚光二(EX)、小宮山悟
- 放送時間:14:00~16:30
- 九州朝日放送
BS-CS
- BS朝日(テレビ朝日同時放送)
- 実況:中山貴雄(EX) 解説:東尾修(EX)、栗山英樹(EX)、大塚光二(EX)、小宮山悟
- 放送時間:15:00~16:00
- J SPORTS Plus
第2ステージ
- 第1戦:10月11日
- 地上波
- BS-CS
- NHK-BS1
- 第2戦:10月12日
- 地上波
- テレビ東京系列の一部放送局では、系列局があるにもかかわらず中継局がなく、放送が見られなかった住民からの苦情が殺到した。特に日本ハムの地元・北海道からは、全く入らない道東からの苦情が相次いだ。
- BS-CS
- NHK-BS1
- 実況:小野塚康之 解説:梨田昌孝
- 放送時間:18:05~21:30
- GAORA
- 実況:城野昭 解説:光山英和
- 放送時間:17:57~22:00
なお、第3戦と第4戦はテレビ朝日系列で放送する予定だった。
ラジオ中継
第1ステージ
- 第1戦(10月7日)
- 第2戦(10月8日)
- 文化放送≪関東広域圏ローカル≫
- ニッポン放送≪関東広域圏ローカル≫
- RKBラジオ≪HBCとの2局ネット≫
- 実況:茅野正昌、解説:稲尾和久、リポーター:田中友英
- KBCラジオ≪福岡地区ローカル≫
- 実況:沖繁義、解説:西村龍次、リポーター:小林徹夫
- NHKラジオ第1≪九州地区のみ≫
- 第3戦(10月9日)
第2ステージ
- 第1戦(10月11日)
- HBCラジオ≪北海道ローカル≫
- STVラジオ≪北海道ローカル≫
- RKBラジオ≪福岡地区ローカル≫
- 実況:櫻井浩二、解説:稲尾和久、リポーター:茅野正昌
- KBCラジオ≪福岡地区ローカル≫
- 実況:沖繁義、解説:藤原満、リポーター:小林徹夫
- TBSラジオ≪関東広域圏ローカル≫
- 文化放送≪関東広域圏ローカル≫
- ニッポン放送≪関東広域圏ローカル≫
- NHKラジオ第1≪北海道地区≫
- 実況:上野速人、解説:大島康徳、リポーター:高瀬登志彦
- NHKラジオ第1≪九州地区≫
- 第2戦(10月12日)
- HBCラジオ≪北海道ローカル≫
- 実況:川畑恒一、解説:岩本勉、リポーター:山内要一
- STVラジオ≪北海道ローカル≫
- 実況:永井公彦、解説:広瀬哲朗、リポーター:宮永真幸
- RKBラジオ≪福岡地区ローカル≫
- 実況:茅野正昌、解説:加藤伸一、リポーター:櫻井浩二
- KBCラジオ≪福岡地区ローカル≫
- 実況:小林徹夫、解説:西村龍次、リポーター:沖繁義
- TBSラジオ≪関東広域圏ローカル≫
- 実況:松下賢次、解説:盛田幸妃、リポーター:新夕悦男、初田啓介
- 文化放送≪関東広域圏ローカル≫
- 実況:斉藤一美、解説:東尾修、リポーター:長谷川太
- ニッポン放送≪関東広域圏ローカル≫
- 実況:山田透、解説:田尾安志、リポーター:山内宏明
- NHKラジオ第1≪全国放送≫
- 実況:田中崇裕、解説:武田一浩、リポーター:高瀬登志彦、冨坂和男
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脚注
関連項目
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