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2009年のイタリアグランプリ (ロードレース)
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2009年のイタリアグランプリ は、ロードレース世界選手権の2009年シーズン第5戦として、5月29日から31日までイタリアのムジェロ・サーキットで開催された。
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概要
MotoGPクラスでは、金曜日のフリープラクティス1回目のセッションで、ダニ・ペドロサが最高速349.3km/hを出し、990cc時代の2006年に玉田誠が記録した343.7km/hを上回り、グランプリマシン史上最高速を記録した。またこのセッションではバレンティーノ・ロッシとミカ・カリオも玉田の記録を上回っている[1]。
125ccクラスの決勝では、ポールポジションからスタートしたブラッドリー・スミスが本シーズン2勝目を挙げた[2]。
250ccクラス決勝前のサイティングラップから雨が降り始め、前戦に続いてウェットレースとなった。レース序盤はマルコ・シモンチェリがリードを築いていたが、9周目には追い上げてきたアルバロ・バウティスタがトップに立った。ところが11周目にはシモンチェリが後方からバウティスタに接触、両者はコースアウトを喫した。その隙に3番手に付けていたマティア・パシーニがトップに立ち、その後のシモンチェリの追撃も抑えて本シーズン初優勝を果たした[3]。なお、後日シモンチェリにはバウティスタとの接触に関して罰金と警告が与えられた[4]。
MotoGPクラス決勝もウェットレースが宣言され、徐々に乾いていく路面状況となって、2戦連続でレース中のマシン乗り換えが見られることとなった。ポールポジションを獲得したホルヘ・ロレンソはサイティングラップ中に転倒してしまい、破損したマシンに乗って泥だらけのツナギでピットに戻り、予備マシンに乗り換えてレースに臨むことになった。
レースを制したのは、10周目にスリックタイヤのマシンに乗り換えてから速さを見せたケーシー・ストーナーだった。この勝利はドゥカティにとって地元グランプリ初優勝となった[5]。続いて2位には、レース中に上述の破損を修復したマシンに乗り換えたロレンソが入った。そして3位に地元ロッシが入った。
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MotoGPクラス決勝結果
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250ccクラス決勝結果
125ccクラス決勝結果
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脚注
参考文献
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